表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

37/38

第三十五話


「「「地竜?!」」」


「そう、地竜」


ベイル「ちょ、ちょっと待って! この森にそんなの居るなんて聞いた事無いんだけど?!

リノ「地竜がなんで? どう言う事なのリアン兄!!」

トール「地竜‥‥俺達よく助かったよな」


「兎に角落ち着け。正確には、あの地竜はこの森に住んでない」


「「「はあーー?!」」」


「山二つ程、向こう側に住んでるみたいでな。どうやらこの辺も、奴の縄張りみたいなんだわ。たまーーにだけど、こっちにも来るんだ」


ベイル「山二つ向こうって、隣りの領地だぜ」

リノ「だから情報がなかったのかしら?」

トール「隣りの領地と言っても、山奥だから誰も確認してないんじゃないか?」

ベイル「あるなそれ。あーー、どうせなら姿をはっきり見ときたかった!」

リノ「絶対嫌! 死ぬわよ!」

ベイル「オークの代わりに、俺達が腹ん中だろうな」


「いつもは大人しいよアイツ」


ベイル「大人しいよって、リアン兄は地竜を?」


「あー、見たぞ。見た目はティラノサウルスだったな」


「「「ティラノサウルス??」」」


 おっと、こっちにティラノサウルスはいないよな。だとしたら、なんて説明を‥‥‥「二足歩行のトカゲ? そんな感じかな?」


「「「な、成る程?」」」


「おし。休憩はこの辺で! そろそろ行くぞ。地竜に追われたオーク共が、こっち来ないとも限らんし」


ベイル「そうだな。早くこの事をギルドに報告しないと」

リノ「そうね。急ぎましょ」

トール「脱兎の如く!」


「もきゅもきゅ。動けるか?」


「「「「「もきゅー!」」」」」


「よし。‥‥‥念の為、俺が回復魔法かけとくか。

 全小回復魔法、オールヒール」


 優しい光が、その場に全員に降り注いだ。


ベイル「ちょっと、元気出た」

リノ「さすがリアン兄。ありがと」

オール「癒えるー」


「「「「「「もきゅもっきゅ!」」」」」


「わふーー!」


「おし。行くぞ!」



 その後、ベイル達三人とは途中で分かれた。冒険者ギルドに報告する為だ。三人には、その内、うち遊びに来いよと言ってある。

 今回の事が気になるので、その後の情報を知りたいからだ。


ベイル「あーうん。絶対行く。リアン兄のメシ、久しぶりに食いたい」

リノ「そう言えば‥‥リアン兄って結婚したの? お嫁さんを貰ったとか聞いたけど?」

トール「な、何?! リアン兄いつの間に!」

「いや、してなから」

リノ「そうなの?」

トール「‥‥‥リコ! 俺と結婚を前提に!」

リノ「ごめん無理」

トール「なん、だと‥‥」

ベイル「馬鹿やってないで行くぞトール。じゃあ、リアン兄! 報告が終わりしだい、直ぐリアン兄の家に行くから!」


「トール行くぞ」とベイルはトールを引きずっていった。

 トールは‥‥大丈夫だろうか? 精神的に。目が死んだ魚みたいだったぞ? 暫くは、立ち直れないかな? まあ、大丈夫だろ。

 

 多分!!


「おう、待ってるぞー!」と、手を振って別れ。俺達は帰路につく。家に帰着いた時には、もう夕暮れ時だったが、みんなが迎えてくれた。怪我して寝込んでいたもきゅもきゅも一緒に。


「もきゅーー!!」


「もきゅもきゅ! 怪我はもういいのか!」


「もきゅ! もきゅーーもっきゅ!」


「あはははっ! 何言ってるのか全然分かんないや。兎に角、もきゅもきゅの家族は無事だぞ!」


「「「「「「「もっもっきゅーー!!」」」」」」


ロナ「リ、リアン様。良かった、無事だったんですね」

メレーネ「リアン様。心配しましたよ!」

エリシャ「リアン様。ご無事で何よりですわ」

リコナ「怪我などしてませんか?」

フィオナ「貴女達、落ち着きなさい。リアン様、ご無事で良かったです。心配いたしました」


「えーと、心配かけてすいません。‥‥あの、様付怪我やめて、普通に呼んで頼むから」


エリシャ「でしたら、ご主人様?」

メレーネ「それか、旦那様?」

リコナ「いえ、あ・な・た! では?」


「普通にリアンでお願いします。頼むから」


「「「うふふふふ」」」


フィオナ「リアン様で遊ぶんじゃありません!」


イルゼ「リアン君、大丈夫‥‥そうね。怪我がなくて良かったわ。

 そちらが‥‥もきゅもきゅさんのご家族?」


リル「もきゅもきゅいーーーっぱい!!」


「「もきゅ?」」


リル「ちいちゃいもきゅもきゅ!」


「チビもきゅ達と仲良くね。リルちゃん」


リル「うん! ちぃもきゅ! よろちく!」


「「もきゅー!」」


 リルちゃんは、早速チビももきゅ達と仲良くなって遊び始めた。

 チビもきゅと戯れる光景は、なんとも癒されて、思わず皆んな笑顔が溢れる。


 ふう。それにしても、久しぶりに疲れた。風呂にゆっくりと浸かって、さっさと寝よう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