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オカルティック・アンダーワールド  作者: アキラカ
日日譚【アガルタ編集の日常】最終章

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三枝寿々 【4月初旬】

 その日は4月の2週目の月曜日。


 いいとよでは先週入社してきた新入社員の1ヵ月の社内研修が始まった。

 例年からすると地下1階にあるここオカルト超常現象雑誌月刊アガルタに新入社員は勿論、研修生すら来ることもないのだが。

 今年は何とも珍しく二人もアガルタを希望している新入社員が入ってきたので、第1週目は早速アガルタでの研修がスタートすることになった。



 最上は資料棚前のスペースで二人を紹介する。


「では。本日からうちで研修が始まる二人を紹介するね。まずは酒井陽向(ひなた)君。彼女は大学で物理工学を専攻していたらしいのだけど、どうやらそこで量子エネルギー工学を学ぶ中で色々な摂理に触れオカルト分野にも興味を抱くようになったらしい。まあ極めて真面目で勤勉だと人事課からもそう聞いている」


 最上がそう言うとニコニコとした顔で酒井に目配せをする。


「あ、はい!ご紹介頂きました酒井陽向です!私がそのアガルタの雑誌に始めて触れたのは比較的最近なのですが。自分が考えるエネルギーの本質をこの先探求するにはもう絶体にアガルタで働くより他はない!と、この昨年の6月号の高次元エネルギーと波動という特集記事を手に取った時から直感的にそう感じました。なので何としてもアガルタで色々な超常現象を学びながら、そしてこの運命を感じた私の気持ちと同じ体験を読者の方にもしてもらえるよう、そんな雑誌を作る為に頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします!!」


 と酒井は運命の既刊号を胸に抱きしめると深々とお辞儀をした。

 その必死で熱の籠った挨拶に編集部の全員が拍手で迎えた。


「ではもう一人。伊藤虎徹君。伊藤君はT大の幸田先生。えっと確か今記事を作っているのは三枝くんだったよね?」


 と寿々(すず)は急に呼ばれびっくりしながらも


「あ、はい!」


 と返事を返す。


「その幸田先生のゼミで民俗学を学んだ後に、大学院で更に博士号の資格をとるまで学んでいる。極めて博学で宗教や特に世界各国の土着信仰なども独自の研究をしていたそうだ。そこでどうしてももっと深くローカルな信仰についてもどんどん探求していきたいという理由でアガルタを希望してくれていると聞いている」


 と今度は反対側の伊藤をちらっと見た。


「どうも。はじめまして、伊藤虎徹(こてつ)と申します。今しがた最上編集長からご紹介頂きました通り、私は日本はもとより、世界中の土着信仰を専門的に勉強してまいりました。アガルタは小さい頃から愛読しておりまして、特に中学生の時に読んだ首狩り族や人食い族の記事には本当に心惹かれましてそこから私の探求心がスタートしたのは間違いありません。私は研究で得た知識を存分に生かし、これからもアガルタと素晴らしき神秘的な出会いを仲介してゆけるようなそんな記事を載せてゆけたらと考えております。年齢的には酒井さんよりだいぶ上になりますが、同期として共に皆さまのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」


 と伊藤はゆっくりとお辞儀をした。

 一同は酒井同様に拍手を返した。



『・・・・・やっぱりアガルタ希望するだけあるなぁ・・。どちらもキャラが濃い・・・』


 寿々は毛色の違う二人をマジマジと見つめ、そしてあまりの真面目さとあまりの感性のズレに素直に面食らっていた。

 そして自分が突如異動辞令が出て初めてアガルタに来た時の挨拶を思い出し、本当に顔から火が出る程下手くそで熱の無い挨拶をしたもんだ・・・と今更ながら本気で恥ずかしく感じていた。


「酒井君も伊藤君も今週1週間の研修後は他の編集部へも研修に行くので、ちゃんとした業務がはじまるのは5月からになるけれど。酒井君は三枝君」


「あ、はい」

 と寿々は返事をする。


「伊藤君は中嶋君が」


「はい!」

 と伊藤のすぐ目の前にいた中嶋が手を上げて返事をした。


「教育係として色々と教えていく事になるので、皆も酒井君と伊藤君は勿論、三枝君と中嶋君のサポートもよろしく頼むよ。じゃあ席は酒井君は三枝君の左隣に。伊藤君はここ中嶋君の隣に。じゃあ皆よろしくね!」


