シャルさん
僕は騎士様と二人で体術のE会場にやってきて思ったことを僕は言った。
「あの体術って僕だけなんですか」
「ああ貴様だけだそもそもこんなことは前代未聞だよ体術の方が優れているなんて、まあ前代未聞と言ってもね。体術を持ってこっちに来る奴は昔いたらしいが全員雑庫のクズだったそうだ。だから貴様には誰も期待していない」
期待して無いのに僕のためにこんな会場まで用意してくれるなんてな雑魚のクズのた・め・にか。
「あなたもこんなクズのために時間を使うことになるなんて残念ですね。でも安心してくださいあなたとの訓練はすぐに終わると思いますよ」
「ほーその自信からして貴様はなにかしら武術をやっていて腕に自信があるようだが実践と訓練は違うのだぞ」
「実践と訓練は違うって当たり前のことでしょそりゃ~それにこれからやるのは訓練でしょ」
「ああそれは当たり前だ貴様の言ってることは正しいよ」
「それなら」
「訓練でも実践のようにやらないと失敗すると言っているんだ」
ああそういうことか。確かに昔そんなことを爺が言っていたようなきがするは、そう考えると実践と思いながら殺さないように倒せと言ってんのかこの騎士様は中々めんどくさい注文をする。
「もうめんどくさいんでそろそろ始めませんか騎士様」
「まあ確かに貴様の自信を先に潰して私の話をじっくり聞かしてやろう」
「そういうことはあまり声に出して言わないで欲しいなー」
「ああすまないどうも思ったことがきみの前では出てしまう」
あれ今まで貴様だだったのにきみにグレードアップしてるということを思っていると騎士様がおもむろに頭の鎧を取ったのでそこからは金髪の長ーい髪の女の人の顔が出てきた。
「えっ!ええええええええええええええええ騎士様の中の人って女の人だったのーーーーーーーーーー」
そんな驚いた僕を見て騎士様は首を傾げながら当然だろって感じで、
「貴様気づいてなかったのか」
気づいてなかったのかって鎧で顔なんて隠れてて気づくわけないし、それにまた貴様になってるしどうせならさぁその顔の時にきみって言って欲しかったー何しろ今のように透き通ったきれいな声じゃなかったしね、あの鎧のせいで。
「うな垂れてるが大丈夫か」
「ああ大丈夫ですよ」
僕は心ここにあらずという感じで言った。
「そうか」
そんな一言で鎧をどんどん脱いでいくとなんとそこには如何にも戦闘やる気ですって感じのきれいな人が立っていた。
「それじゃあ、やるぞ貴様うな垂れてないで立て」
「あの~やる前にひとついいですか」
「ん、なんだ」
「あの~お名前の方を聞きたいんですけど」
「ああ言ってなかったか、私の名前はシャル・アルフォートという」
「シャル・アルフォートさんですか」
名前に名字があるってことはそれなりの家柄ってことだよな、こう言う異世界物ではそう思うとなんか体から気品が出ているきがしないでもないか。
「あ、あともうひとつていうかあともう少し話したいことがあるんですけど」
「ああいいがそれにしても私が女だとわかると急にしおらしくなったが意味があるのか」
「いえ特にありませんが言うなればさっきまでの自分は少しでもなめられないようにするために反応を小さくしていたんですけど変ですかね」
僕は必然的に上目遣いになることを使いながら語りかける。
「い、いや……別に変じゃないと思うぞ」
「すいませんけど最後の方が聞こえなかったんですけどもう一度言ってもらえますか」
「たいしたことは言ってない早く始めるぞ//」
そう僕に背中を向け早口で言っているが照れているのがまるわかりだな。ここまで反応がいいと嬉しくなるよな、大体小さい声も本当はばっちり聞こえてたしなにより心の中でガッツポーズしたぐらいだ。
まさかとは思ってたよ。この姫騎士様がかわいいもの好きのような気がしたんだよ。僕は顔がなんか幼くてよく気が許せて和むとまで言われてきていた僕の経験上なんかきつく言って来るのは一種の照れ隠しかなってまあきつくいってみえるのは鎧のせいだと思うけどいや~いいねえあの反応はー動画に取りたいぐらいに良かったは~中年オヤジみたいな発想だわ~。
「おい何さっきから止まっている」
そう言って来るシャルさんの言葉はちょっとさっきより和らいだように聞こえることが不思議でたまらない。
「あ、はいわかりましたあと話がまだ少しあるんですけど」
「そうだだったな何を聞きたいんだ」
「答え次第では話が長くなるんですけど失礼ですがアルフォートさんはここで何番目に強いですか」
「ああそれか、私は一様ここでは副隊長をしている。まあここでは二番目に強いと思っているよあとアルフォートではなくシャルでいいぞ」
