プロローグ
初めまして。ご観覧ありがとうございます!初めての作品、初めての投稿でのすので分からないこと誤字、脱字あると思いますが、頑張って完結まで書きたいと思っています。少しでも面白いと思ってくださったらぜひブックマーク等よろしくお願いいたします!
西暦2070年人類は人体から新たな物質を発見した。その物質は様々なテクノロジーの発展に寄与し学者達は人類史を1000年進めたと高らかに宣言するほどであった。どの発電方法より効率的に電気を生み出し、専用の装置を使えば火や水だって生み出せる。そのあまりの利便性に人々はこの物質をおとぎ話に例えて魔力と呼称した。
・・・魔力が使用されるようになって半世紀がすぎたころ世界中で魔力が不足する事態に直面していた。魔力は人体の呼気に微量含まれる。それを空気中から抽出したものをあらゆるところで使用していたのである。そして人類の呼吸にも魔力は不可欠なものであった。人から排出されるということは、人が集まるところには魔力が集中するということである。農村部の人々から順番に地方都市へさらに魔力が足りなくなると中核都市へ、それぞれ故郷を捨て魔力を求め次々と都市部へと進出していった。
そして、さらに半世紀が過ぎるころには日本の全人口の99%は東京に集中し、なんとか魔力不足は東京では食い止められたのだった。が、その代償としてそれ以外の地域ではもはや荒廃したビルや自然が生い茂るのみであった。
この窮地に各県はそれぞれの有名な土地に人を呼ぶため観光や探索を目的としたダンジョン(県庁)を作成し、人を呼びその周辺のみでもがかろうじて生活できる町を作り上げたのだった。しかし荒れた荒野を何時間もかけ地方まで魔力ボンべを使って来る人などそう多くはなく、状況は悪化の一途をたどるのみであった。
旧大阪 大阪城ダンジョン
「これが、今月の決算報告書になります。まず観光は赤字ですね・・・姫路城との競合が不味かったです。それにより先月に比べ魔力濃度は-2%、このままでは10年もしないうちに魔力は完全に枯渇します。・・・今からでも我々も東京に行くべきではないでしょうか」
「なんで、じいさんは大阪城に県庁たてたんや・・・通天閣とかもっといろいろあったやろ。ほんで無理に決まってるやん、んなことしたらじいさん共に滅多打ちにされて大阪湾に沈められるわ」
「もう大阪湾周辺魔力が枯渇してるので立ち入れませんけどね」
「・・・もういやや知事」
これはかつての栄光を取り戻すべく奮闘する知事と都市たちの物語。




