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誘拐2

あれ泣き出しちゃった。


うれし涙なのか、悲しみからきた涙なのか。ここで頭の中に選択肢が出てくる。


1.抱きしめる

2.撫でる

3.二つ同時にする

4.放置する


4はまずないなここに来た意味ないし、僕だったら3を選んでほしいかな一番落ち着くんだよな気持ちの方がだが嫌いな人やられたら嫌気しかしないって言ってたらこの選択肢の中から何にも選べないな。


僕は選択肢にはない制服を羽織らした。


そこから少し泣き止むまで手を握って少しの間待ってあげた。


「もう大丈夫です。ありがとうございます」


僕はその言葉を聞いてまず手についている拘束具を解いていく。


「ユウちゃん何か人がぞろぞろ来てる」


エミナルからテレパシーで送られてくる。


「もう来るのか」


「?」


仮面を再度付けるとバンッとドアを開ける音がした。ぞろぞろと人が入ってくる如何にも協会の人って感じだな。


「おいそこのお前これはお前がやったのか!」


ここのリーダー格は女の人なのかな。


「はい、僕がやらしてもらいました。・・・何か問題がありますか」


声がくぐもってるから出しても大丈夫だよな。


「なら質問を変えるお前は何でこんなことをした」


わかってるくせにそんなこと聞いてこないでよ。


「そんなの決まってるじゃないですか、わが軍にこの子を迎い入れるための迎に来たんですよ!」


やっぱりあちらにもせっかちな人がいるらしく、斬り込もうと踏み込む一歩を見た瞬間に僕の前に真っ黒の悪者が逃げる時みたいな回路みたいな物を出す。

桃園さんの腕をぐっと引っ張り引き寄せそのまま壁に体を付けて壁を待った作る。


「静かにしててね」


桃園さんと密着する形になるんだが、まあ気にしない気にしない。


「どこに行ったんだあいつ!」


すぐ近くにいるんだけどね。


「逃げたんでしょ完全にさっきの奴で」


「おい!もしかしたら近くにいるかもんしれん、周辺を探せえ」


無駄だけどねいってらしゃーい。


「それにしても敵には召喚がばれてるってことになりますね姉さま」


「そうですねまあ仕方ありません無駄足になったのは残念ですが珍しい能力も見れたのでよしとしましょう。ではそこの倒れてる二人を運んでください」


運んでいる中でなんかこの人、玉二つとも潰れてるーっと無邪気な声での報告が聞こえてくる。


「そろそろ大丈夫かな」


出現していた壁を消し、場所がわかる。


「まあ全く動いてないんだけどね僕ら」


いやーそれにしても完全に潰れてるし、完全に違う人たちに擦り付けられて万々歳だなー。それに調節の方の練習にもなってよかったよ。


「ごめんね桃園さんさあここから出ようか」


桃園さんが頷きを返して立とうとするがうまく立てないようだ。


「ああもしかしてあれだね筋肉使わなさ過ぎて立てれないのか」


まあすぐ直るだろうけど早く自分の部屋に戻って外の状況が知りたいし、仕方ないやっぱこれしかないよね。


僕は手を桃園さんの方に伸ばし掴んでくれたところで引き寄せてお姫様抱っこをする。お姫様抱っこをするのは認めるけど背が小っちゃいからだからね。いや桃園さんぐらいな背中でもいいけどでもやっぱ顔見てた方が力も元気も出るからね~。


「えっとこれで行くの」


「嫌だろうけど我慢してね」


「別に嫌じゃない」


う~ん嬉しいけど結構無理してでも嫌がられそうなお願いだったんだけど何にそんな気を許してくれるまでになったんだろう、もしかしてこれが吊り橋効果?


「ならいいやこのまま行っちゃうか」


階段を上って扉をゆっくり開けると護衛の人が立っていた。すぐさま僕は前の方に同じ扉を作りカモフラージュしながら端の方に行き、来るときのように天井まで行って一安心する。


「この仮面部屋にあるとバレそうだけどどうしようかな・・・・どこにおいても危険だな」


このまま持つことを決め、そのままお姫様抱っこのまま自分の部屋の位置まで行き自分の部屋に入ることができた。


「やっと着けたー」


僕は桃園さんをベットにおいて伸びをする。


「あの助けてくれてありがとう」


「うん今までの罪滅ぼしだと思ってくれたらそれでいいよ。僕は君が本当に助けて欲しい時に助けてあげれなかったんだから本当にごめんね」


「そんなことないいつもあなたは助けてくれていた、謝るのは本当は私の方。だからごめんなさい」


気を使ってくれるなんてすごいな今までの事があったのにこんな子がいるなんて天使かよ。


「じゃあお互い様だね。だからもうこれからは謝るのを禁止に使用僕はこう言わないとまだ謝ってしまいそうだからね」


「うん、でも私は謝りたいことが」


その言葉を僕は指を口に当てて止める。


「気を使ってるのか知らないけど謝るのは禁止だし、今は別の世界なんだからあっちの事は忘れようよ」


僕はありったけの笑顔で言う。


「本当に謝らなくていいの」


涙をまた流し始める。


(もしかして本当に僕に謝らないといけないことがあったのか、でもまあやっぱ)


「別にいいよその謝りたいことに関しては僕は今まで生きてきて失敗と感じたことがない。もし添えを聞いて失敗に気づいたら嫌だから君の中で勝手に自己完結しちゃってよ」


またさらにさっきより泣き出し僕に寄り掛かる。


「うん、溜めてたんだねじゃあ今もう全部吐き出しちゃいなその後は楽しい事を探しに冒険でもしよう」


僕の言葉に泣きながら何度も頷いている。


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