プロローグ
処女作です。
至らぬ点もございますが、どうか生暖かい視線で見守っていただけると幸いです
「はあ。やっと残業終わったぁ。全く、あのくそ上司め、面倒な作業押し付けて自分はとっとと帰りやがって。帰りに書店でもよってく
かぁ。」
ああ、何で俺、こんなことになってんだろ。
どこで間違えたんだろ。………
俺は、岩月 薫34歳の年齢=DT&彼女いない歴の普通のサラリーマンだ。俺の就職先は、そこそこ有名な商社だ。今度の商品開発とその企画をうちの部署が任されたのだが、最後の仕上げのときに、本来上司がやるはずの仕事を俺たち部下にも道ずれで、残業をさせられた。
まあそこまではよかったんだ。上司命令だし、断ったら断ったで面倒だから。でもなんか多かった。俺だけなんか多かった。
そのくせ上司は先に帰りやがった。
「明日あったらゼッテェ文句いってやる。心の中で。」
カランカラン
「いらっしゃいませ~」
学生か。こんな時間までバイトかよ、まあ俺も似たようなもんだけど。学生かぁ。昔は勉強勉強ってばかりで、何でって聞くと「将来楽をするため」ってかえって来たっけかぁ。
必死に頑張ったけど、今は楽どころか、むしろ辛いな(笑)
「この本にするか。」
「1080円です。」
「どうぞ。」
「1080円ちょうどですね。ありがとうございました。」
カランカラン
ふう、さっさと帰って買った本でも見るか。
ん?
「何だ、アイツ」
「映画の撮影かしら?」
「新手のコスプレイヤーか(笑)」
何だ、あの黒い奴?なんかこっちに向かって歩いて来てないか?
うん?あの手に持ってるのはなんだ?
先が尖ってて、銀色で……って包丁じゃねえか!!早く逃げない
グサ
え?何で刺さってんだ?何で何で何で何で何
で何で何で何で何で!?
ポタポタ ズボッ
「キャー!通り魔よ!」
「救急車、救急車!」
「逃げろー!」
あれ?暖かい。なんだ、この赤い僅かにドロッとした液体……あ、血か。俺の血…なのか。
はあぁぁぁぁ。これで終わりかよ。
まだ息子、一回も使ってねえじゃねえか。悪いな、マイサン。
あと彼女も欲しいなあ。あのときババアの話、素直に聞いて、お見合いしときゃよかった。
まだ海外旅行もいったこともないのに。
にしてもあのくろずくめ野郎、何で俺を刺したんだよ。タイツだったらコ〇ンのアイツじゃねえかよ。
あ、もう手遅れっぽいわ。
なんか痛みもほとんどねえし。
何よりすごい眠い。
もう…………いっか。
そうして俺の一周目は、唐突に終わりを告げた。
文章力などが足りませんが、どうか今後もよろしくお願いします。
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