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プロローグ♂俺の日常

あまり自信がありませんが、楽しく読んでくれたら嬉しいです(笑


ベタ全開で頑張るぞ〜!

 やあ諸君!元気にしてるか?そうか、元気ならよかった。俺はというと……


「あ〜、腹減ったなぁ〜」


 と、こんな調子である。ちなみに今の時刻は午後8時、もう完全に夕飯時である。しかし俺は、こんな時間まで朝から飯も食わずにネットサーフィンしながら違法コピーしたDVDアニメを見ている。


 二次元はやはりいいな。異世界モノから恋愛モノまで、それぞれの持ち味や個性が出ていて素晴らしい。特に、最近では恋愛ゲームで日々成長を遂げている『ツンデレ』に胸を踊らせるばかりだ。あのトゲトゲしい態度から一変したときの、主人公への甘え具合が……たまりません!


 っと、まあ今の内容で俺がオタクであることは十分に理解して頂けただろう。ちなみに俺は未だ童貞だ。これといって理由はない。やたらと慕ってくる後輩や、甘えさせてくれる近所のお姉さんや、隣の家に住む幼なじみや、再婚したときの義妹などは…






















…いない。よってフラグなどハナから立っていないし、両親もちゃんといる。(ちなみにここ何年かまともに会話していない)それに、ここ数ヵ月高校にも行かずに外もでていないため、後輩や近所のお姉さんのフラグもすでに崩れ去っている。


「あ〜つまんねぇ。なんで生きてんだろ。生まれ変わるならもっと別な生き物になりてぇな」


 いつもの癖で一人グチる俺。

別に学校がつまんなかったから不登校なわけではない。

ただ、勉強が簡単すぎただけだ。

あとは………外見が不良っぽいという理由で色んな生徒に避けられていたからかな。

まあ、一番の理由は俺がオタクだと知ったからだろう。あれは不覚だった。町内じゃバレるためわざわざ隣町までエロゲーを買いに行ったら、店を出たときにたまたまクラスの女子生徒と遭遇してしまったのだ。もちろん、これを知った彼女はこの外見とのギャップを面白可笑しくバラし始めましたよ。おかげで散々だ。


「あれ……?」


 そんなことを考えながらネットをしていると、不意にあるサイトが目に止まった。


「オタク&引きこもり構成委員会?」


 なめてんのかこのサイト?オタクなめんなよこら?


 もちろん荒らしてやりましたよ。問い合わせメールを3通くらい送ってやりましたよ……下ネタ打ちまくって。因みに1通目以降は全てコピーして送信。めんどくさいもん。


『一宏ご飯よ……ここに置いておくわね』


 母親が部屋の前に夕飯を置いていった。ようやく食事にありつけるぜ。




 しかしこの時の俺は気がつかなかった。この問い合わせメールが、これから俺をとてつもなく苦しめることになるなんて………

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