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決戦の朝

窓から差し込み光とほっぺたを突っつく感触がして目を覚ました。


ほっぺたを突っついていたのは、ベッドから上半身だけを起き上げたエミナルであった。


「それにしても辛くないのそんなところで寝てて」


その指摘は、もっともだろう椅子で寝ていたため伸びをするだけで体がポキポキいってしまう。


「ごめんねベット占領しちゃってでも、一緒に寝ればよかったのに~」


「そうもいかないよ。あんなに気持ちよさそうに寝てたのを邪魔はできないよ」


エミナルの頭を撫でる。


「やっぱり優しいね~」


エミナルは、すごく嬉しそうに頭をゆだねてくる。それに答えるためか椅子から立ち上がりベットに腰掛ける。


「それにしても腰が痛いや、やっぱり椅子なんかで寝るもんじゃないね」


「今からでもベットで寝る」


エミナルは、心配そうに顔を覗き込んでくる。それを安心させるように優しく撫で続けながら答える。


「いや、大丈夫だよもう目も冴えてきてるしね」


「そっかならもうちょっと撫で続けてくれる」


そんな風に言われたら断れないよな。


「もういいって言うまで、撫でたあげるよ」


そんな朝早くの戦いがあるというのにいつもどうりの会話である。







いつもよりも少し早く起きてしまった。

俺は、いつもの日課である、ランニングをこっちに来てから怠っていたが今日は、決闘のため気持ちを整えるために走ることを決めここに来て渡された動くには、最適であろう服を着て俺は部屋を出た。


「それにしてもあいつもよくやるよな」


俺は知り合いの悠蛇のことを頭に浮かべていた。


「こんな面倒くさいことをよくやろうと思うでも、俺も悠蛇お前と一緒でここから早く出てあの世界に帰りたいからのったが一体何を企んでるだか」


そんなことを口に出しながらお城の周りをまわっていると、噴水のある庭に見知った人物が素振りをしていた。


「よう、何してんだ」


「ん、ああシノブか」


そこにいた人物は、悠蛇がよくひょろとバカにしている騰貴であった。


「お前何してんのこんなところで」


「見てわからねえか、魔力強化の練習だぜ」


そんな威張られて言われてもこちらが困るだけだが、


はぁーっとため息をついた。


「お前今日やりあうてのに魔力なんて使ってたらなくなってまた、悠蛇にバカにされるぞ」


「そんなことわかってる!」


騰貴は、焦っているように大声を出した。


「・・・・わりぃ急に大きな声出して」


「ほんとまったくだ、それで何をそんなに焦ってるんだ」


「えっあ・・・そんなにわかりやすいか」


「顔にすげえ出てる」


「そっか、これじゃあまた、あいつにバカにされるくそー」


その場で地団駄を踏んでいる。


「おい、あいつには絶対ゆうなよ」


「さあ、それはどうかな」


「おい、てめえ」


シノブは、笑いながら言う


「冗談だ、それで何にそんなに焦ってるんだ」


騰貴は、急にもじもじしだした。


「もじもじすんなよ気持ち悪い」


「うるせえよ」


「で、なんなんだよ」


「実は、感じは掴めてきたんだがどうも魔力のコントロールが難しくてよ」


「おい、そんなことかよ別にお前が勝たなくても俺たちが勝つから別に焦らなくていいだろ」


「それじゃだめなんだ!あいつは、勝つって言ったんだ全員」


「悠蛇がか?」


騰貴は、シノブに頷きだけを返す。


「そうか、あいつがね。らしくないなあいつは、使えないと思ったらはっきり言うタイプだろそれに完全にお前が勝てなくてもどのみち俺たちが勝つ・・・・そうかそういう事か」


納得がいった悠蛇お前が騰貴にも勝たせたい理由が、


「おい、一人で何納得したような顔してんだよ」


「いや、すまんでも、これから俺がお前の練習に付き合ってやるよ」


「何だよその上から目線まあ、いっかじゃあ頼むぜシノブ」


「ああ」


俺は、返事をし近くに落ちていた石を拾った。


「全力で投げていいからな全部撃ち落としてやる」


「そうかい」


シノブは、身体強化した腕を使っておもっきり投げた。


悠蛇お前が騰貴にも勝ってもらって勝ち星が欲しかったのかそれは、俺らのだれか負けるか。

それとも悠蛇お前が負けるとでも思ったのか。


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