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皇国の無能力者   作者: ネコミコズッキーニ
一章 試練の無能力者
29/155

魔境の理玖 霧の大地再び

 自分の身体の変化を初めて感じ取ったのはいつぐらいだったか。俺は周囲に散乱する、無数の幻獣の死骸を見渡しながら考える。


 霧の大地での敗北を経験してからというもの、俺は静寂の間でこれまでの傷が完治するのを待った。この島に来てからというもの毎日どこかで死闘が勃発し、身体から生傷の絶えない日々が続いていた。


傷の上から傷をつけられ、もはや消えなくなった傷跡も多い。体調だって万全な日の方が少ない。だが水場も完備された静寂の間は、幻獣の入らない俺だけの空間。いつぶりになるか分からない、満足のいく休息がとれていた。


 そして霧の大地で受けた傷も塞がり、身体の調子も戻ってから数ヶ月。自分が以前ほど幻獣相手に苦戦しなくなっている事に気付いた。


 果たしてそれは、休息により身体の機能を十全に使える様になったからだろうか。それとも度重なる死闘の経験が、自分の血肉に昇華されたからだろうか。理由は分からないし、依然油断できる相手でもない。それでも。以前ほど「命をかけた生存競争」という切迫感は感じなくなっていた。


 それから俺は拠点を静寂の間に移しつつも、南の森地帯と西の岩場地帯で多くの幻獣に戦いを挑む。すべては霧の大地を攻略するため。


 今の俺ではあの地にいる幻獣に勝てない。そう考えた俺は、自分の中でいけるという確信を得られるまで戦いにあけくれた。どれだけの日々、どれほどの幻獣を屠り、その肉を食らってきただろうか。水面に移る自分の顔を見て、年単位の月日が経過している事は想像できた。身体の大きさも十五の少年の時の面影は無い。


(これまでの戦いに加え、きっと俺の身体も大人に成長した事で強くなったんだ)


 少年と大人では当然、その身に宿す力も体力も異なる。十五で魔境に来て以来、毎日戦いに明け暮れてきたのだ。そこに月日の経過による肉体の成長が伴えば、強くなるのは必然。


 そして今。俺はとうとういけるという確信を得た。肉体の成長に合わせ、以前作った物よりもさらに大きく作った籠を背負う。中には幻獣の内臓に詰めた水や果物などの食糧、投げやすい様に加工した幻獣の爪などが入っている。今日、俺は霧の大地を踏破するのだ。





 濃い霧の中を慎重に進む。思い出すのはカラスの様な幻獣に対抗できず、謎の氷の矢による攻撃に大きな傷を負わされたあの日。あの時の傷は今も肉体に刻まれている。だが緊張はしつつも俺は歩みを止めない。


「……!」


 早速きた。視界も悪く、相手にとっても成功したと確信したであろう奇襲。刃物の様な鋭さを兼ね備えた翼が俺の後ろに迫ったところで。


「……シッ!」


 俺は振り向くと同時に刀を抜いた。一閃。正面から二つに裂かれたカラスは、その身を地に投げ出す。かつて俺に深手を負わせた幻獣を屠った事で、左目の疼きが、そして熱が引いていくのを感じる。……ああ、仇敵を斬った感覚が手に伝わり、久しぶりに俺の心も透き通っていく。


 ここに来るまで俺は西の岩場地帯でも多くの戦いを積み重ねてきた。岩場地帯には姿を隠すトカゲ、素早い虫、地から忍びよる蛇など、力は弱くても強力な捕食手段を持つ幻獣が多かった。


 そこで生き残るために戦い続け、俺はいつしか自分に向かってくる敵意に敏感になっていた。その敏感になった察知能力は、霧の中迫りくるカラスにも有効だという事が分かり、俺の心にいくらか余裕が生まれる。


(おそらくこの島には踏破順路があったんだ。森の幻獣に対応できたからこそ、岩場地帯の幻獣にも対応できた。そして岩場地帯の幻獣に十分対応できる様になった今。俺は霧の大地に対しても対応できる様になった。……はず)


 だが不安要素もある。氷の矢だ。あれがどこから、そして誰が放ってきたものなのかは不明。そもそも冬の訪れないこの島において、どうやって氷など精製したのか。


(気になるのはそこだ。いや、予想はついている。だがこれは外れていて欲しい予想だ)


 できればカラスの死骸を解体し、その素材を剥ぎ取りたい。だがこんな場所で解体作業を行う気にはなれず、また死骸を持ち歩く訳にもいかない。後で取りにくる事も視野にいれつつ、俺はさらに北へ足を進める。