 そう言うと早速酒井が寿々の左隣に来て


「三枝先輩どうぞよろしくお願いします!!」


 とまるで部活の先輩として呼ばれたかのような新鮮さを感じる挨拶をされて寿々も何となく悪い気はしなかった。

「どうも、三枝寿々と言います。これからよろしくね」


 と和やかに挨拶を交わすと。


「え?三枝さんって寿々さんっていうお名前なんですね」


「・・そうだけど」


「漢字はどうか書かれるんですか?」


「寿に繰り返しだけど・・・」


「そうなんですね!!」


 と何故か酒井は嬉しそうに答える


「凄い!!私の曽祖母ちゃんと同じ名前です!!」

 と全然悪気もなく目を輝かせなが更に嬉しそうに答えた。


「・・・そうだよねぇ・・・。そういう感じだよねぇ・・」


 寿々も正直このパターンは初めてでは無かったので久しぶりに傷ついた。

 小学生の時にも高校の時にもこれと同じ事を言われた事があり、その度に寿々は自分の名前を強くコンプレックスに感じるようになっていったのだ。


 昭和のお祖母さんの名前。

 そんなイメージがある寿々という大変めでたいながらも複雑なこの名前。


 酒井は悪い子では無さそうだが、天然っぽいその性格に、寿々はこうやって前途多難なイメージが最初から付きまとってしまった。


『・・大丈夫かな・・。俺ちゃんとしっかり教育できるだろうか・・・』



 その後新人の二人はその日の企画会議にも見学として参加したり、その後は資料棚から既刊号を取り出して興味のある記事などを探しもらたりしているうちにあっという間に午後5時になっていた。


