疲れる2
僕らが食事をしていると、後ろから僕を呼ぶ声が聞こえ振り向くとそこには、女の子に囲まれた雷電君だった。
「ねー悠蛇君明日ここの外を一緒に周らない」
まだ、雷電君には伝わってなかったのかな。
「ごめんけど、明日は頼まれたことがあって、遊びには、いけないんだーごめんねー」
僕がちょっと涙目になり申し訳ないと言う気持ちを込めてちょこんと頭を下げると何を思ったのか雷電君が突然。
「どこのどいつに頼まれたんだい」
低い声でなかなかの威圧を感じる。
「え、えっとあの~団長さんに」
「そっか待ててすぐに言って来るから」
ちょっと何でか知らないけど、女の子達もちょっとお怒り気味。
「ちょっと待って!どこに行く気、雷電君」
「団長さんに君の休みを取り付けてくるよ。君が一番頼りやすそうで、無理やりやらされてるんでしょう」
女の子達の目にも何か燃えたぎるものが出ているような気がする。
それよりも、どうしてそう思ったのか、皆目見当もつかないがこのままの勢いで、もし向かって明日の決闘がなくなるのは、まずいと思い急いで止めた。
「みんなちょっと待って」
「なに悠蛇君すぐに話し合って来るから」
「いや、いいよ自分から率先してやってることだからいいんだよ」
「無理しなくていいんだよ僕らの前では」
雷電君が近寄り僕の手を握る。
「大丈夫だよ僕らの前では、強がらなくても」
別に強がってねぇつうの、でも、仕方ないここは、
「やっぱりため込んでたんだね。涙が出てるよ」
みんな突然の涙で驚いているようだ。近くにいる雷電君に指で拭われる。
そして僕は、答える。
「ううん、これはね嬉しくて涙が出ちゃったんだ」
周りにいた奴が少しざわめいている。
「僕の事をここまで考えてくれるなんてみんなすごく優しくうれしかったんだ~そんな君たちに僕も恩返しがしたくて条件付きでみんなに休みを上げてくださいって頼んだんだ~」
みんな納得してくれたような顔をしだしたのっでここでとどめを出す。
「これから大変なことになるかもしれないから今のうちにみんなには、今生きていることをめーいっぱい楽しんで欲しいよ」
みんなに聞こえるように声を出し、満面の笑みで訴える。
「そうか、悠蛇君そんなに僕達のことを思てくれてたのか。みんな悠蛇君のこの気持ちに答えるためにみんな明日を楽しもう」
この雷電君の宣言にみんな声を上げておーっと言っている。
「お土産買って来るからね」
雷電君は、去っていく一緒に来ていた女の子達も明日のことについて話し合っているのか楽しそう帰っていく、てか、飯食べに来たんじゃねえのかよとも思った。
「ゆうたんそんなにみんなのことそんなに考えてくれてたんだね」
急にギュッと前から抱きしめながら撫でてくる。
「小百合さんやめてください」
「最近あってなかったから恋しかったんだよゆうたん」
僕よりもちょっと背が高いので少しいい感じに胸があったてるところに惚れている。
「僕は、それなりにね」
「それなりなのか~まあいいけどそんなことより、明日一緒に周りたかったけどそういう事があるなら仕方ないね」
「うん、小百合さんも楽しんできてね」
「うん、わかってる。いっぱい楽しんでくるよ、わたしもお土産買って来るから。それ、じゃあ」
もう一回強くギュッと抱きついて走って帰っていく。
これでやっとひと段落したのでやっと食事を再開する。
「悠蛇お前もかなり大変だな」
「シノブそう思うなら助けて欲しかったけどね」
「それをしたら話がこじれるかもしれないだろ。そのかわりに周りにいるこの世界の奴らにいつもの茶番だって言っといたから」
「あぁ、それであんまり注意もされなかったのかな」
「それと、柳二にも感謝しろよ騰貴が起きそうな時もう一発くらわしたからまた、倒れてるよ」
「そっか、柳二君ナイスだね」
「悠蛇のためだ、あたりまえだな」
「もう二人とも食べ終わったんならお風呂行ってきなよ」
「そうさしてもらうよ」
「俺は、悠蛇と入るから待つよ」
「僕は、もう入ったから二人ともいってらっしゃ~い、後片付けは、しとくからホ、柳二君を連れていってあげてシノブ」
シノブは、立ち上がってホモを連れって行っていく
「ひょろ君もう起きなさそうだからこれも食わないといけなのか」
心底めんどくさいと思った。
魔力がきれかかっていたためか、案外ひょろ君のもペロリといけてしまった。いまだに寝ているひょろ君をどうしようとも思ったがかなり幸せそうな寝顔なので、そのままにすることを決意し返却ボックスに食器を返していく全部返したところで、かなり久しぶりに聞く声が後ろから聞こえた。
