作戦
コピー=強奪に代わりました
「ご主人様、鐘が鳴りましたらお食事でございます」
「うん、わかった」
エレンが言うにはどうやらこの国には時計のような物がなく日に5回鐘が鳴るらしい。時計塔はあるらしいけど。
「でも、どこにいけばいいの」
「いえ大丈夫です。わたしが呼びに行きますので」
「ああそうなんだ。じゃあよろしくね」
そのあとエレンとやんわりと別れ僕は今だに引っ付いてるエミナルと共に自室へと戻った。
「エミナルいつまで引っ付いているの」
「あ~それもそうだね~」
右腕から離れベッドに座った。
「それにしてもどうするの~ここからでるんでしょ~」
「そう、それなんだけど」
さあ、これからのことについて考えないと。
「きみはさ~ここから出るんでしょ~」
エミナルが笑顔で言ってきた。
「ああそうなんだけどどうやって出ようかと思って」
「普通に出ちゃえばいいじゃん囚われのお姫さまを拾ってさ~」
まあそれが簡単にいけばいいんだけどそうなると。
「あ~それとも他の人が気になってでれないとか~」
「そうだね」
「ユウちゃんリアクションが無くてつまんな~い」
エミナルが頬を膨らませていることに気づいた僕は慌てて
「い、いや、ごめんエミナルちょっとこれからのことについて考えごとしていて」
「ま~そんなことはわかってるんだけどね」
じゃあいうなよ、まあそんなことだろうと思ってたよ。
「まあ、まじめな話どうするの?」
急にエミナルが真剣な顔で問いかけてきた
「まあ確かに一番簡単なのが普通に一人でここから出ることだよな~」
「まあそれはそうだろうね。きみは私からチートをもらったんだからね~」
「ああでもまだ何もしてないから強いのかはわかんないんだけどね」
まだ本当にここに来て何にもしてないからな。
「あ、思いついたよていうか~そんなむずかしく考えずに~雫ちゃんを檻から出して明日にでもずらかっちゃえー」
「最初はそれにしようと思ってたんだけどこれには欠点があったからやめたんだよ」
「欠点?」
エミナルは首を傾げた。
「まず第一に情報があまりに少なすぎる」
「情報が少ないなら私にきけばいいんじゃないかな~」
「ああそれもあったなーでもこの国と仲良くしておきたいんだよねー」
「仲良く?」
「この国とではなくこの国の姫様と仲良くしときたいんだー」
「なんだただ女がいるからか」
エミナルが冷めた声でいった
「じょ、冗談だよエミナル本当の理由は追手がつくからやめたんだよ」
「ふふ、わかってるよ。それにハーレムを作るのを知ってるんだからそんなに慌てなくてもいいのに~でも、確かに追手がくるのはいやだね~それにどうやらきみはもう思いついているようだね~」
また、からかわれたか。くっそーでもまあいいよ確かにもう大体は頭の中でここから出る方法は思いついたまずは行動しないとな。
「エミナル大体はもう頭で出来たまずは、3人仲間を作ろうと思う」
「仲間?エレンちゃんや雫ちゃんや幼馴染のこの国のお姫様?」
「いや、違うそもそもエレンはこの世界の人だし雫に関しては檻の中だしこの国の姫についてまだ面識ないし」
「じゃあ誰にするかユウちゃんは決めてるの」
「僕が候補にしているのは、シノブ、騰貴、ホモもとい柳二を候補として選んだていうか絶対引き込むつもり」
「絶対か、それがきみの考えならそれでいいんじゃないかな、それと本当に今更なんだけどさ~何できみは雫ちゃんをそんなに助けようとしてるの」
「本当に今更な話だねまあ大した話じゃないよただ単純に裏切らない駒が欲しいってだけだよ」
「本当にそれだけかいきみはもっとほかのことで雫ちゃんを助けようとしてるんじゃないの例えば体目当てとか」
そんなことを言いながらつめよってきた。
