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第47話 現状確認と聞き込み調査

うらはなし〜:樹木魔法は実は身体強化魔法の応用だぞ!ただ、対象が自分じゃないだけだ!

まあ、植物でないと耐えられないけども!




 ワイバーンとの戦いが終わってから約3日後。


 俺達はようやく後片付けが終わって休憩中だ。



 「さて、やる事もなくて暇だし、とりま現状確認でもしときますか。取り出しますはこの間買ったメモ用紙。」



 −−−−−


 ・後片付けは終わり。幸い民家に被害なし

 ・怪我人は重軽傷合わせて…全員掠り傷は負ってる。

 ・俺が霧の森の主である事は説明済み

 ・転移魔法習得経緯については未確認

 ・プルー、ムートとは合流

 ・バッティ:行方不明

 ・クロウ:行方不明

 ・一先ず城に帰りたい


 −−−−−  ―1P―



 こんなところか。


 霧の森の主である俺としてはやっぱり自宅()の様子は4ヶ月くらいぶりに確認しておきたいしもしかしたらそこにバッティが居るかもしれない。



 取り敢えず先にやっておくべきはプルーとムートに経緯確認だ!



 ◇◆◇



 『―――――と、言う訳です。』

 「なるほど、続きを話してくれ」


 どうやらちょうど逃げて来た先にムートと転移スクロール遺跡があったからついでで攻略したら俺が喜ぶと思ったかはやった、と。

 そして、無事最終層のボスも苦戦を強いられるもぶち殺してやたら豪華な扉をあけると――――?


 『…そこには、転移魔法のスクロールが()()()()()()()()()()()台座の様なものがありました。』

 「ふむ、………あれ?スクロールはなかったのか?」


 今の話じゃなんか過去形だ。

 もしかして、なかった?

 いや、でも現にプルーは転移魔法を使っている訳だが。


 もしかして隠し部屋の方を手に入れたのか?


 まあいい、考えても無駄だし取り敢えず続きを聞こう。


 『はい。先を越されたようで何者かが探索した痕跡がありました。足跡も残っていたようですし、最近攻略されたようです。』

 「つまり、お前らは隠し部屋のを手に入れたのか。」

 『その通りです。』


 ふむふむなるほど!

 予想は当たってたのか。


 流石に先を越されるとは思わなかったぜ。

 誰が手にしたのかはそれこそ考えても無駄だろうな。


 『ムートは転移魔法を使うには魔力量が足りないと考えた為、2つある隠し部屋のスクロールの内、完成品を使わせて頂きました。未完成品はレイアン様が使ってください。』

 「わかった。…そこは完成品が欲しかったけど」(ボソッ)


 まあ正確に俺の所に転移するにはそうするしか無いわな。

 未完成品でも空間魔法に適正は得られるし。


 おっと、保管するよりは盗まれそうだし俺が消費したほうがいいよな。



 手に取ったスクロールをレイアンが消費、と念じると術式が消滅、レイアンの身体に吸い込まれる。


 そして、次の瞬間には空間魔法をの術式と使用感覚、ステータスの表記に得意属性:空間 と文字が。



 「よしよし、無事成功したみたいだな。ところでお前ら、バッティの居場所に心当たりはないか?」

 『残念ながら、ありません。しかし、〘絆のリボン〙によるとある程度近い所には居るようです。』

 「ガオオ。」

 「そうか!………あ。クロウの方は?」

 『ええと………残念ながら、〘絆のリボン〙の有効範囲外にいるようで…』

 「そうか………」


 でもまあバッティが近くにいる事はわかったし!

 それで十分だろ!


 「さて、今日やる事は終わったし一先ずチェシャの家に帰るか!ここからだと城は遠いし――――」

 「待てやァ。オイ。――――クソ竜どもぶっ潰したんだからァよォ、あん時の続き、しようじゃアねェか。」

 「………それも、そうだな。」



 人狼と鬼が対峙する。

 凄まじい闘気と、魔力を放ちながら。

掴み+下投げ+空N+DA(ダッシュエー)+当たればいいなの空上ぇ!


え?この流れだけで70%は固いですけどなにか?

魔王舐めんなゴラァ!


………鍛えすぎると愚鈍で鈍重な厄災マン以外使えない身体にされるけど。

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