 その間も何度かカラスの襲撃はあったが、それも尽く切り捨てていった。幸い集団で襲いかかられようとも、何とか対応する事ができた。もちろん、余裕という訳ではないが。


 そしてその時は突然やってきた。


「……!」


 キラリといくつもの輝きが霧の奥に見える。だが俺は視認するよりも早く、その気配を感じ取る事ができた。


 高速で飛来する氷の矢。広範囲に放たれているため、下手に躱すのも危険。俺は背負っていた籠を捨てると、倒れ込む様な前傾姿勢で大地を駆ける。こうする事で正面から見た時、俺の被弾面積は小さくなる。


「ハッ!」


 次々に押し寄せる氷の矢。その中から俺に当たるものだけを確実に刀で弾いていく。この時のために、俺は岩場地帯で高速で飛来する虫の胴を正確に切る修行も積んできた。弾き方を誤ると破片は俺の肉体に刺さるだろう。一つ一つの軌道を瞬時に見極め、冷静に弾きながら高速で駆ける。


「あれか……!」


 随分走ったところで俺は氷の矢の射手を視認する。それは武人の駆る戦馬の倍の大きさはある、白い馬の幻獣だった。見た目は馬だが、頭に目と耳は四つ、額からは長大な角が伸びている。角の周囲には霊力と思わしき光の環が幾重にも重なっていた。


(いやな予感が当たったか……! 間違いない、霊力を持つ幻獣だ!)


 本当に極まれではあるが、霊力を持つ幻獣というのも存在が確認されている。当然交戦記録は非常に少なく、俺も詳しくは知らないが、楽な相手であるはずはない。馬の角が輝き、周囲に氷の矢がいくつも精製されていく。


「……!」


 かつて俺の身体を前からも後ろからも撃ちぬいたその攻撃を見て、再び左目が強く疼く。あいつのおかげで俺は大怪我を負い、何日も熱で苦しんだ。巡り合わせが悪ければ死もあり得ただろう。怒りで左目から火を噴いたかの様な熱を感じる。


 ……ああ、これはいけない。心が。身体が求めている。早く。早く早く。


「お前をぉぉ! 切り刻まないとなああぁぁぁぁ!」


 放たれる氷の矢。その数はこれまでのものより少ない。だがその分、連射性を意識したのか絶え間なく俺を襲う。それらを躱し、刀で弾きながら走るが、なかなか距離を詰められない。


(あの馬! 全然あの場から動きやがらねぇ! 俺なんて動かずともやれるってか!?)


 なめやがって。今も襲いかかる氷の矢の合間を縫って、俺は懐から鈍く光るものを取り出す。それは幻獣の爪を投げやすい様に加工したものだった。


 それを馬に目掛けて投擲する。狙いは正確。あらゆる姿勢からでも放てる様に、投擲の練習もしっかり積んで来たのだ。だが馬に当たる直前に不可視の壁がそれを防ぐ。放たれた爪は硬質な音と共に地に落ちた。


(攻撃が止んだ! 今!)


 次々と変わる状況と、増える情報を冷静に分析していく。こちらの攻撃は何かで防がれたが、これまで常に止まらなかった攻撃が止まった。おそらく攻撃と防御は同時にはできないのではないか。であれば今が距離を詰める好機! 俺はさらに爪を投げ、防御に霊力を回させつつ接近する。そしていよいよ刀の間合いに馬を捉える。


「死ぃねえぇ!」


 だが俺の刀も不可視の壁によって防がれた。渾身の力を込めていたが、砕く事はできない。もう一度斬りつけようと刀を振りかぶったところで、初めて馬が動いた。


「!?」


 ただでさえでかい馬がその足を上げ、頭から俺を踏み砕こうと轟音を響かせながら迫ってくる。


(これはさすがに! 耐えられない!)


 とっさに後ろへ跳び頭から砕かれるところを躱すが、真上にある馬の角から氷の矢が降り注ぐ。さすがにここまでの至近距離で放たれては刀で応戦するのも難しく、身をよじって回避に努める。全て躱せるかは運頼みだったが、何とかしのいだと思った俺の目の前には、馬の角が迫っていた。


「ぐぅっ!?」


 皇都に居た頃、年下の葉桐一派のクソガキから木刀で胴を横殴りにされた時の様に、俺の身体は大きく吹き飛ばされる。受け身をとりつつ起き上がろうとしたところで、左頬と左肩に鋭い痛みが走った。左肩には氷の矢が刺さっている。頬もこれが通り過ぎていったのだろう。横目に左を見れば、いくつもの氷の矢が地に刺さっていた。馬は再び角の周囲に氷の矢を作り始める。


(ちくしょう! こんな時、俺にも霊力があれば!)


