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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

エリザの心臓

作者:雛星のえ
「彼女を殺した奴を、この手で裁くその日まで――」

安藤近光には婚約者がいた。霧崎絵留菜という、自分にはもったいないくらいに素晴らしい女性が。
婚約に向け準備を進め、絵留菜の両親への挨拶を前日に控えたその日、彼女は変わり果てた姿で発見される。
何故、彼女がこんな目に遭わねばならなかったのか。
近光は復讐心だけを胸に、事件に固執した。
そんなある日、凶悪犯罪のみを取り扱う部署――通称『十三係』への異動を命じられる。
その最中、≪殺人因子≫と呼ばれる、歴史に名を連ねた殺人鬼たちのDNAコードの存在を知る。
この≪殺人因子≫こそが、最愛の彼女を殺した人間へ繋がる手がかりだと、そう信じて。

――俺は、この手で殺人鬼共を殺め続ける。
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