共闘!空港解放戦線4
旧関西国際空港 逢坂三吉
さて、安芸さんたちがダンジョンを抑えてくれている間にこっちはこの周辺の安全化を行わなければならない。東さんを筆頭に兵庫、大阪から動員された千人もの軍勢(一般人)が空港周辺にバリゲートを立てている間、因幡さんが周辺のモンスターの索敵、播磨さんと二人でモンスターの迎撃に出ている。情けなくて泣いた夜から今日まで、赤坂さんに格闘術を教えてもらい自分もダンジョンに潜って戦闘訓練を行ってきた。無力なままの自分とは決別したのである。
「10時の方向2㎞先にモンスターです」
「穿て黒の鉄砲」
「・・・」
まぁ見つけ次第播磨さんが狙撃するので対外俺に出番はないのだがそれと助けてもらっている分際でなんなのだがダサい・・・自分の県の特産品をモンスターにする以上呼び名がある方がいいとのことで基本モンスターに名前を付けているのだそうだ。ちなみに今狙撃しているのは丹波地方の名産品黒豆を弾に打ち出す銃のモンスターだ見た目はかっこいいのだがぽっぽうはないだろう・・・播磨さん曰く「鳩が豆鉄砲くらうでしょだからぽっぽう」らしい意味不明である。
「知事!逢坂知事!空港周辺のバリケード設置完了しました。あとは魔力で結界はるだけです」
最初から結界貼ればいいのでは?と思うだろうが、できないのである。というのもとても時間のかかるのだ。なので一応の安全策を講じて慎重に進めるのだ。とはいえこの作業は一か月スパンでかかるのであとは先に道路を引いてしまって俺たちの任務はいったん終了である。あとはなんば攻略組がうまくやっていればいいのだが・・・
なんばダンジョン 松江
ボス部屋に来るまでに安芸君が足を負傷し、私と周防君は連れてきたモンスターの大半を使用してしまった。そのうえで今からボス戦・・・
「一度帰ってモンスターの補充と安芸君の治療を行った方がいいのでは?」
「いや、解毒自体は周防にすでにしてもらってるし俺は大丈夫だ。それよりもう一度ここまで来るのに今回みたいにうまく行くかわからんけぇ今回できめたい」
「・・・俺はまだモンスターも残っている。十分対処可能だ。」
ダメだ三人ともひくきがないようだ。こうなってしまっては足並みをそろえるしかないわね。周防君も諦めた感じで頷いたため、ボス部屋のドアを安芸君が開いた。
「「「「・・・・・」」」」
扉の先に広がっていたのはとんでもなく大きいテーマパークそして、ジェットコースターにまたがっているとんでもなく巨大なタコであった。