「ゆーうーく~ん」
僕の名を間延びしながら、呼びながら僕の背中に抱き着いてくる。
後ろから抱き着いたことで少しバランスを崩しかけたが、なんとか持ちなおした。
「あんまり後ろからいきよいよく抱き着かないでくれるかな、日向」
「えへへへへここ最近全然見かけなかったからうれしくて飛びついちゃった」
日向の名前は、青井日向自称悠蛇の幼馴染、自称と言うのは、悠蛇が認めてくれないから、5年の付き合いなのに幼馴染と認めてくれないのは、照れ隠しと思っている。
「誰に一体説明してんだよお前は」
僕は、軽くおでこにデコピンをした。
「あと降りろよ、重たいなー」
「えーやだーもうちょっとだけこのままでいさしてーもし、それが嫌ならこのまま部屋まで運んで」
「はーわかったよ」
僕は、このまま口論し続けるのもめんどくさいので、仕方なく従うことにした。
「こうやってると、やっぱり落ち着く~」
「お前あんまり力抜くなよ重くなるだろ」
後なんか顔の近くに来ると、なんかいい香りするし、なんかこいつこんなに可愛かったっけ、すごく照れる。
「いい匂いするでしょゆうくん」
耳元でささやいてくる。
「ゆうくん我慢できなくなったら、襲ってもいいんだよ」
無いに等しい、小さなふくらみを悠蛇の背中に押し付けてくる。
「どうしたの日向なんかいつもより積極的だね」
「うん、ゆうくんにならこの体使われてもいい」
何を言ってんのこの子は、
「おい、どうしたんだよ熱でもあるんじゃないか」
「ゆうくん本気だよ」
「いや、やっぱおかしいって、早くお布団に行こうか」
悠蛇は、少し歩くペースを上げた。
「ゆうくん日向もう知ってるんだよ。ゆうくんの秘密」
悠蛇は、動きを止め聞き返した。
「秘密?」
「そう秘密だよ」
秘密ってなんのことだ、思い当たる事といえば、僕がいつも本当の素でみんなと接していないこと、いやもしくは、ここでの事で明日頼まれごとがあると言っていけない事の真実の事かそれは・・・・・かなりまずくないですか。
「あの秘密っていうのは、ちなみに何のことでしょうか日向さん」
秘密のことについて悠蛇は、恐る恐る聞いてみた。
「ゆうくんが高校入ってすぐ位から日向をちょっと避ける時期があったよね」
「え、あ、う、ん」
確かにあった。中学の頃よく抱き着いてくるからこのままじゃ他の子が近寄りがたくなると思ってまず、愛嬌を振りまいてた時の事だよな。
「あの時は、僕も色々と」
「日向知ってるんだから、ゆうくんが日向のお母さんとキスしているってこと」
耳元にとんでもない事が流れ込んできた。
「は、えええぇぇぇ」
悠蛇は、驚いた。
「だから、お母さんにゆうくん取られると思ってこの世界だったらお母さんもいないし今だっと思ったの」
「それいつぐらいの時の事かな」
「えっとここに来てここが別の世界だって気づいた時」
「それじゃなくて僕とキスした方」
「えっと・・・・確か高校の始業式の放課後だったかな」
「始業式の放課後・・・・日向それたぶん違うんじゃないかな」
「えっいやそんなの嘘だよ日向しっかり見たんだから」
「いいやたぶん日向の見間違いだよ」
悠蛇は、日向を優しく降し日向の方を向きながら。
「僕は、まだ、キスもしたことないよ。だからね僕は、心に決めた人に初めてを上げたいんだ」
日向の頭に手を乗せ撫でながら言い聞かせる。
「ふえ、じゃあお母さんとキスしてたのは」
「たぶん目にゴミが吐いていて取ってもらってたんじゃないかな」
日向は、ホッとした表情をした。
「じゃあまだ、気長にでもいいのかな」
本当は、聞こえているがこういう時は、やっぱり。
「何か言った」
「ううん何でもないよーだ、じゃあもうここでいいから、ここまで運んでくれてありがとう。じゃあねー」
頭を下げ手を振りながら去っていく。
悠蛇は、日向が角を曲がったのを確認して片手で目元にあて。
「やっちまったー」
完全に日向の言っていたこと、完全に真実だった、見られたのがたぶん一回だけだったから何とか、誤魔化せたと思う、いや、たぶんあの子の純粋さなら僕の言葉を信じてくれただろう。
「それにしても今日も色々ありすぎて、疲れたよ。もう早く自分の部屋に戻ってベットで疲れをとりたいな」
悠蛇は、自分の部屋に向かいついたのは良い物のエミナルが気持ちよさそうに寝ていたため、ベットに入る時起こしてしまうと思いベットに入るのをやめ椅子で寝ることにした。




