第17話 眷属ズ
私基本読み専なんですが昨日恐ろしい事を知ったんですよね。なんでも後書きとかに評価欲しいって書かないとしてもらえないそうです。
ので、思い切り催促します。
―sideバッティ―
俺は蝙蝠だ。いつの間にか霧の森に生まれていた。
ここにはある日から巨大な城が建っているらしい。
直接見た事はないが。…?
魔法が張られている。なんとなーくだが解る。
俺はEランク魔物だからな。
…眷属になった。下等吸血鬼という俺達蝙蝠が本能的に仕えたくなる相手だ。
ソイツは偶に発狂したりするが基本的に良いやつだし眷属の俺にも優しい。…偶に発狂したりするが。
「キィッ♪キィッキィッ♪キィイイイイ♪」
鼻歌?混じりに城内を掃除していると、近くに魔物が来たので倒した。レベルがMAXになり、進化できるようになったらしい。
レイアン様の前でサウンドバットとやらに進化した。
…めちゃ驚いてたな。
―sideクロウ―
私はクロウ。鴉だ。E+ランク魔物である私は比較的に楽して生きていた。この霧の森で。
いつの間にか大量の蝙蝠に囲まれて眷属化させられていた。どうやら下等吸血鬼だったらしい。
影に紛れて奇襲する戦闘法は結構得意だ。
私の黒い羽に影の色があって見つかり難い。
「カァアー!」
「チュウ!?…チュ…」
…!
レベルが上限に達したようだ。
取り敢えずレイアン様の元へ戻り進化した。
―sideプルー―
ぷるぷる。ぷるぷる。
ぽよんぽよんっ!
必死に跳ねて、走ってワイバーンから逃げる。
傷だらけになって、引っ掻かれて火傷して。
それでも逃げたのに、神様は…神は許さなかったようだ
巨大な蝙蝠と漆黒の鴉が上空を飛んでいる。
「ぷるぷる?」
死を覚悟したのにいつまで経ってもその時はこない。
どうやら見逃してくれたようだ。
暫く意識を失いかけて眠りそうになっていると強大な人間のようなものが私を眷属にした。
治療まで。どうやら良い人?らしい。
…後に分かったがレイアン様は吸血鬼だ。
前までは下等吸血鬼だったらしい。
この霧の森の支配者であり私の命の恩人だ。
「ぷるぷるぅ♪」
掃除がてら食事しているとレベルがMAXになった。
先輩と一緒にレイアン様の前で進化した。
―side???―
俺は下等種だ。群れの中でも虐げられている。
見返す力も無ければ魔力も通常の100分の1しかない。
才なしなどとも呼ばれた事がある。親にも疎まれている。それでも腐肉、死体漁りをしてなんとか生き延びた。
絶対に見返してやる。絶対に強くなってやる。
力が欲しい。魔力はいらない。せめて、全てを壊せる力だけでも。
このまま、雑魚で終わりたくない。
その一心で巣から逃げた。
奴等が追いかけてくる。
傷に火傷が沢山できた。死にたくない。
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない。雑魚で終わりたくない。こんなクズどもに殺されてたまるかよ。
絶対生き延びてやる。絶対に逃げ切ってやる。
死んで、たまるか―――!
少しでも面白い、続きが読みたいと思って頂けたら是非ブックマーク、星マークなど評価お願いします!




