23 相談
歓談の宴は、賑やかに親交、和やかに進行。
いろいろあって、女性陣は全員お城にお泊まりすることになりました。
いえ、女王様がハルシャちゃんから離れたがらないことが理由、ではないのです、たぶん。
ちなみにあの部屋がある区域は、後宮、というわけではないのですが、
本来は、男性立ち入り禁止だそうです。
って、ライクァさんはともかく、僕なんかが出入りしても大丈夫だったのでしょうか。
「カミス殿にこそ、ふさわしい場所だ、ぞ」
もしもし、ライクァさん、
それってどういう意味です?
まあ、確かに僕は男っぽさ皆無、ですけど。
お城を出た僕とライクァさん。
僕のおうちでお風呂でもと、お誘いしたのですが、
「長き任務の疲れの癒やし、たまには一人も、よかろう、ぞ」
結局、今日は我が家でひとりでお留守番。
まあ、たまには、こんな日もいいよね。
せっかくだから、メイジさんにご挨拶がてら、夕食はうどんでも、
などと考えていると、
「「ごめんください」」
はて、ハモった来客、どなたかな。
お客さまは、リシェルさんとルシェリさん。
そういえば、リシェルさんが具合が悪いって、
ルシェリさんから内緒の相談されてたんだっけ。
おふたりから、詳しいお話しを聞かなくちゃね。
「リシェルさん、体調不良と聞いていたのですが、もう大丈夫なのですか」
うなずいてくれたリシェルさん、だけど、いつもの活発乙女ではなくて、ちょっと元気なさげ。
顔色は……双子のおふたりとも、お肌は健康的で透明感ある真っ白。
もし顔色が悪いようならすぐに分かると思うけど、今は大丈夫、かな。
「今日の訪問は、以前ルシェリさんから聞いていた、相談ごと、でしょうか」
おや、僕の話しを聞いたリシェルさんが、あっという間に真っ赤っか!
「実は、その、殿方に関して、の御相談なのですが、カミスさんには御迷惑では……」
ありゃ、恥ずかしげに話してくれたルシェリさんまで、みるみるうちに真っ赤っか!
えーと、殿方に関する相談ごとで、しかも始まる前から、おふたりとも真っ赤っか。
もしや、恋バナ!
待った、なんで、僕?




