21/25
21 待機
ただひたすら、待っております。
おかげで、少し冷静になれたので、状況確認など。
お部屋はそれなりに広め。
内装はシンプル。
あるのはテーブルと、ソファーがいくつか。
とりあえず、みんな座っておりますが、
緊張した面持ちで、無言。
よし、今こそ頑張れ、リーダー!
「ハルシャちゃん、大丈夫?」
ハルシャちゃん、首をこくこく。
声も無く、うなずくのみ。
手を握ったら、ぎゅって握り返してくれました。
今できることが、たったこれだけの、僕。
みんなの顔を見つめると、無言で見つめ返してくれるけど、
なにも、言えないよ。
この部屋に来てから、
どれだけ時間が経ったのか分かんないけど、
この重たい空気をなんとかするのが、
リーダー、だろ。
僕が、やらなきゃ。
覚悟を決めて、
立ちあがろうとした、
その時、
「お待たせしましたっ」
扉を開けて飛び込んできたのは、
ツァイシャ女王様!
って、なんですかっ、その格好!?




