女神1
僕は、何かに揺すられている感じがして勢いよく起き上がった。
ゴンっと
勢いよく起き上がったことにより体を揺すっていた人に頭をぶつけてしまったようだ。
そんな、バカなことを考えてる場合ではなかったと思った僕は
「あの~大丈夫ですか」
と、体を震わせながらうずくまっている人に声をかけた。
そしたらぶつかった人がこっちらを見ていってきた。
「痛いじゃないかー」
「ごめんなさい」
僕に完全に比があったので謝った。
「まぁ起きてくれて良かったよ~。さっそくで悪いんだけどさぁ~君には、いやここには居ないけど君たちには、異世界にいってもらうことになった」
「えっ」
まさに今僕は相手から見たら目が点になっているだろう。
「いいねいいね~そう言うリアクションキライじゃないよ」
僕の顔は、そんなに間抜けだったのか、クスクス笑いながら言ってきた。
だけど、僕はこういう話をよくある小説で見たことあるなぁーとも思っていた。
だとすると、この白い空間とこの前にいる金髪ロングのかわいい容姿のいかにも、自分は女神と主張している。白い羽が目にはいるがどうやら聞いて欲しそうなので
「あなたは誰なんですか」
感情をあまり出さずに聞いた。
「フッフッふーよく聞いてくれた私の名はエミナル美の神である」
僕の感情がこもってない言葉にも、聞いてくれたことが嬉しいらしく胸を張って自己紹介をしてくれた。
まあ予想通りといった感じだな若干あのおっきいおっぱいが揺れてしまったことに目がいってしまったのは、男の性というやつだろう、男はどうしても揺れるものが好きらしいので仕方ないということだ。
だが、この状況的に考えて自分だけ女神にあっているのかそれとも他の奴らは、違う神にあっているのか?
こういう疑問が出てきて
「他の人たちはどうなったんですか?」
「ほかの人はね~自分とは違う神がみてるよ~」
へ~じゃあ神からちゃんと事情をうけるのか、だが、ひとつ思ったのは神は36人ぐらいのクラス全員に神一人一人を相手しているのか?
今の自分から考えるとそう思ってしまいそう考えると神も大変だなと思っていると。
「きみは、勘違いをしているよ~神もそこまで暇じゃないからね~、だ~からきみだけだよこうやって神と一体一で話すのはたぶんね」
「えぇ~なんで僕なんですか」
「えっとねはっきり言ってやさしくてかわいくて悪用する勇気なさそうで平凡だから」
にっこりと褒めるのと貶すのを同時にしてきたよこの子。
「褒めるのか貶すのかどっちかにしてくださいよ。あと、かわいいからって悪くない訳ないだろ。それに僕以外も他にいたでしょ」
かなりひどいことを平気で言って来るな、この女神。
「だから言ったでしょ悪用する勇気なさそうって思ってハハ」
(はっきり言って適当にこいつでいっかなと思ったけど、それいったら完全に、やる気をさすがに無くすかな)
それにしても、嘘下手だなーこの神。完全にそんな紛らわすような笑い方したらばれるだろう。まあ、いいそこに関してははっきりいって悪用という言葉からしてなにかをもらうのかな。
「すいませんけど悪用する勇気とは、どう言うことですか」
「それはね~きみの世界で言うチートってものをあげようと思ってね」
チートきたーーーーーーーーー