第3話 哀しき生霊
松下啓太はとても勘のいい男だった。
小さい頃から人が何を見て何に注目して何を好きで何を嫌いなのか、すぐに直感的にそれを感じる事ができた。
ゆえに他人が自分の事をどれだけ嫌いでどれだけ憎んでいるのかも当然良くわかっている。
実際、今現在自分の事を本当の意味で好いてくれている存在は誰一人としていなことも理解していた。
何故ならば例え自分が誰かを好になっても、相手にどう足掻いても好きになってもらえないのならば、ただひたすら苦しい事を十分理解していたからだ。
ならばいっそうの事、誰からも好かれず嫌われている方がはるかにマシだとそう思っていた・・・。
劇場の電気を切った松下は、振り返るとうっすらと足元の非常灯の小さな明かりで浮き上がる寿々と史を見て心底嫌そうな顔をした。
『・・・あいつら・・・本当に距離が近くてマジで気色悪いな・・・』
そう思うと小さく舌打ちをした。
寿々は暗がりの中、常に辺りをキョロキョロと探り落ち着きが全くない。
そして恐怖から近くに立つ史にほぼ触れる距離で震えいる。
史は松下のカメラが回っているのに気づいていたので、流石に何をするわけでもなくただ腕を組み、部屋の様子を伺うフリをしながらひたすら寿々の事だけを心配していた。
「どうします三枝さん?」
「はい??」
寿々は暗がりで急に呼びかけられたものだから思わず上ずった変な声で応答してまった。
「せっかくだから怪談でも話しながら怪異を待ちますか?」
松下はここまできたらやけくそと言わんばかりに、寿々に心霊フルコースをお見舞いしてやろうと意地悪でそう言った。
「もう本当に勘弁してください!これ以上何か怖い事があれば俺、本気で気絶してしまうかもしれないです・・」
寿々は松下が今以上にふざけないよう本気でお願いした。
「はははは・・・本気ですか??三枝さん、あんたそれでどうやって史と心霊の取材なんて行こうと思えるんですか??ちゃんとわかってますか?こいつ心霊と妖怪にしか基本興味がない、ど変人なんですよ?どうしたってそっちの記事が書きたいんですから。教育担当のあんたがそんな腑抜けでどうするって言うんです。オカルトだけでなく本当にあんたアガルタに向いてないんじゃないですか??」
松下はまた人を煽る言葉を吐く。
史も思わずイライラが爆発しそうではあったが、やはりこの松下の口車には絶対に乗らないとあえて口を噤んだ。
「・・・そんなの俺が一番良くわかってます・・・。正直アガルタにも史の教育担当としても胸を張れる事なんて一つもありません。・・でも・・・俺は逃げ出したりはしませんよ絶対に」
寿々の最後の言葉が松下の逆鱗に触れた。
「はぁ??なんすかそれ?つまり俺はアガルタを逃げ出したって言ってるんですか?」
松下は寿々に本気で切れかかる。
流石に史もこれ以上酷くならないよう口を挟んだ。
「二人共やめてください。松下さん大体今何しにここへ来ているんですか??ポルターガイストの検証しにきているんですからちょっと黙っていてくださいよ!」
と史が松下だけを責めるように言うと、これもまた松下の感情を逆なでした。
「うるせぇよ・・・お前はひっこんでろ!!」
そう松下が史を睨み返した瞬間、入口の方でドスン!!という何かが倒れるような音がした。
「!!?」
三人は急に黙り込みそちらを注目する。
寿々と松下は無言で様子を伺う。
史一人だけ左手を掲げ即座に透視をした。
『なんだ・・・?他のフロアには色々といるのが視えるけれど、なぜかここの部屋だけ気配が見当たらな・・・・・』
と思ったところで史は松下の背後に再び灰色のモヤがくっきりと視えたのだ。
隣で史の服の裾を掴んで震えている寿々に史は耳元で、
