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共闘!空港開放戦線2

大阪城ダンジョン管理室 逢坂三吉


会議に乱入者が入って場が混沌とし始めたが、なんとか和服の女性がチャラ男を落ち着かせてくれたた

「私は島根県知事の松江です。こっちは広島の知事の安芸」


「てめえが大阪の野郎だな、お前のせいでこっちは損害くらっとんじゃぼけぇ」


乱入者が他県の知事であったことに驚いたのもつかの間、広島の安芸さんに関しては画面越しでも殴りかかってくる勢いである。


「あの、自分何か失礼なことでもしましたかね?」


「あぁ!?われぇ気づいてねぇのか」


「私から説明しましょう。逢坂さん、会議こんな事態なってしもてほんまにすみませんな」


そう言って播磨さんが説明してくれたが、どうやら大阪の発展はそれより西に観光客を止めていたようである。正直に言って知らんがなと言いたいが、ここで兵庫とこじれてもしょうがないしどうしたものか・・・


「あの、知事・・・このさい広島や島根にも協力してもらってはいかがでしょう?」


「隣接している兵庫ならうまみがあるだろうが離れている彼らにはさほどうまみはないだろう、受けてもらえるとは思わんが」


「いや、その空港解放の話し受けてもいいぜぇ、条件として大阪に来た観光客を安全に兵庫、そして中国地方へ送るよう道を整備することを要求するがな。この要求が通るなら、岡山、山口、鳥取ものってくしな。」


俺らの会話を逃さずに安芸さんが乗ってきた。正直人手は足りないので手伝ってもらえるならそれに越したことはないが、道路の維持となるとかなりの費用がかかることになる。現在大阪で使える道路は東へつなが高速道路だけである。その維持でもかなりの魔力と人員を消費しているがそのうえ西に一から道路を作るとなると莫大な資産を消費することになる。


「実は自分が逢坂さんに出した三つの条件ほぼほぼその条件なんです」

播磨さんもそう切り出す。こうなってしまっては兵庫の協力なしに空港の解放は難しいだろうし受けるしかない。もともとさらに魔力や金を蓄えて人口の増加を目的としていたのに、空港の維持まで考えるとトントン、むしろギリギリ赤字程度に利益は落ち込んでしまう。こうなってしまっては東方面に進行した方がうまみがあっただろう。知事になって初めて自分の決断が裏目に出てしまったような気がし、苦虫をかみつぶした気分である。


「では部下同士で作戦、スケジュールをすり合わせておおよそ三か月後にもう一度会議しそののち作戦実行というかたちでよろしいやろか」


会議は播磨がそう締めて幕を閉じるのだった。


「クソ・・・兵庫がここまで中国と繋がっていたなんて、、」


「私のリサーチ不足です。申し訳ありません・・・」


「いや、会議の時難波さんは地に足つけてもっとゆっくりすすめるべきだと言ってくれていた。ちょっとうまくいくからって調子に乗った俺が悪い」


今からでもなかったことにするか・・・いやそうなると今は道路をつないで友好的な奈良や三重、京都や滋賀など周りの県からも信用されなくなってしまうだろう。もし孤立して観光客が来なくなれば、それこそ本当に立ち行かなくなる。こうなったらいかに他の県に道路や空港の維持費を負担してもらうかそちらに尽力するしかないだろう。

その夜は悔しくて情けなくて結局眠ることなく夜は更けていくのであった。

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