 研修が終わってちゃんとアガルタでの仕事が始まれば時間も変わってくるのだが、研修中は皆一様に8時出社5時退社となる。


 その日酒井はずっと既刊号にかじりつきながら、寿々に記事の楽しさの他にもこういう記事はどういう工程で雑誌になるのかなどを簡単に学びながら1日が過ぎていった。

「じゃあ酒井さん、そろそろ5時になるから。上がる準備して。研修中は上の事務室行って退勤手続きしないとだからちゃんと挨拶して行ってね」


 そう言うと既刊号に噛り付いていた酒井はハッと我に返り腕時計を確認した。


「本当ですね!!あっという間に1日が終わってしまいました!!」


 酒井は慌てて帰り支度をする。

 するとそこへ

「お疲れ様です」

 と言って学校が終わって直行してきた(ふひと)が編集部へと入ってきた。


 そして帰り支度をする酒井を横目に寿々へ

「お疲れ様です」

 と挨拶をすると寿々も

「あぁ、お疲れ」

 と笑顔で返し


 準備が終わった酒井が顔を上げると寿々が立ち上がり

「あ、酒井さん。今来たのがうちのもう一人の編集部員の(はだ)史。今大学生なので契約上はアルバイトだけどアガルタで働いている歴は俺より長いんだよ」


 と説明すると酒井は史を見て一瞬驚いたような顔をすると、急いで

「・・えっと、初めまして酒井陽向です!今日から研修でお世話になります。よろしくお願いします!!」

 とどことなく緊張をした感じで史に手を差し伸べた。


 史も握手を求められるとは思っていなかったようで少し戸惑いながらも寿々の席を越え手を伸ばし

 握手をすると

「初めまして秦史です。ここではみんな下の名前で呼んでもらってますので酒井さんもどうぞ気軽に下の史の方で呼んでください」


 と笑顔で言うと。

「はぁわっ!!」


 と顔を赤くさせ奇妙な吃音を発しながら胸を抑えるものだから、寿々と史はふと目を合わせてしまった。


『なんだ?はわ??』

 と寿々は何だか嫌な予感を感じてはいたが


「酒井さんどうした?」

 と寿々が聞くと


 酒井は息を整えながらも

「ご・・ごめんなさい!!初対面でこんな事話すのもドン引きされるとわかっているのですが。その史君はあまりにも私の推しにそっくりなものなので・・・!!」


 と酒井は恥ずかしそうにそう答えた。


「推し??史が??」

 と寿々が驚きながら酒井に質問すると


「そうなんです・・!同人漫画なのですが魔法少年ベルルっていう漫画に出て来る聖騎士(パラディン)のヒューゴ様にあまりにもそっくりなのです!!」


 と寿々にとってはなんのことやらさっぱりわからない話をしていると

 史が隣でニヤニヤとしながら

「あ~~なるほどね。じゃあそれモデルは俺ですね」

 と声を出して笑うのを堪えながらそう答えた。


「えええええ!!」

 と酒井は本気で卒倒しそうになっているのを見て、史は更に面白そうに笑っている。

 寿々は何となく置いてけぼりをくらって何が何だか良くはわからなかったのだが

 直ぐに史が引き出しから薄いファンタジックなアニメ調の本を2冊取り出したので、寿々はまさか史にそんな趣味があったのかとばかりに驚いていると


「これ・・・。浅野さんの同人誌です」

 と楽しそうに話した。


「えええ??浅野さんの?」

 と言ってそちらを見ると2つ向こうの席で浅野は忙しそうに電話をしていた。


 史は酒井に

「じゃあ、あそこに作者がいるのには気づきませんでしたか?」

 と言って浅野の方を見ると酒井は


「!!!!や・・ちょ・・・今日1日中緊張しまくってて・・気づきませんでした」

 と言った上で更に酒井は顔が青ざめてゆく


「・・・もしかして・・ベルルのモデルって・・・・・」


 酒井はそう言って寿々を見た

 史は更に笑いを堪えて

 寿々の隣で2度ほど頷く。


 その途端酒井は

「はーーーーーー!!何と言う・・・まさかこんな。ちょっと今日は衝撃が大きすぎてもう・・心臓がヤバいです・・・。ていうか三枝さん、とても落ち着いていらっしゃるからまさかベルルだとは・・・はあぁぁ。もう本当に今日は感無量です・・」


 そう言って卒倒しそうなくらいの衝撃を受け、その日酒井は沢山の供給を一気に浴びながら嬉しそうに編集部を後にしていった。




 寿々はその後史から浅野の同人誌を借りて読んでみたのだが


「・・・面白いなこれ」


 と真面目に何度も読み返していた。

 その隣、帰宅した酒井の席で浅野は体を小さくさせ


「本当にごめんなさい!!」

 と寿々に手を合わせて謝罪した。


 しかし寿々は

「・・・・確かに最初は勝手に人をモデルにするなんて。って思ったけれど。・・これだけ面白いとむしろこっちがお礼を言わなきゃって感じになりますよ・・。俺全然ベルルとイメージ違いますけれど。俺をモデルにしてくれてありがとうございます」


「そんな事言われたら何だか嬉しいのと申し訳ないのとが・・」


「いえ謝らないでください。っていうか一言だけ言わせていただくと」


「はい?」


「この聖騎士ヒューゴの補正が強すぎなのでもう少し違う意外な一面も見れたらもっと魅力的かと。あと、普段可愛いべルルの格好いいところももう少し欲しい・・というか俺が見たいので。是非とも続編が出る時は参考にして頂けたら嬉しいです」


 と私的な感想を盛り込んだ真面目なコメントまで返した。

 それを聞いて浅野は


「なるほどそれか!!」

 と更に何か構想が浮かんできたように目を輝かせながら意気揚々席へと戻っていった。



「はは・・・まさか史が同人誌をねぇ」


 と寿々が面白そうに笑っていると


「本当に俺自身もまさかですよ。でも本当に面白いので浅野さんには是非とも頑張って描き続けてもらっていつかは商業デビューしてもらいたいですね」

 と楽しそうに浅野の同人誌を机にしまった。




 暫くすると、今日もう一人の新人、伊藤を担当していた中嶋が特徴的な歩き方で寿々の元へとやって来た。


「あ、三枝さん!実は今編集長と副編から言われたのですが。今年の歓迎会はすでに二人共アガルタに来る事が決まっているので早めにやらないか?と提案されまして。それで私、前回の年末幹事をしましたので是非とも今回は三枝さんにお願いしたいかと思うのですが・・・」


