毒女
「そこの変態勇者様」
後ろからそんな尊敬しているのか貶しているのか、わかりにくい称号を言って来る。
「僕は、変態でも勇者でもないよ」
後ろに振り返りながら僕は否定した。後ろを見てみるとそこには、見知った人が二人いた。
「あなたが変態でないならあんな女の子の裸を見たりする人は皆変態ではないということになりますが」
「そうだよ~ユウちゃ~ん」
見知った二人とは、一番最初のころ飯を運んでくれた、メイドさんと妖精姿をやめ人間の姿になっているエミナルである。
「そもそもあなたは、エレンだけでは飽きたらずエミナル様にも手を出しておいてそこからまた別の女とは、これはもはや変態ではなく人間としてクズですね」
そんな冷めた目をしながら彼女は言っている。
「そんな急に言われても僕も困るな~」
「否定は、しないんですね」
「否定しようがないよ。ほとんど事実だし、そもそも君は、何でここにいるのかな」
僕のその言葉に思い出したのか彼女は。
「ああ、そうでした。こんなクズに話しかけたのも理由がありました」
そう言って彼女は、手を差し伸べながら。
「お礼」
「お礼?」
お礼と言われて僕は聞き返してしまった。
「お礼と聞いてすぐにありがとうが言えないなんてやっぱりクズ野郎ですね」
「いやそんなこと言われても君が僕に何かしたかな」
どっちかっていうと、迷惑としか思ってないくらいなんだけど。
「ユウちゃん、ちゃんとお礼言わないと、リザリーちゃんがあの子の服持ってきてくれたんだよ」
エミナルは、悠蛇にお礼の意味を教えた。
「そっかそれで、ごめんねじゃあお礼をしないとね。リザリーありがとね」
悠蛇は、制服の内ポケットから元の世界から入れていた棒付きキャンディーをリザリーの手に置いた。
「きやすく名前を呼ばないでくださいクズ」
「名前すら呼んじゃいけないのひどくない扱い」
「変態とクズと言う称号を私からもらえた、という事だけでも喜びなさい。では、私は仕事がありますゆえエミナル様これで失礼さしてもらいます」
「うん、じゃあね~リザリーちゃん」
リザリーは仕事に向かっていく。
「それにしても最悪だよ。あのリザリーって人、一、二度あった男に変態い扱いとかダメでしょ、第一僕の男でさえほっとかないような笑顔で挽回のためにお礼したのにまさかのなにも響かずとわ」
「それは、どうかなもしかしたら気になってるからこそ、ああいうこといっちゃうのかもよ」
エミナルのその言葉にないなと返し自分の部屋にそろそろエレンに頼んだものが来たと思うので自分の部屋に戻ることにした。