「い、いや違うよ~体とかじゃなくてたださああっちの世界にいたときにさあ僕が思うに桃園が虐められていたときに助けてほしそうな目で見てたのに助けれな方からその罪滅ぼしかな」
「でも少しは期待を」
「ほんのちょっとだけね」
「そりゃあそうだよね~ユウちゃんだも~ん」
どう言う意味だよ。僕は学校の中では弱い存在だけどここは学校じゃないからね。
「そういう顔をしないすーぐ顔に出ちゃうんだからユウちゃんは~」
「え、そんなに顔に出てるの」
「うん出てるよ~でもそういう話はまた今度にして時間もないし早くきみの作戦をおしえてよ~」
そんなこんなであれこれとここから出る方法を説明していると鐘の音が聞こえた。
「そろそろ食事の時間だからエレンも来ると思うしエミナル悪いけど別の空間に入っててくれる」
「ええなんで~」
「いやわかるでしょエミナルなら」
「いやわからないよだってエレンちゃんには私がいること知ってるでしょ~なのになんで~」
「いやエレンは知っていてもほかのみんなはエミナルのこと知らないから」
「最初は誰だって知らないでしょ、あ、それとも私がだれかにとられないようにしようと」
「違うよ、もしエミナルがその大きさで自分と一緒に寝ていたことがばれたら僕の株も下がるしなによりここから出る前に変態というレッテルを張られて僕の考えた作戦も失敗に終わるよ」
あごに手を当てエミナルが話し始めた。
「要約するとさ~私が大きいから一緒に寝たイコール変態になるし作戦には影響もでる自分の女もとらてしまうかもしれないとそういうことだよね」
「いや、自分がいってないことも入っているけど大体はそんな感じだよ」
そもそも要約するとか言って普通に僕のいったことをいっただけのような気もするがそこはどうでもいいか。
「ならこの問題は解決だよユウちゃん]
「どういうこと?」
「きみはなんで私がエレンちゃんに精霊といったのか、きみにわかるか!」
エミナルが一指し指を僕に向けて指しながら言った
「え、なんでってその場しのぎじゃないの」
「ふっふっふ全然違うよ」
「ま、まさか妖精になれるの」
「そのまさかだよ」
そう言った後、エミナルの周りが急に光りだし、直視できないほどの光に目を瞑った。
「ユウちゃんこれでどうかな」
エミナルを見てみると小さい羽根つきになっていた。
「僕の知っているかぎりではどっからどう見ても妖精にしか見えないんだけどそれでいいの」
「うん、この世界の妖精はきみの世界のアニメに出てくるようなのと似ているようだね~」
何でアニメを知っているのか気になったがまあこの際いっか。
「じゃあ悪いけどここに入っててくれる」
僕は手で胸ポケットを開けた。
「えぇ~結局隠れるのめんどくさ~い」
「いや隠してる訳じゃなくてただあれだよあれそう飛ぶのもめんどくさいだろうなーと」
「ふ~んまあそれも一理あるね~」
「それに別に深い意味はないよ普通に胸ポケットから出てもいいし」
「じゃあなんで入れようとするのさ~」
いやーなんか癒されそうでいいとか言ったら怒るかな。
「いやただあとの作戦にも響くしさあ」
「はぁ~きみの顔を見たら大体わかったよ」
エミナルがそんな感じで胸ポケット入っていった。
「あ、思ったよりおちつく~」
ドアをノックをする音がきた。
「ご主人様お呼びにまいりました」
「ああよろしく頼むよ」
「はい、ご主人様あれエミナルという方はどこに」
「ああそれなら胸ポケットに」
「ああそこにまあいいです。それではご主人様案内します」
あれ結構リアクション低いな自分がちょっといや思ったより驚いてるのか。
「ふふふ、しっぽすごく立ってるね~」
「ああそうだな、て結構さきさきいくなー」
「さあはやくいこう頭使いすぎておなか空いたし~」
さき、さきいくエレンに追いつくため少し早歩きでいった。




