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寝顔

エミナルを撫でているとドアから小さくノックの音が聞こえる。それを聞いた瞬間にエミナルが悠蛇の腕を引きベットの中に一緒に入る。


「どうしたんだよエミナル」


何かあるのかと思い小さな声で聴く。


(目を瞑って静かにして、いいよって言うまでだめだからね面白い物が見れると思うから)


エミナルからテレパシーでそんな指示が送られる。


(いいよ)


時間にして1、20秒程で指示が来たので目を開けると、僕の目の前には、エレンの顔が目前にあった。互いに数秒程止まり、エレンの顔がどんどん赤くなってきて今にも湯気が出そうである。


エレンは、顔を上げ壁の所にいき額を壁につけた。悠蛇も体を起こした。


「あのなんていえばいいのかな」


僕はエミナルの方を見たらエミナルは、さっきからニコニコしてらっしゃる。


「もしかしてエミナル面白い物ってこれのことかな」


「うん!すっごくよかったでしょ~」


はっきり言ってすっごく良かった。美人であるエレンの顔をあんなに近くで見れるとは、夢にも思わなかったし、今も壁に顔を付けながら恥ずかしがっていてかわいいし、何よりもその顔を隠しているのにさっきから猫耳がピクピクしているのに気づいていないのがまた、それが可愛い。


「って、そんなことより何してたのかなエレン」


エレンに聞いたら答えたくないと言っているかのようにしっぽが揺れる。


「エレンちゃんはね~うっうぅん~」


エレンは、エミナルが言う瞬間にすぐに移動して口を押える。


「えっ速すぎじゃない後エレン、エミナル死んじゃうから」


エミナルは、今にも苦しそうである。


「はっすみませんエミナル様」


エレンは、手を外し頭を下げる。


「それにしても本当に何してたのエレン」


「いや、それはあの~」


すごく恥ずかしいのか、全体的にもじもじしている。


「それは、僕に言えない事なのエレン」


僕はエレンの手を包むように握り悲しそうな顔を作りベットの上からなので必然的に上目遣いになる。


「うーひどいです。ご主人様にそのような顔をされたら私は、どうすればいいのかわかりません」


「だから教えて欲しいんだよ、何で見てたのか」


「怒りませんか」


「うん、怒らないよ」


「実は・・・・・・」


意を決したように小さな声で


「寝顔を見てました」


「えっ」


「だから寝顔を見てました!」


エレンは、恥ずかしさを誤魔化すように大声で叫んだ。


悠蛇は、立ち上がりエレンに手を伸ばす。エレンは怒られると思ったのか目を瞑った。悠蛇は、それを見て笑いながらエレンの頭に手を乗せて撫でた。


「怒ってないんですか」


「こんなことじゃあ怒らないよ」


こんなので怒るようなら終わっているな、てか普通に寝顔を見られるのは、慣れてる。ていうのも寝ていたら妹は、ベットに入ってくるし両親は、寝ている顔を見てくると言ったことから慣れているのである。


「本当ですか」


「うん、本当に」


「それよりもそんなに寝顔が見たいならエミナルみたいに一緒に寝る?」


「い、いえそんな私がご主人様と一緒に寝るなど、嫌なわけでは、ないんですけど・・・・・ご主人様がいいならいい一緒がいいです」


恥ずかしがっているがちゃんとエレンの正直の気持ちが聞けて良かったよ。


「それにしても何で僕の寝顔なんか見たくなるんだろう」


「いや、多分君の顔がすごく気持ちよさそうに寝てて、すごく見てたらリラックスできるからだと思うよ~だから一度見たら毎回見たくなるのかもね~」


エミナルがそう説明してくれる。


「そのような効果があるのですか流石ご主人様です。道理でなんだか穏やかな気持ちになってくると思っていたのは、そういう効果があったからなのですね」


いや、エレンそんな訳ないだろ騙されてるだろそれ、そんなの人じゃないだろ。


「まあいいや、少し眠いけどせっかく早く起きた訳だし運動でも、しようかな」


「あっその前にご主人様にお伝えしないといけないことがあります」


「えっと何かな」


「実は、予定が変わりまして教会の方が今日か明日に来るとのことです」


「えっマジで」


「はい、マジです」


「まじかーなら早急に連れ出しに行かないといけないなーそれなら」


まさかここで予定が変わるかまずいな今日は、戦わないといけないからたぶん疲れるんだよね。まあいっか。


「教えてくれてありがとうエレン。それじゃあ予定を変えて今日中にあそこから連れ出す」


「はい、ご主人様私にできることがあればなんなりと」


「なら顔を隠す仮面とフードを用意してくれる」


「はい、すぐに用意してきます」


そういって部屋から出ていく。


「めんどくさいことになってきたね~ユウちゃん」


「ああ、そうだねけどまあ、なるようになるでしょ」


なるようになるからまずは、運動したかったけどそれよりもお腹空いてきたし食堂いこうか。


「エミナルごめんけどまた、妖精になっててね」


「いいよ~動くの楽だしね~」


エミナルは、妖精になり当然のように胸ポケットに入る。


「この時間なら一緒にエミナル食べれるんじゃないかな」


「そっか~なら早く行くべき」


エミナルにせかされ走って食堂に向かう。


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