 と言われると。


「あ~そうですよね~。確かにそろそろ俺に来ると思っていました。はい、わかりました。ただ・・俺ちょっと皆さんの好みとか分からないんですが・・」


 そう答えると、左から


「そんなん気にしなくていいの~!ここの人達の好き嫌い聞いてたらいつまで経っても決まらないからさ~」


 丸が助言をしてくれた。

 それを聞いた中嶋も小声で


「そうなんですよ。僕も前回大変で!結局キャンセルもあったから適当になりましたし・・」


 と話してくれた。


「う~ん・・・・・」


 と寿々も腕を組んで少し悩み、ちらっとだけ史を見て。


「あ、そう言えば丸さん?」


「前に連れて行ったもらったあの都市伝説バーって貸し切りとかできますか?」


 と聞くと


「あぁ!そうだね。週末は無理だけどそれ以外なら多分融通が利くと思うよ。ちょっと狭いけどあそこなら好き勝手出るしいいんじゃない?あたし聞くだけなら聞いてみよか?」


「はい、ぜひお願いします。それと19歳も入って大丈夫かも聞いてもらってもいいですか?」


 と言うと、隣も史も少しだけ驚いた表情になり。


「貸し切りにすれば大丈夫だと思うけどね!わかったそれも聞いてみる」


 と丸も史を向いてニッと笑うと。


「まだ飲酒は無理だけど、もう大学生だし皆と一緒にガンガンご飯食べに行けるもんね!」


 笑顔で話した。


「え・・。いいんですか?」


「えーいいだろう。もう高校生じゃないんだし。ね?中嶋さん」


「全然!大丈夫だと思いますよ?ぜひ史君も参加しましょう!」


 と皆からそう言われ思わず史も


「じゃあ・・・楽しみにしています」


 と笑顔で答えた。

 そして中嶋が少しだけ間を置いて


「そうすると今回は皆参加出来そうで賑やかになりますねぇ~。あ、でもそうか・・・後藤さんはやっぱりいつもの通りかなぁ・・・」


 と話していると、ちょうど丸の後ろから後藤が


「ん?何だ?俺の事か?」


 と後藤が話てきたので丸も篠田もぎょっとして振り返る。


「え・・後藤さん聞こえてたんですか?」


 と中嶋が驚くと


「ああ。俺いつもお前らの会話全部聞こえているからな」


 と言ってニコっと笑った。

 寿々はその笑顔にぞっとして


『え・・・・後藤さんて口が軽いだけでなく、更に地獄耳なのか??・・すると。俺と史が話している事も大体聞こえて・・・』


 とそんなあからさまな顔をしていると、寿々を見て更ににっこりと『今更気づいたんか?』とでも言いたそうな顔で笑うものだから寿々は一瞬にして顔が青ざめた。


「あ、それと歓迎会な?いいよ。子供も今月から小学校入ったし、そろそろ嫁も許してくれると思うので俺も参加する」


 と寿々と中嶋へ答えた。


「・・・わかりました。じゃあ場所が決まったらもう一度確認しますが、ほぼ全員参加という事で進めたいと思います」


 と寿々はまだ少しだけ冷や汗をかきながらそう皆に返事をした。




 気付くと時刻は夜の8時


 編集部内はすっかり皆帰宅してしまい、寿々と史以外に残っていた副編集長の吉原も

「じゃあ私も帰るからあとよろしくな~!」


 とだけ言い残し、久しぶりに編集部には寿々と史二人だけになった。

 史は学校が始まったので、再び仕事の時間が基本10時頃までとなっている。

 寿々は特に残業する理由もなかったが、何となく史の仕事終わりに合わせながら企画書の修正などを進めていた。



「それで?授業はどうだった?今日初めてだったんだろう?」


「そうですね、まだ初日なので特に感想はありませんが。久しぶりの授業はやはり楽しかったですよ」


「やっぱりあれか?女の子にめちゃくちゃ声かけられただろ?」


 と寿々が茶化すように聞くと

 史は本気で嫌そうな顔をして


「俺にそれ言わせるの意地悪じゃないですか?自分で言うのもなんですが。そりゃ声掛けられますよ。そんなのいつもの事ですが。高校は男子校だったから本当に気が楽でした・・。やっぱり共学は疲れます・・」


「そうなのか・・」

 寿々はもしかしたら学校内に既に史の運命の人がいるのかも、と思うとやはり気になって仕方なかったのだが、今それを言っても史の機嫌が更に悪くなりそうだったので、それ以上この話をするのはやめておいた。




「・・・・それにしても・・なんか。こうやって二人でこの時間働いていると年始くらいを思い出すな」


 と寿々はタイプする手を止めて懐かしそうに話す。


「そうですね。俺はどちらかと言うと年末くらいの時の方が印象ありますけど。あ、でも俺に合わせなくていいですからね?寿々さんは仕事終われば先帰って家にいてくれて全然構わないので」


「そうだけど・・・・一人で家に帰っても楽しくないだろう?」


 と言うと史も思わず手が止まり


「・・・・・・・・そう・・いう言われ方したら・・・」


 史はスッと寿々の椅子に近づくと寿々の首に手を回し、そして机に肘を掛け寿々にキスをした。


「・・・・」


 寿々も寿々で怒るでもなくそれを素直に受け入れ。


 受け入れ・・・というか・・・そのままエスカレートしそうになり。


「ちょっ・・と待ってください?」


 と自分からキスをしておきながら史は焦って寿々を離した。


「・・・え・・・なんで」


「何でではなく・・・」


 史は顔を真っ赤にさせ額に手をやると


『あーこれか、前に恋人になったらまともに仕事なんて出来ないって言ってたの・・!!』


 と本心では相当嬉しかったのだが、流石にまだ業務時間内なので冷静になろうと深呼吸をし。


「やっぱり仕事中はマズいですね・・・」


 と言うと椅子に座り直し顔を手で覆い反省をした。


「・・・そうだな」


 と寿々がどことなく残念そうな言い方をするものだから余計に仕事に集中出来なくなり。

 史は顔を上げると左手を寿々に差し出した。


「?」


 寿々は一瞬考えたが、すぐにその手に自分の右手を重ね


「・・・じゃあ早めに終わらせますから。待っていてくださいね」


 と史は寿々の手を重ねたまま優しく握った。



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