へー副隊長しててそれと二番目相手としても申し分ないが条件出すにしても申し分ないという二枚うまい人だなそれとシャルって呼んでいいとか結構軽い人なのかそれとも家名が嫌いだったのかな。
「ではシャルさんすみませんがシャルさんが強いそうなのですみませんけどこの訓練に条件を付けさしてもらいますいいですか」
「それは条件次第では飲んでもいいぞ」
「ありがとうございます条件というのは今からする訓練を決闘に変えてもらいます。あとこれに僕が勝ったら今日の夜、団長さんと喋りたいんですけど」
「ああそんな事かそれくらいなら私に勝たなくても好きに話していいぞ」
「あ、そうですかそれともう一ついいですか」
「ああなんだ何でも言ってくれ」
「これに僕が勝ったら僕の言うことを一つ聞いてくれますか」
これは正直言って別に必要ないんだけどなんか使えるような気がするんだよなあ。
「ほーそれは貴様私に勝つ自信が少しでもあるということか私もなめられたものだ」
なんかさっきなんか比べ物にならないぐらいきつい口調のような気じゃないよねさすがになめすぎてますよねー。
「いえこれには僕の今ある自信を潰して欲しいんですよでしゃばりすぎて恥を掻かないように」
「なんだそういうことかなら条件なんていらないんじゃないか」
「いやちょっとだけでも褒美が欲しいじゃないですかそれになんならシャルさんは剣とか防具を使ってもいいですよ」
「本当になめてるのかそんなものいらない逆に私から貴様にハンデをやろう一発だけ先に私に向かって殴っていいぞ」
「えっあ、う~ん、わかりました。そんなハンデをくれるならもらいます。どうせならすぐに決めたいんで」
そういって歩き出した僕は直径一メートルぐらいの円を書き
「この円の中にシャルさんが入って僕の一撃を受けてこの枠の中に入ったままならシャルさんが勝ちもし枠から出たら僕の勝ちです」
「ああそれで構わないがまったく体術と関係なくなったな」
「まあいいじゃないですかどうせシャルさんが勝ったら体術の訓練をするんですし」
「それもそうだなさあやっとまとまったんだ始めよう」
(私が勝ったらか、君が勝ったらやらないってことか本当に恐ろしい子だ。こんなかわいい顔して色んなことを考えているのだな)
シャルさんが枠の中心に立ち僕はその枠から五メートルほど離れて立った。
「いつでも来ていいからな」
「はい、わかりました」
いつでもってことは突然いってびっくりさせるか、なんて考えていながらシャルさんの方を見るとなんかぶつくさと何か唱えている。
(何かわからないなら魔眼で見てみたらいいんじゃな~い)
「うっうわっ!」
情けなく僕は驚いてしまったていうか逆にこれに驚かない人なんていないだろなんかちょっとシャルさんもなんか不審な人を見るような眼になってるし。
「急に出てこないでよエミナル」
僕は小声で驚かした張本人に抗議をした。
(でも何でステータス見ないのかな~って気になったから)
「いやみたいのは山々なんだけどなんかずるしてるような気がして嫌なんだよね」
(男のならためらいなく見れるくせに女の人になると急に恥じらいキャラを演じてんの~とかいいながらもう魔眼で見てるし)
「いや~実はただ忘れてただけですけどそんなけして恥じらいキャラとか演じてませんけど」
(ただ忘れただけなら普通にいいなさい)
「そんな怒った口調で言わなくても」
「おい、まだなのか」
「は、はい」
結構時間が経って準備ができたようだななんか透明な壁みたいのが見えるよ。さっきの詠唱はこれだったのか魔眼でみた結果では防壁魔法のLV3ってことが分かったし、ステータスもほとんど1000ちょいだしこれならじゃかん本気だしてもいいんじゃないかいやここで魔力を使ってみるのもいいか。
「それじゃあいきますね」
そういいながら僕は昔師匠ていうか、じいさんがなんか氣を操って氣を出せとか言って自分じゃだせてなかったし、なにより氣ってなんだよとか思ってたが魔力がある世界ならできるよな。
そう思いながら魔眼のように目ではなく手の方に集中したら少しなんか白っぽくなってきた、感じがしたのでシャルさんに向かい走っていった。
流石に顔はだめだよなじゃあおなかあたりになんて考えながら近づいたところでやっと何重にも透明な壁があることがわかるし、あと気になることは右手を前にだしながらじゃないとその壁を維持できないのかとかどうでもいいことを考えながら思っきりお腹めがけ殴った。
「うっ!」
シャルさんは小さな声を漏らしながら三メートルほど飛んでいった。




