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始まり

僕はまず雷電君に会いに行き事情を説明しておいた。次は日向、小百合さんには教えておいた。


雷電君は怒って僕も行くよというのをなだめ、日向は日向も行くーと抱き着かれ、小百合さんは優しく抱きしめて撫でてくれた。


まあみんないい人だからな。


「やっとこれで出ていく準備は整ったかな」


僕は軽く伸びをする。


「お疲れ様ですユウタさん」


そう声をかけてきたのはここの副団長のシャルさん。本当に言葉が和らいだなと思う。


「シャルさんこそお疲れ様です」


シャルさんにそう言ったところ何だかさっきからもじもじしてらっしゃる。


「どうかしましたか」


「いや・・・あの・・かっこいいですね」


「ありがとうございます。シャルさんこそ今日もかわいいですね」


そういうと顔を赤くして照れている。


「そういう恥ずかしい事をそんな真正面で言わないでください!」


「そうでしょうか正直な気持ちを言っただけなんですが」


「かわいい顔して中々腹黒いです」


どのあたりがとも思うがまあいいか。


「本当にどうしたんですかシャルさん調子が悪い様なら早く寝た方がいいんじゃないですか」


シャルさんは深呼吸をした。


「いや大丈夫だ」


あっいつもの口調に戻った。


「それよりもそうやってその剣を持ち歩くつもりなのか」


僕の右手に持っている刀を指さして言う。


「いや腰に差しておきたいんですけど長くて地面に当たるんですよね」


そう僕の身長だと腰に刺しただけで地面にカタンカタン当たってうっとうしいのである。


「ちょっと貸してくれないか」


そう言われ素直に僕は渡す。シャルさんは手技はよく刀に何かを付けた。


「これで持ち運べるな」


どうやら背中に担げるようにしてくれたらしい。


「わあ~ありがとうございます。でもよくわかりましたね」


「たまたま見かけてそれでだ」


まあ腰に差しても抑えながら行けばいいんだけどね。


「後これをやる」


そう言ってくれたのはペンダントである。


「何か持ってるといいことあるんですか」


「ああ私が君に忠誠を誓ったという意味とまあ御守りだな」


「そうですか。ありがたくもらっておきます」


本当に好かれたなと思うよ。


「忠誠を誓ったんなら僕に付いてきてくれるんですか」


「それは・・・」


ちょっと困った顔になる。


「ああ私もここをやめて君についていく」


僕に片膝をついて僕に顔を向ける。忠誠の誓いだな。


「今すぐは流石に無理だろうからここでの用が終わったら僕の後を追ってきてよ」


「はい、私はあなたに一生ついていきます」


僕は片膝ついて彼女のおでこにキスをしておく。


「この続きは君が僕に追いついたらしようね」


そう言って僕はここから離れる。


それにしてもいつの間にあんなに惚れられたんだろ、まああっちの世界でも愛くるしいキャラとして好かれたり年上は受けは良かったからそれかな。








僕は自分の部屋に戻って来た。


「雫にエミナルたっだいまー」


帰ってきたらエレンがいて荷物をまとめている感じである。


「おかえりなさいませご主人様準備の方はできました」


ありがとうと言いながら撫でてあげる。猫耳がピクピクして可愛い。


「エミナルと雫はどうしたの」


「先に行って待ってもらいました皆様がいる中で目立たづ入れるのは難しいと思いましたので」


「そっか気が利くねありがとう」


じゃあ僕が行くだけかな。


「あの服の山はどうしますか一応分けて入れておきましたけど」


うん確かに袋が多いのはそういう事ね。


「二つぐらいでいいやいっぱいあってもうっとうしいし」


「はい、わかりましたなら運ばしてもらいますね」


エレンが運び出そうとしたところで僕は呼び止めた。


「えっとごめんけどエレンちょっとお使いを頼まれてくれないかなこっちは僕がやっておくから」


「はい構いませんが」


そういってお姫様に僕のあっちの世界のシャツとズボンを置いといてもらうように頼んだ。


静かにお辞儀をして出ていった。


「さて持っていくのはこれとこれでいいかな」


適当に二つだけ袋を持って馬車があるところに向かって行く。









どうやら僕がここに来るのが最後らしい。


「おっせえぞ悠蛇」


「ひょろ君は黙ってて」


僕はいつものようにバッサリ切る。


「団長さんこれで全員揃いました」


シノブも淡々と話しを進めていく。


「そうかならあとはお前たちの自由にするがいいだがいいのかお前ら別の方向に行くんだろ」


「ええ一つ一つなんて時間がかかるんでスパッといきます」


「そうかまあ行く方角はどんな感じか知らねえがお前らのお付きに王都に入るためのパスは渡してあるからそれで入ればいい」


「お金の方もでしょうか」


「ああ少しだが渡している」


何から何までありがたいことだ。脱出なんてしたらこんな刀も何もなかっただろうしな。


「じゃあシノブは西に柳二は東にひょろ君は南でオッケー」


「ちょっと待てよ何で俺が真反対なんだよめんどいだろうが」


「いやいやでもそっちは獣人の区域らしいよやったじゃん」


「確かにそれもそうか」


単純馬鹿が。


「後これみんなにあげる」


そういって袋に入った飴を三人に渡していく。


「魔力付きのだから大事に使いなよ」


じゃあここらで行きますか。


「じゃあな俺はお付きのメイドさんとイチャイチャしながら旅するから」


ひょろ君のお付きの子に短剣を送ってあげたいよ。


「悠蛇僕だけのハーレムを作るけど君の席はちゃんと取っておくからね」


早くその席が埋まることを祈っておくよ。


「悠蛇あまり人に迷惑をかけないようにな」


君は僕のお母さんかよ。


さあ僕も行くとしようか。


馬車の積荷の方を開けると雫とエミナル、シーフがいた。


シーフはホモに話したところ即オッケーをしたらしく、後女の子ということも気づいていたらしい。


何なんだあいつマジで。


エレンが来たところで馬車を動かしてもらう。


やっと僕の冒険も動き出したと思い始めたのだった。


第一章が取り合えず終わったのかな。これからは直し作業に入りますが自分のできる最大を尽くしますが変なままかもしれませんのでご了承を。

決して、話が思いつかない時間稼ぎではありませんから。

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