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ゴクアクヒドウ  作者: 凛々
魔王がきたよ
2/10

「闇はお好きですか?」



「とりあえず決めゼリフを考えよう」

「どこから攻めるかは考えてるのか?」

「いや、全然」

「………」

「どんなセリフにしようかな〜?」

「もう知らん」


「妖刀ムラマサの前に跪くがいい」

「中二病だな」

「乱れ咲け!漆黒の薔薇(ブラックフェザー)!!」

「中二病だな」

「俺の封印されし右腕がm「中二病だな」

「まだ言い切ってねえよ!」

「わかるんだよ」

「『闇は、お好きですか……?』とかは?」

「ダサい」

「フィオも考えてくれよ」

「『恥の多い生涯を送ってきました』」

「どこの太宰治だよ」


「まあ、セリフは後で決めよう。とりあえず作戦を考えねば」

「そうだな」

「作戦、ねぇ……『ガンガンいこうぜ』的な?」

「ドラクエかよ」

「いや、『いのちだいじに』だな」

「ドラクエかよ」

「フィオも何か考えてよ」

「『リザにまかせろ』」

「おい」


「とりあえず二人じゃどうしようもない」

「集めるか」

「フフン、魔王の俺が呼びかければ10万、いや20万は集まるだろう………」


「2人だけかよ……」

「お前にしては上出来だろう」

「何が上出来なの?どこが上出来なの?」

「同胞たちよ、まず君たちの名前を教えてくれないか?」

「それ俺のセリフじゃね?」


「ヒラくんとアズくんだね?」

「はい」

「じゃあ、人間界を制圧しにいこう」

「おー」

「声が小さい!」

「ぉ-」

「なんでやねん!」

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