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孤独な男

 カタカタ…カタカタ…カタカタ…

僕は、小松幸広こまつゆきひろ30歳の孤独な男だ。半年前に美幸ちゃんにフラレたばかりで恋愛はもうしたくない。心の傷はまだ癒えず、毎晩この古びたパソコンに向かってカタカタと無意味にキーボードを叩き続けている。


ある日、ネットサーフィンをしていると、ふと目に留まった広告があった。「記憶交換市場、あなたの過去を売って新しい未来を手に入れましょう。」その一文に興味をそそられた僕は、リンクをクリックしてしまった。


サイトにアクセスすると、そこには驚くべきサービスが紹介されていた。記憶をデジタル化して売買するというものだ。自分の記憶を他人に売ることでお金を得ることができ、他人の記憶を買うことで新しい経験を手に入れることもできる。信じられない話だが、あまりにもリアルな証言とともに、数々の成功例が紹介されている。


「これだ…」僕は思わずつぶやいた。過去の痛みから逃れるために、自分の記憶を売ることができるかもしれない。美幸ちゃんとの記憶を消せるなら、そしてその代わりに新しい記憶を手に入れることができるなら、もう一度生きる希望が湧いてくるかもしれない。

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