第7話 進化とユニークスキル
永続魔法って主人公のユニークスキルよりかは弱いんですよね…
取り敢えず用があるから帰るといって霧の森をあっさりと去ったゼノスを見送った帰り。
城の玉座にドカッと座ってレイアンはステータスを覗いていた。
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種族:下等吸血鬼
Lv50/50 状態:進化可能 吸血:300(500)
HP:325 MP:1/285 筋力:152 魔力:151
敏捷:110 防御:105 知力:205 精神力:190
得意属性:闇、無、契約、風、火
弱点属性:光、聖、水、氷
スキル:【思考加速】【並列思考】【詠唱破棄】
【火魔術】【風魔術】【結界魔術】【飛行補助】【体術】
【剣術】【隠密蝙蝠化/吸血大型蝙蝠化】【吸血 Lv5】【眷属化 SP】【爪術】
【血液操作】:使用可能アーツ:<血弾><血槍><血剣>
ユニークスキル:〘永続魔法〙
称号:『第一シナリオの黒幕』『努力家』
『ゼノスの友人』
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−−−−− スキル詳細 −−−−−
思考加速:体感時間2倍
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並列思考:複数の物事を同時に思考できる。
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詠唱破棄:詠唱破棄しても詠唱した時と同じ威力の魔法が使える。
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火魔術•風魔術•結界魔術:これらに当てはまる属性の魔法を使用した場合威力1.5倍
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隠密蝙蝠化/吸血大型蝙蝠化:気配を感じ取り難い蝙蝠30匹になるか血を吸う能力の高い大型蝙蝠になれる。
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眷属化 SP:眷属化を確定で発動させられるだけでなく眷属のHPを一日一回任意のタイミングで全回復させる効果がある。
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吸血 Lv5:吸血すると回復する。
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血液操作:血液を操作する。
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−−−−− ユニークスキル詳細 −−−−−
永続魔法:好きな魔法を常に展開できる。発動時以外でMPは使わない。発動した魔法に自然修復効果を付与する。
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−称号詳細−
『ゼノスの友人』:力ある吸血鬼、ゼノスに強者として認められた証。
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「ふむ…ユニークスキル想像以上にチートだな。流石主人公も持っているだけはある。」
現在は持っていないはずだが。
俺の所に来るまで約3年の猶予があるんだよね。
まあ…永続魔法使いますか。
「〘永続魔法〙物魔障壁!」
!?
「うぐ…こん、なにMP使うとか…はぁ…聞いて、ないぞ…」
思わず椅子ごとぶっ倒れるくらいにはダメージを受けた。
「…でも、これで常に一枚の障壁が張り巡らされてある訳だ。」
普通なら魔法をその場に留めておくとMPがゴリゴリ削られるからか。
具体的に言うと1秒に5くらい。
ゼノス戦で長い事使えたのはユニークスキル手に入れた衝撃でMPが500くらい入ってきたからね。
「…っと。そろそろ進化するかな!」
うん。めっちゃ地味に進化できるって書いてたせいで暫く気づかなかった。
−進化先候補−
•吸血鬼
•下等悪魔
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ふ〜ん。まあ、ヴァンパイア一択でしょ。
《個体名:レイアン の進化を開始します。》
お?おお?おお!
すげぇ!力が湧き上がってくる!
《スキル:【自動再生】を獲得しました。》
あれ?!今朝素振りした時に間違って自分の足の甲突いて出来た青あざが治ってる!?
すげえええ!これじゃまるでゼノス…ハッ!?
ゼノスの再生能力ってこれか!
いやあ〜便利なモン持ってやがんなぁ〜アイツ!
レイアンの鍛錬メニュー(1日の)
•腹筋、背筋、スクワット、腕立て各300回5セット
•素振り3000回
•走り込み15km
•クロウとバッティと食事(と言うなの生の冒涜)
•クロウとバッティと模擬戦
•魔法練習+詠唱破棄練習+魔力切れ慣れ
•魔法の形状変化練習(熟練度がめちゃ上がる感覚)
•ゼノスと模擬戦
•霧の森のモンス探索(眷属探し)
•飛行訓練