表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

198/253

198話 侵入者あり

突然威嚇ブザーが鳴動した。

併せて放送が建物内に響き渡った。


「侵入者あり、侵入者あり」


雪と藤木が目を合わせた。

二人とも首をひねっている。

思い当たることがないのだろう。


再び威嚇放送が激しく鳴らされてくる。

どうやら訓練ではなさそうだ。


藤木は携帯で情報を集めている。

雪は立ち上がり考え込んでいる。

千秋は呆然とするしかなかった。

メイサも力也も眠ったままだ。


携帯を切った藤木に


「状況は」


「襲撃者の数は四十程。どうやら敵の襲撃みた

 いです」


「味方の人数は?」


「私達を除けば六名です。敵は建物の周りを取

 り囲んでいますが、状況から推察すると襲っ

 てくるようだと言ってます」


元々閉鎖されていた訓練所だ。

千秋達が訓練するため急いで開けただけだから

人数も少ない。

敵はそこを見越して襲ってきたのだろう。


「この建物の入り口は二か所だったわね」


「はい」


藤木が頷くのを見て


「元木博士の一派だと思うけど、何故襲って

 きたのかわからないわね」


「明日訪問すると言うのに、何故わざわざ襲っ

 てくるなんて意味がわかりません」


「元木博士の意向ではなさそうね」


「向こうも一枚岩ではありませんからね」


(向こう?)


藤木の言葉に千秋は違和感を覚えた。

向こうも一枚岩では無いと言う事は、こちらも

一枚岩ではないということじゃないか?

意味が分からない・・・


千秋は雪を見たが、雪は方針が決まったのか

藤木を見ると


「藤木君は右手の入り口を、私は左に行きます」


「六名の配置は?」


「今いる場所で待機するよう言ってちょうだい」


「じゃあ、私達だけで」


「六名は邪魔になるだけだわ」


雪の言ってる事が理解できたのが藤木は何度も

頷くとフッとその場からいなくなった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