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食事は楽しく

リザリーに服を借り自分の部屋に帰ってみると二人はお喋りをしているようだ、まあ話といってもエミナルが一方的に話をしているのを雫が頷いているだけだが。


「雫悪いんだけどこれ着てくれるかなこれしかなかったんだ」


僕はさっきもらったメイド服を雫に渡す。


「ありがと」


普通にその服を着ていくニーソがこの世界にあるのは不思議だがそれも付けて完全フル装備である。


「かわいい」


雫はかわいくかしげて聞いてくる。


「うんとっても似合っててかわいいよ」


そういうと嬉しそうな顔を向けてきて僕の制服を上に着る。やっぱ返してくれないんだと思う。


「それにしてもまだお腹空くかなあれだけだとさすがに」


「空いた」


どうやらお腹がちゃんと空いているらしい後喉も乾いたらしい。でもどうしようかエレンに頼みたかったんだけど今いなかったんだよな。


そんなこと考えていると扉をノックする音がした。


「入ってもよろしいですか」


噂をすれば何とやらだな。


「入って来て」


扉を開けられそこに立っていたのは会いたいと思っていたエレンである。


「エレン帰って来たんだね」


「はい、すいませんどうやら入れ違いになったようですさっきリザリーに聞き服を借りたそうですね」


「そうなんだよでも多分リザリーさんに借りれて良かったよ・・・多分服のサイズも合わなかったと思うし」


そう言いながら雫の胸を見る。


「どういう事かはわかりませんがご主人様がそれでいいなら良かったです」


「うん、そうして」


僕にはもうこの言葉しか出ないよ。


「そういえばあれだけで足りたかな雫」


「足りてない」


そういうとくぅ~っとお腹の音がなる。


なんて説得力のある音なんだろうと思う。雫もさすがにお腹が鳴るとは思っていなかったのかほんのり顔が赤い。


「まあそうだよね。ごめんけどエレン食事はここで食べるから持ってきてくれるかな」


「かしこまりました。ご主人様」


そういって部屋から出ていく事5分ほどで食事をワゴンで三人分運んで来る。


僕は部屋にあったテーブルを出しその上に皿に乗ったハンバーガーみたいなものを置いていく。


僕が合掌すると二人とも手を合わせていただきますをする。


「あれそういえばエレンの分は」


「私は後食べますので心配なさらないでください」


「えーすっかり一緒に食べる物だと思ってたのになー」


「私とご主人様とではとてもではありませんが身分が違いすぎます」


「そんなに大事にしなきゃいけないもの?」


僕はエレンの目を潤んだ目で見つめる。


「い、いえそんなことは・・・ってそれは大事なことですこの世界では身分というのは絶対ですので」


「そんなこと言わないでよ・・・悲しくなるから」


さらに僕は目を潤ませていく。


「わかりましたすぐに私の分も持ってき」


言い切る前に手を掴む。


「いいよいかなくても僕のを半分こにすればいいから」


「ですがご主人様のが減ってしまいます」


いや僕はさっきの模擬店でいっぱい食べちゃったからとは言えないよね。


「ううん大丈夫だよ僕はみんなと食べれるだけで満足だからね」


「ご主人様」


うっとりしてらっしゃる。まだまだ僕の甘えも衰えてないな。


僕は半分こにしてエレンが座ったところで渡す。


「ありがとうございますご主人様」


「ううん僕の方こそわがまま言ってごめんね」


僕が食べ始めると雫が僕の方にハンバーガーもどきを向けてきて。


「一口」


とっても短く端的な一言である。これは僕の食べるのが減ったからちょっと上げるって言ってんのかな。


「いや別にいいよ僕は全部食べて」


さらに口元に寄せてきた。僕はありがたく一口もらうことにした。


「ありがとう雫は優しいね」


ちょっとだけ笑みを浮かべながら食べ進めていく。


僕はそう言って自分のを食べ始めると気づいたことに雫の食べたのと味が違うことに気づいた。


あれもしかしてこれは僕の割ったところを見て味が違うと思ってあげたのか。考えすぎだよね。


「じゃあ僕のも一口あげるね味も違うから」


「そういう事で上げたんじゃない」


そうはいうけど食べるんだね。僕の食べた部分を食べることに抵抗がないんだ。


「おいしい」


「だねーとっても美味しいよね」


そこからはみんなでお喋りをする。まあエミナルが味が違うと聞いて大きな一口が入ったことにより僕のはさらに半分になってしまったがまあそれもまた面白かったのでよしとする。


何とか投稿できました。

ちょっとまた遅れるかもしれません。すいません。

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