「松下さんの後ろ・・・視る事できますか?」と本当に小さな声囁いた。
寿々は急に耳に触れる程の距離で囁かれた事で全身を震わせ一瞬にして顔が赤くなった。
『いきなり耳元でしゃべるなよぉ・・・!!』
しかし暗がりで二人にそれが悟られずに済んだ事を心から安堵し、色んな意味で心臓がバクバクとする中呼吸を整えると、ゆっくりと眼鏡をずらし松下の方を見た。
「え・・・・・・・」
寿々が松下の後ろの幽霊を視たというのに、何故か反応が幽霊を視た時のソレと違っているのに気づき、史は一体何が視えたのかとても気なった。
「・・何が視えたんですか??」
その言葉に寿々より先に松下が反応した。
「は?何か視えたんですか??」
先ほどまでの態度が嘘のように寿々に興味津々に聞いてくる松下。
しかし寿々は何故か冷静になって、今度はちゃんと眼鏡を外して松下の後ろの霊をよく観察しだした。
「え?寿々さん?大丈夫なんですか?」
史も幽霊を視てこんなに冷静な寿々を初めて見たのでびっくりしてしまった。
「・・・・・・・・・・」
寿々はすぐに答えずに暫く顎に手を当てて考えると急に松下に向き直り、
「松下さん、今日はありがとうございました。今後の連絡は編集部でよく検討させていただいてから追ってご連絡します」
とだけ答えた。
「はぁ?何言ってんですか??まだこの部屋で何も起こってないですよ?」
と反論すると、
「いいえちゃんと起こってますよ。さっきからずっと・・・・。松下さんの後ろに哀しそうな顔をした女性が立っています」
と、冷静に言うと松下も流石に全身に鳥肌がたったようで体をブルと震わせてその場から逃げるように移動し、背後を何度も確認しだした。
「そ・・そんなのただの脅しでしょう!?俺への仕返しのつもりですか?」
と松下はなおも往生際の悪い態度をとる。
「いいえ。誓って違います。もっと後ろの女性の事をちゃんと考えてあげてください・・・・・史行こう」
寿々は静かに怒るように松下にそう言うと、怯える松下を一人置いて史と共に劇場を後にした。
二人は三軒茶屋から東急田園都市線に乗り、いいとよに帰る為に渋谷を目指した。
「・・・・で、何でさっきあんなに冷静だったんですか?」
史は劇場からずっとその事を聞きたくて仕方が無かった。
すると寿々は電車の扉にもたれるようにして、
「これ・・・言っていいのかなぁ・・」
と言いながら大きなため息をついた。
「言って下さいよ。言わないとわからないじゃないですか」
史は寿々が幽霊を視て何をそんなに悩んでいるのかさっぱりわからなかった。
「松下さんの後ろにいたの・・・・・・・丸さんだったんだよね」
「はぁ?丸さん??それって丸さんの生霊って事ですか?・・な、何で??」
史も信じられないとばかりに質問する。
「・・・なんかさあ、俺ちょっと分かっちゃったかも・・・」
寿々は何とも言えない表情で窓の外の流れる風景を眺めた。
するとスマホを取り出し篠田のアカウントを開くと両手で文字を打ち込みはじめた。
「俺もさ。年末の飲みの時に松下さんと丸さんが凄い喧嘩しているの見てさ、その時は単に仲が悪いだけだと、そのくらいにしか思ってなかったんだけど。考えてみればいい大人があそこまで罵倒し合うのってよっぽどの感情が無いとできないと思うんだよ」
史はそうは言っても自分がアガルタに入ってからずっと、二人の喧嘩をしている姿しか見た事がなかったので、いまいち寿々の言っていることがピンとこなかった。
そこで寿々のスマホの通知音が鳴ると寿々はスマホの内容を確認し、
「・・・・やっぱりな」
と呟きスマホをしまった。
その後詳しくは編集部に戻ってから話すと寿々に言われ、二人は20分くらいで編集部に戻ってきた。
「・・・それでどういう事なんですか?」