 これはもう何度思ったか分からない。ないものねだりをしても無駄なのは分かるが、この島に来て激戦を経験する度にどうしても考えてしまう。


(これで振り出しかよ! しかも状況は悪くなった! ……っ!?)


 再び飛来する氷の矢。肩に痛みを抱えつつもこれを回避する。だがここである事に気付く。


(さっきよりも小さくなっている!? だからといって弾速が速くなった訳でもない! これはもしや……)


 霊力を消耗している。その可能性があるのではないか。馬は今回、以前会敵した時よりも大量に氷の矢を作っている。防御にも霊力を使った。今一度、これまでの戦いを思い出す。


(俺に足と角で攻撃してきた時、同時に氷の矢は飛んでこなかった! そして氷の矢を放つ時は相変わらずその場から動かない! あれがもし動かないのではなく、動けないのだとしたら!? 霊力の操作と同時に身体は動かせないのだとしたら!?)


 だからこそ俺の投擲に対してとっさに避けるのではなく、防ぐ事を選んだ。今も相変わらず氷の矢で攻撃してきているが、それ以外の攻撃はない。それにあの場から動かない。あれほどの巨躯だ、消耗した霊力による攻撃より、肉弾戦を仕掛けた方が有利なはず。何しろ俺は今、手負いなのだから。


(こいつ……! 自分より強い奴と戦った経験がないんだ! おそらくこいつはこの島で最強格! これまで他の幻獣に対しても、氷の矢で遠距離から完勝してきた。楽に効率的に勝利してきたからこそ、自分の肉体で戦う事が癖づいてない!)


 加えて言うのなら、霊力をここまで消耗したのも初めてなのだろう。こういう時、相手にどう立ち回ればいいか。その経験がまるで足りていない。これまで強敵の存在がいなかったため、肉体と霊力を同時に操る術も身に付けてこなかった。仮説を立て、どうあいつの首を切り落とすかの算段を考える。出た答えは簡単だった。


「やる事は変わらねぇよ! もう一度だ!」


 迫る氷の矢の合間を突いて爪の投擲。攻撃が止んだところで接近。これを繰り返す。だがいくらか距離を詰めたところで爪を使い切ってしまう。


「それが! どうしたってんだ!」


 ここからは攻撃を避けながら近づく! だが至近距離であればあるほど、攻撃を見切るのに必要な時間は短い。


(虫と同じだ! 真っすぐにしか飛んでこないし、肉を食い破ってくる訳でもない! 軌道を読め、敵意を感じろ! ここが正念場だ!)

「おおおおおおおお!!」


 腕に。身体に。氷の矢が突き刺さる。だがどれも威力が落ちており、貫通もしていない。どれだけ攻撃を受けようが、絶対に足は止めない。止めればその時、俺に勝ちの目は無くなる。だが止めさえしなければ必ず勝機は訪れる。


 大人に成長した肉体が、その身に宿った活力を振り絞り。俺をさらに前へと押し進める。あと一歩。そこで馬の動きが変わった。


「ブォウッ!!」


 初めて聞く馬の叫び声。その声色には俺に対するいら立ちが含まれているようだった。馬は氷の矢を止め、頭を下げて真っすぐ俺に角を突き立ててくる。


「っあぁ!」


 すんでで躱すが、脇腹をかする。だがこれは好機! 俺は馬が離れない様に角を掴み、このまま頭を斬ろうと刀を振りかぶる。だが馬は勢いよく首を上に振る。強く角を握りしめていた俺は、その身を中空に投げ出された。


「くっ!」


 下を見れば馬の目はしっかりと宙に浮く俺を捉えている。落ちてくるところを角で突き殺すつもりかと思ったが、その角が白く輝きだす。


「っ!」


 角の先端が氷に覆われ、さらに大きな氷の剣が作られる。周囲には氷の矢……いや。六本の氷の槍も生まれていた。俺が落ちてくるところを確実に突き殺すための構え。


 だがやはりこいつは王者の戦いしか知らない。どれだけ時を費やしてこようと、しつこく食らい付いてくる手負いの獣を知らないのだ。


「つあああ!」


 地に向け落下しつつ、俺は刀を馬の胴に目掛けて投げる。この距離でその図体。どう投げても当たる。まさか落ちてくるだけの俺が何かしてくるとは思わなかったのか、氷の剣と槍を形成していた馬は、霊力で防ぐ事もその場から動く事もできずに、深々と胴に刀が突き刺さる。


「ブォアアアッ!?」


 待ち構えられていた氷の剣と槍が動いたため、何とか突き刺しの刑を回避する事はできたが、受け身も取れず地に叩きつけられた俺も相当の傷を負ってしまう。


 変な恰好で着地してしまったため、左腕の骨が折れたかと感じる様な激痛が走った。肋骨にもヒビが入ったかもしれない。満身創痍。だが今、俺の目の前にはその身に刀が突き刺さり、混乱して暴れている馬がいる。刀を抜こうにも抜くための手がない。おそらく初めて受けたであろう深手に、馬はどうすればいいのか冷静でいられずにいるのだ。


「ぐっ……! まだ! 俺は! 倒れちゃいねぇ!」


 俺の声を聞いた馬が、はっきりと殺意を込めた四つの目で俺を睨む。鋭く吠え、こちらに向かって走りだす。


(きた! だが身体に刺さった刀が確実に痛みを与えている、動きが鈍い! それに霊力を使えるほど集中もできないとみた! ここからだ!)


