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124話 雪さんの匂いがしましたから

メイサは相変わらず藤木にまとわりついている。


その少し横には整列した銀色スーツの隊員たち

が面白そうに藤木とメイサを眺めていた。


力也はつまらなさそうに千秋の少し後ろで頭の

後ろで手を組み、大きなあくびをしていた。


伊集院と雪が何やら話し込んでいる時、突然又

警報が鳴った。


瞬間、伊集院達が消えると、広場は千秋達だけ

になってしまった。


「何、何があったの」


千秋の元に駆け寄って来たメイサはあたりを見

渡している。


「どこに行ったの、みんな、私達だけよここに

 いるのは」


「又何かあったみたい」


千秋は周囲を油断なく見渡した。


「ここには誰もいないみたいだ」


力也も広場に敵がいないか一睨みしていた。


最初の敵は二手に分かれて現れた。

それを追い払ったら、又警報。

何か陰謀臭い匂いがする。

力也もそう感じたのだろう。

身体から無意識に戦闘状態の香が発せられて

いる。


「千秋、何か変だよな」


「ええ」


千秋もうなずいた。


「何が変、何が変なのよ」


メイサも気になるのかあたりを見渡した。


と、突然、雪の顔が千秋の前に現れたが、千

秋はもう、慣れたもの。

スッと雪とは距離を開けた。


「あら、千秋ちゃん、わかった、私が来たの」


つまらなさそうに雪が舌打ちをした。


「雪さんの匂いがしましたから」


「いやだ・・三日お風呂に入ってない事ばれ

 ちゃったかしら」


冗談とも本気ともつかない笑いを浮かべている。

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