史は続きを聞きたくてせっつくように質問をする。
寿々は編集部の中に入り誰もいない事を確認すると、自分の机に松下から受け取った封筒と鞄を置きゆっくりと椅子に座った。
「8年前。松下さんの教育担当は丸さんだったんだよ。さっき篠田さんに聞いたらそうだって。ほら、篠田さんって松下さんと同期だったろ?」
「え・・・・それってつまり、松下さんと丸さんって昔何かあった・・ってそう言いたいんですか?」
史にそう言われると寿々はちょっとばかり答えづらいところもあるのだが、
「まぁ多分・・・。てか正直今でも丸さんの生霊が松下さんに憑いているって事は、俺が考えている以上にだいぶ深い関係だったとしか思えないんだよなぁ・・」
そう言うと寿々は机の上に体をもたれ少しだけ遠くを見つめ、
「だってさ・・・生霊の丸さん。あんな哀しそうな顔しているの俺一度も見た事ない」
史も自分の椅子に座りながら、何もついていないモニターをただぼんやりと見つめ黙り込んでしまった。
いつも調子よく人をからかい、冗談や悪口をさらりと言ったかと思えば、時には厳しい言葉で誰もを諫め、しかしなんだかんだで編集部の誰もが頼りにしてしまう存在。それが丸早智子という人物だ。
仕事も出来、結局面倒見もいい。
松下からすれば9歳年上の尊敬する理想的な先輩だったとしてもおかしくはない。
あれだけ毎日二人して罵倒し合う様子しか見てこなかったけれど、確かに箇条書きにしてみるとその可能性も否定できなかった。
『俺も寿々さんとの関係がこのまま拗れてしまえば、いつかあんな風にいがみ合う関係になってしまうのだろうか・・・・それは絶対に嫌だな・・・』
「・・松下さん、俺のこと気持ち悪い気持ち悪いって言ってましたけど。確かに普通にそう思われてもいたんでしょうが、もしかしたら俺が教育担当の寿々さんとの距離がおかしいから気持ち悪いって言っていたんですかね」
「さぁ・・その可能性もなくはないだろうけれど。どちからかと言えば普通に気持ち悪いって思われてそうだな」
と寿々は笑った。
「そりゃあそうですよね・・・自分でも自覚あるんでそこは」
と史も一緒に笑う。
「・・・でも正直、寿々さんがちゃんと俺の事拒否してくれないと、俺いつまでたっても気持ち悪いままだろうからなぁ・・・・・」
史はそう言うと机に顔を伏せた。
寿々も正直これ以上何か言えばボロが出そうなので急に黙り込んでしまった。
しかし史は顔を伏せたまま、
「・・何でもっとちゃんと線引きしてくれないんすか?このままじゃ俺、ずっと勘違いしたままで本当に辛いんですけれど」
と思わず本音が出てしまった。
「・・・・そ、れは・・・・」
寿々も返答に困った。
実際自分でも良くわからないのだ。
なのに適当な事を言えるわけがない。
「・・大体、史も俺に好きだって言った時に別に付き合いたいわけじゃない、って言ってただろう?じゃあ俺だってそれでいいじゃんってなるでしょ・・」
寿々もこんな事言わなければいいのに。
今日は散々松下に煽られたせいが、どうにも判断力が低下しているようだ。
「・・・・・・・・・・『別に付き合いたいわけじゃない』なんて言ってないじゃないですか」
史は顔を両手で抑えながらやや怖い顔で寿々を見た。
「!?」
「好きですって言った以上。そうなりたいと思わない奴がこの世にいるんですか??俺はいつでもそうなりたいと思ってますよ。でも俺は未成年だし寿々さんは教育担当だし、そうはなれないってわかっているからああ言うしかなかったんです・・・・」
「マジ顔怖いから・・・やめてその顔」
寿々は絶望する史の顔を見て本当に怯えた。