 俺の手に刀は無く、左手は使えない。馬の体力に勝る訳もなく、このままでは死ぬのはこちらだろう。俺が諦めれば。


「おおおお!!」


 俺も前へと駆ける。馬は角で横殴りにしようと首を鞭の様にしならせる。これに対し、俺は勢いそのままに前へ倒れ込みながら飛び込んだ。俺の真上では角と首が轟音を鳴らしながら通り過ぎる。元々この幻獣は通常の馬よりも倍近い大きさがあるのだ、初撃を躱してしまえば真下に潜り込むのは容易だ。


 そのままがら空きの腹に目掛けて右こぶしを突き出す。その腕には手甲状に加工した毛皮に、手の甲部分にはいくつもの幻獣の爪が取り付けられていた。


「ブフォウゥ!!」


 何も考えす、ひたすら殴る、抉る。柔らかい腹からは大量の血がまき散らされる。生暖かく臭いもきつい血の雨を受けながらも、俺の手は止まらない。だが馬の腹の下にいるという事は、周囲には四つの足があるという事。俺はそのいずれかによって蹴り飛ばされる。全身からメキメキと嫌な音が響いた。


「がはぁっ!」


 ゴロゴロと地を転がる。ああ、この感覚、この死闘。いつぶりであろうか。これまでの戦いの経験で分かる。ここが勝敗と生死を左右する分水嶺。


 俺は全身の痛みを無視して立ち上がり、再び馬に向けて駆ける。ここからはどちらが先に倒れるかを競う殺し合い。生き残った方が相手を食らう生存競争。


 どれだけ馬から攻撃を受けようとも、それ以上の傷を負わせようと拳を振るい続ける。殴り殴られ。抉り抉られる。血で血を洗う血戦。馬が初めてよろけ、僅かに身を屈める。俺はそこで跳び、馬の胴に突き刺さる刀に手をかける。


「死いいいぃぃぃぃねえええぇぇぇぇ!!」


 傷を抉る。刃を抜き更に切り刻む。払う。突く。振る。殴る。回す。右腕が動かなくなるまで、とにかく動かし続ける。再び地に落ち、意識を失おうが刀だけは何があっても振り回し続ける。剣術も何もない、ただ刃物を振り回すだけの狂人。どれだけの時間、そうしていただろうか。


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ!」


 意識を取り戻した時、俺の前にはピクリとも動かなくなった馬の死骸が転がっていた。周囲には血の池が出来上がっており、俺自身全身が真っ赤に染まっている。誰がどう見ても、ここで狂喜の宴が開催されていたと思うだろう。


「はぁ、はぁ……! あ、ああ……! 勝った……!」


 全身は傷だらけ、痛みもひどい。傷は熱を持ち俺はまたうなされるだろう。だというのに、俺の心はそれまで乗っかかっていた重しが取れた様に軽く、実に晴れ晴れとした心持ちだった。左目の疼きも今は感じない。俺の中に巣くっていた「怒」や「怨」といったものが「喜」や「楽」に変わっていくのを感じる。例えこれが今だけだとしても、この瞬間、俺の心は自由だ。


「……! これは……!?」


 ぼやける視界ではあるが、俺は周囲の異常に気付く。霧が晴れていくのだ。雨が降っていたかと思えば霧となり、そして馬を倒せば霧が晴れる。


 あの馬とこの霧に何か関係あったのかは分からない。俺は晴れていく霧の奥にある景色を注視しようとして。そこで右目に強烈な痛みが襲った。


「ああああああああ!?」


 あまりの激痛にその場で倒れ込む。一体俺の右目はどうなったというのか。目から火が噴き、涙の代わりに溶岩が流れ出ているかの様な錯覚を覚える。いたい、つらい、あつい。やがてその熱は目の奥、頭の中にまで及んだ。

ご覧いただきまして誠にありがとうございます!

明日の投稿で1章の幕が閉じます。明日も昼前くらいを目安に投稿致しますので、引き続きご覧いただけましたら幸いです。

よろしくお願い致します!

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