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どうやら異世界に遭難したようです。  作者: 風音銀河
プロローグ ここは何処だ?
3/4

2 現状確認…って、あ(銀河視点)

連続投稿。


「で?ここはどこなんだ?」

「分かりません!」


目が覚めて、静也殴って、クマに石投げて、もっかい静也ぶん殴って、ようやく始めた現状確認。


しかし収穫はゼロだった。

ここがどこだかちっともわからん。


因みに静也は正座で敬礼をしている。

さっき俺を蹴っ飛ばした罰だ。


俺と奴の間には忌々しいことに10cmという身長差が存在している。

そんな訳でぶっちゃけ蹴られたところがメチャクチャ痛い。

死ねばいいのに。


おっと、思考がそれた。

この場所については全く見覚えがねーから、取り敢えずはなんでこんなことになったか考えよう。


確か…静也からメールが来たんだ。

それで、一緒に遊ぶことになって、確か四人全員来れるって…?


「あ」


残りの二人は?


「俺らがここにいるってことは白影と黒狼もここにいるんじゃね?」


白崎影慈、大神黒斗。

騒静そうせいコンビと呼ばれる対照的な二人である。


因みに白影と黒狼というのは俺たちの間でのあだ名だ。


静也は、


「それも…っそ…だねっ…合流した、ほうがっ…いいんじゃ、ね?」


足の痺れが限界に達したようで、プルプルと震えていた。

思わず思いっきり足の裏を押してやると、転げ回って悲鳴を上げた。


その姿はもう見慣れたもので。


この訳分からん場所で目が覚めて。

目の前にお前がいて安心できたなんて、絶対に言わないけど。


「痛ってぇええええっ!」

「うるせぇ」

「へぶっ!」


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