番外編 らゔめーたー
番外編なので投稿する事にしました。
ちなみに一章最終話です。
「なんだこれ?」
ある日、レイアン達のもとに荷物がダンボールで届いていた。
「まあ、なんでこんなとこにいきなりダンボールがあるんだよとかいう在り来りなツッコミは一旦置いといて、ええと、なになに?『ラブメーター、お互いの好感度をラブメーターに乗る事で測る事ができます。尚、これは魔道具なので効果と信頼性は保証します!』…だって?」
開けるとなんか体重測るアレみたいな見た目をしたのが連結した的なのがでてきた。
語彙力なくてすまんが、実を言うといきなり変なの来て結構、いやそこそこ、いやかなりテンパってるんだ。
「ぬ?なんだこれは。」
「ん?ああ、ゼノスか。これはだな――――と、言う訳だ。」
「ぬぬ?………取り敢えず、乗ってみるか。」
「だな。じゃ、最初は俺とバッティで!」
「キィイイイイ!」
『蝙蝠:80点、吸血鬼:120点 異種族なんちゃら…』
「むっふっふ!当然なのだよっ!」
「キィイイイイ!」
「我としては最後の意味深な言葉が気になるのだが。」
次ぃ!
『鴉:90点、吸血鬼:110点 ふーん?』
「むっはっはっは!ふはは!」
「カァー!」
「なんだその『ふーん?』っは。怪しいぞ。」
つぎつぎぃ!
『粘体:100、吸血鬼:130 夫婦になっても問題ないくらいの相性ですね。』
「ふはははっげほっごほっ!?」
「ぷるぷるぅ♪」
「……………」
次だ!
『地竜:75、吸血鬼:80 ふむ?』
「ガオオオオオ?」
「……模擬戦のこと、忘れてないからね?」
「ガァ、ガオオオオオ…!」
…次。
『吸血鬼:105、吸血鬼:310 これが、最近話題のBLってやつですか。』
「〜〜〜ッ!? ち、違う!?」
「ほ〜う!そうかそうかぁ!」
「違うっつってんだろぉがぁあ!」
「痛っ!?やめ、やめろ!?ぬぎゃああああ!?」
−−−
「ん?なんだこれ。…ラブメーター?」
「…つ、使ってみ、よ…?」
「んぁ?」
「まあ別にいんじゃねえか?」
「私はやらないわ。」
「わ、私はやってみたいかも?」
『ジーク:120、アイシャ:130 チッ』
「むふふ…」
「これ、高いのか?低いのか?」
「知るか」
『グノス:67、ジーク:80 つまらん』
「「いや、つまらんってなんだよ。」」
『セレシア:115、ジーク:110 ッチィ』
「相変わらず高いのか低いのか…ってか、舌打ちすんなよ…」
「ふふ…」




