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129話 冬眠はいつ目覚めるの?

「ねえ、ねえ私にもわかるように教えてよ」


横から千秋が口を尖らせている。

力也に至っては何を話しているのか全くわか

らないと言った風だ。


「つまり、こうゆう事なの」


メイサは一度考えを整理すると


「わかりやすくいうと」


力也を見ながら


「人間の中にミトコンドリアと言う自立細胞

 が突然変異で出来てしまったのがグール、

 でね、この自立ミトコンドリアは本来の人

 間の核とせめぎ合いをしていて、普段は人

 間が自立ミトコンドリアを制御してるけど、

 月に一度人を食べる必要に駆られた時、そ

 の能力が増大し人間核が乗っ取られてしま

 いグールになっちゃうの」


「じゃあ、俺達にもあるのか、その自立ミト

 コンドリアってのが」


目を剥く力也に


「当然でしょ。でなきゃ、手の先が武器に変

 えられるはずないし」


メイサは雪に同意を求めた。

雪は頷きながら


「私達の研究所には地球上全ての人のDNA

 情報があると言ったでしょ、そこで調べて

 みてわかったのが、ハンターの人達全員自

 立ミトコンドリアの所有者なの」


雪の言葉に、千秋もメイサも力也も思わず絶

句した。


「じゃあ、ハンターは元々グールなのか?」


首をひねる力也に


「保有者であっても、自立ミトコンドリア自

 体は冬眠状態と考えればわかりやすいと思

 うわ」


「冬眠はいつ目覚めるの?」


千秋の質問は至極当然だ。


「それは個人差があってわからないけど、い

 ずれにしても全員の自立ミトコンドリアは

 遅かれ早かれ覚醒するのは間違いはないわ」


「じゃあ、俺たちもいずれ人を食べないといけ

 なくなるのか」


力也は泣きだしそうだ。

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