「いや、その前に大前提としてだな。前にも言ったけど俺は今まで女性としか付き合ったことないの。史はそうじゃないのか?元々恋愛対象は男なのか??」
「違います・・・・今まで男を好きになったことは一度もありません」
「はぁ?じゃ、じゃあやっぱりただの勘違いなんじゃないないか??一時的な気の迷い・・とか」
「絶体に違います。勘違いでも気の迷いでもありません」
「で・・でもそれって今まで女の子と普通に付き合ってた事があるってことだよな?」
「誰かとちゃんと付き合った事はありません。付き合う前に殺されそうになるので、正直好きにまでなれません。なので関係の薄い関係しかありませんし、それも2年以上何もありません」
「関係の薄い関係って・・・」
「てかどこまで聞きたいんですか?別に聞かれたら全部話しますけれど。さっきから言っているように、あまりそうやって詮索されると、もしかして少しくらいは可能性があるのかな?って勘違いしてしまうんですよ・・・そうでしょ?」
史があまりにも真剣に言い寄るものだから、寿々もすっかり疲れてしまい寿々は頭を押さえ、
「・・・俺はもう史とこれ以上ギクシャクしたくないんだよ・・・むしろ俺がどうすればいいんだよ・・」
完全に痴話げんか状態で寿々は頭がおかしくなりそうだった。
「じゃあ正直に答えてください。もし俺が付き合って欲しいって言ったとして。何が寿々さんにとって一番ダメなんですか?」
「はぁ?そんなのまず第一に高校生」
「じゃあ俺が高校を卒業すれば?」
「教育担当している・・・」
「それも教育担当が終わったとしたら?」
「・・・・・」
寿々はそう言われてふと悩んでしまった。
「それってどちらも時が経てばどうにでもなる事ですよね?むしろ同性って部分はどうなんです?それが一番にくるべきなんじゃないですか??」
寿々はそう言われて頭を抱えた。
「俺も正直に答えているんですから。ちゃんと言ってください」
寿々は悩んだ末に、
「・・・当然恋愛対象は女性だし、同性は抵抗あるけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「?聴こえませんけど」
と史は耳を寄せる。
「史は・・嫌じゃない・・・・・」
寿々は耳まで真っ赤にした顔を両手で覆いながら小さな声でそう呟いた。
「・・・・・・・・」
史も思わず握り締めた拳を自分で握り潰しそうなくらい握りしめ、
『今すぐ持ち帰りたい・・・!何で今会社にいるんだ!!!』
と自分を抑えつけるのに数秒、いや十数秒かかった。
寿々もついに本当の事を言ってしまい、もやはどうすればいいのか分からなかった。
『・・・・やばい・・・もう俺はおしまいだ・・・』
今まで自分でも気づいてはいたけれど、こんな言い方したら全てを承諾したようなものだ。
「・・・・正直俺、今心臓がもちそうにありません・・・。なのでこれは提案なのですが」
史は胸を押さえながらまだ顔を伏せた寿々へと話し掛けた。
「・・・・まず、俺は4月で19歳になります。まだ20歳までは遠いですが、少なくても19歳は法的には犯罪ではありません。というか実際18歳でも犯罪ではありませんけど。次に教育担当。確かにこれについては俺がまだまだ編集作業など出来ているわけではないので、一人前までにはもう少し時間がかかるかと思います。・・・・でももし少しでも寿々さんの中で俺を受け入れてくれる可能性があるのならば、寿々さんが俺の教育担当を終えた時にもう一度改めて告白させて下さい。・・ただもしそれまでに他に好きな女性ができたとか・・・」
「いいよ」
寿々は史の言葉を遮るようにそう答えた。
「・・・え?」
史も寿々の食い気味な回答に驚く。
「それがいい。それならば何も問題はない」
本当に問題がないのかは不明だったが、もはや寿々にも二言はなかった。
