医務室の道中
僕は医務室に行く間は色んなことを聞いてみたいと思った。
「シャルさん落ちないように、気を付けてくださいね」
「逆に君は落そうとしない・・・するなよ」
「ならもっと強く引っ付いてくれないと」
「けが人に、結構無茶を言うね君は」
そういいながら少し腕に力が入った。
「そういえば、気になってたんですけど、僕のこと貴様から君になったんですね」
「え、あ、え、その嫌か」
最初のあれと違って、柔らかくなりすぎだろ。ここから見るこの顔はやばいわ~。
「いえ、べつにいいんですけど、シャルさんって結構かわいい物とか、好きですか?」
何言ってんだ僕は~この形だといつでも首に腕が回されているこの状況でやばいな。
「確かにかわいい物は、好きだが……そのへんか」
「いえ、まったくむしろそういうところがまた良いです」
あれだよやっぱ、ギャップ萌えって奴がね、こんな強気な人だったのがこんなしおらしくなって、嬉し過ぎて叫びそうになるよ。
「シャルさんは、お綺麗ですからそのままでいてください」
僕がボソッというと、
「そういう事を君のようなかわいい顔でいうな」
照れてる姿がかわいいな~もお~お持ち帰りしたいくらいだよ。いや、やろうと思えばできるなー、あっでもさすがにそれをして、仲良くなるどころか、完全に嫌われ道一直線ですよね。じゃあさすがに、これは実行できないし僕の作戦にも響きそうだしな。
「やっとお城に付きましたけどシャルさん、右いきますかそれとも左それとも階段上りますか」
「ああそこを左いたらすぐ着くと思うよ」
「はい、わかりました」
「すまないが、私もさっきから気になってたんだが、何でさっきからそんな畏まっているんだ、あと別に私のことは、そのあ、あれだ呼び捨てでいいんだぞ別に」
「ああそのことですか、別に深い意味はありませんよ。ただ、年上には、敬語でっていうのが、昔からの教えだったので」
「そうかなら、私にたいしては、無用だぞお前は、私に勝ったんだ私は自分より強い男は、大好きだからな」
「なら飽きられないように、頑張って強いままでいますね。シャル」
やっぱり呼び捨ては恥ずかしいのか、頬を赤くしてそっぽを向いた、ならそんなことを言わなければよかったのになんて思いながら医務室に着いた。
医務室に入った瞬間に、医務室の人にお姫様抱っこしているのを見られ少し恥ずかしかったけど、シャルの恥ずかしがった顔も見れたからまあプラマイゼロかななんて思いながら別れの挨拶を済まし出ていくときに、団長には今日の夜のこと言っておくとシャルに言われ出ていった。
「さ~、これからどうするのユウちゃ~ん」
エミナルに声をかけられた。
「そうだね、食事まで時間があるし飴を作るか、それとも姫様に会いに行こうか、迷ってるよ」
「なんで、飴を作るかは、知らないけどどうせ暇ならお姫様と仲良くなりに行こうよ。飴はいつでもつくれるんだしさ~」
「まあ、それもそっかでもそうなると、お姫様の部屋に行かないといけないのか」
「道がわからないならエレンちゃんに、聞けば」
「まーそうするしかないよな」