ただもうこのまま意思疎通が出来ず関係が拗れ、最悪な方へと進む事だけは避けたかった。
だから史が先にしっかりとした提案をしてくれた事を寿々は素直に受け入れたかったのだ。
時刻は午後5時
二人は気恥ずかしさもあり、特にそれ以上話す事もなくなり、エレベーターに乗って会社の出口までやって来た。
史は駐輪場から自転車を持ってくると待っていてくれた寿々に、
「・・・・駅まで送って行ってもいいですか?」
と聞くと、
「別にいいけど・・」
と何となくそっけない態度をされたものの。
隣で歩く寿々の横顔が今まで以上に輝いて見え、
『付き合ってはいないけれど。こんなの、精神的にはもう付き合ってるようなもんじゃん・・・』
と史はそう思いながら、寿々のまだやや赤い横顔を見て幸せを感じずにはいられなかった。
翌日
寿々は意外に口の軽い後藤と、打ち合わせに付き添ったついでに一緒に昼食をとっていた。
「・・は?松下と丸の事??」
「はい」
後藤は何で寿々がいきなりそんな事を聞いてきたのか不思議だったが、特に隠す事もないだろうとやはり簡単に二人の事を教えてくれた。
「もう8年も前になるのか・・・。あの時は丸が松下の、俺が篠田の教育担当だったんだけど。松下は本当に最初びっくりするくらい素直な奴で、正直その後の荒れ方が俺からすれば嘘のように思えるんだよ。・・・心底丸の事を尊敬して慕ってて。ほら、ちょうど今の三枝と史みたいにな?」
後藤に急にそんな事を言われたので寿々は思わず飲んでいたアイスティーにむせてしまった。
「ごほ、ごほ・・・」
「おいおい大丈夫か?」
「はい・・・」
「だけど、松下の方が本気になり過ぎたんだろうなぁ。あの当時、丸には婚約者がいたんだけど松下がそれを破談にさせてしまったんだ」
「は?丸さんの婚約を松下さんが??」
寿々も信じられないとばかりに驚いた。
「その後から徐々に二人の関係はおかしくなって。結局二人はあれだけ仲が良かったのに、そのうち大声で罵倒し合うしかできなくなってしまったんだよなぁ・・・」
寿々はやはり丸の生霊が松下に憑りついているのは、未だに丸にも松下にも拗れた感情の先にある未練の残り香のようなものがずっとこびり付いているからなのだろうと、そう思った。
丸は今日もいつもと変わらず寿々にも篠田にも史にも容赦なく支持を出し、冗談を言い笑いながら仕事をこなしている。
「三枝?・・・昨日クズ松下のところに行ったんでしょ?」
恐らく本人は生霊を飛ばしている事など全く気付いていないのかもしれない。
「・・・・・・」
寿々は正直視なくてもいいものを視てしまったとも思ったが、想いは強ければ強い程この世に残りやすいものなのだと今回の事で改めて実感したのだった。
残った感情はそこに留まり、または寄り添いあるいは憑りつき・・・。
その感情が肉体から離れた時、それは幽霊と呼ばれる存在になるのではないのだろうか・・・。
幽い霊
それはさながら感情の抜け殻のようだ・・・。
「三枝~??」
「あ・・はい?」
「だからぁ~昨日の日曜、あのクズ松下の所に行ってきたんでしょう?・・あいつ何て言ってた?またふざけた事ばっか言ってめちゃくちゃな交渉とかさせられなかった?」
「・・・・そうですね。その通りです。めちゃくちゃな交渉をさせられたので明日の会議で詳しく話しますね」
「だぁああ!!やっぱり!あいつぅ・・・ぜってぇに許さないからなぁ!!」
寿々は丸の相変わらずのその態度にどん引きしながら隣の史と目を合わせる。
史も寿々と同じことを考えているようで、丸の発狂ぷりに呆れて苦笑いをしていた。
今後の創作の為にも是非!感想と評価へのご協力をよろしくお願いします!




