9話 ヒロイン!
orz
長らくお待たせ致しまたたこと、
深く謝罪申し上げます!
出来れば今月中にもう一話上げますので、
お許し下さい。
なお、これまでの話、かなり大幅に変わっております。
具体的には、芋虫のボス?蛾を倒すとき、飛んでないです!
序盤からチート過ぎるので(^^;;
その他、所々変わってますので、
お手数ですが読み直して頂けると有難いかもです。
名前 ハンゾー
LV5
性別 男
職業 無職
種族 馬鹿 ( 竜人)
スキル
短剣 Lv7★
投擲 LV4★
走り LV12☆
索敵 LV6☆
視力強化 LV7☆
テイム LV3
•二角兎 LV5▼
チートスキル
付与術
こんなことじゃあ死ねない
速くなりたい
ステータス
str 5(1)
vit 5(1)
agi 355(71)
dex 275(55)
int 50(10)
mid 5(1)
※スキルによる補正は除く
称号
闘わぬ者
優しき者
欲深き者
虫殺し(new!)
アビリティ獲得マークに謎の白星、新しい称号と盛り沢山だな。
順番に、確認するか。
短剣 LV7
アビリティ
・スラッシュ
・ポイズンヒット
与ダメ0.8倍
攻撃命中時、低確率で毒付与
クールタイム30秒 消費SP 5ポイント
短剣系アビリティ
投擲LV4
アビリティ
・パワースロー
与ダメ1.2倍
クールタイム10秒 消費SP5ポイント
投擲系アビリティ
走りLV12
アビリティ
ダッシュ
パッシブ
走行時、走行速度1.1倍
索敵LV6
パッシブ
索敵範囲+1m
視力強化LV7
パッシブ
目が良くなる(微)
虫殺し
虫を100匹以上倒したものに送られる称号
虫系モンスターへの与ダメ1.1倍
ふぅ、変化があったのはこんなもんか?
どうやら白星はパッシブ効果の追加を表してたみたいだな。
んで、それぞれの効果は
短剣のポイズンヒットは、俺のプレイスタイルにぴったりはまるかな?
投擲のぶっちゃけ無意味か…
走りはまあ、元の値が大きいだけに中々大きな差が出るだろう。
索敵はレベル×10mの範囲に1m増えてもさして変わらないような気がするが…まあ、おまけと思っておこう。
視力強化…
アバウトですね!微ってなってるしそんなに差はないかな?
そして、称号の虫殺し。
まあ、苦労して芋虫狩りしたんだ。
これくらいの報酬はある意味当然だろ。
さて、今度は何しようか…
東はもう行ったし、南は絶対に嫌だ。
北の小鬼は個の強さもさる事ながら群れてるらしいし、今はまだやめておこうか。
となると、西…狼か。
「速さ」が取り柄らしいし、速さなら負けることは無いだろう。
んじゃ、行くか。
★☆★☆ 西門付近
「お願いします!
少しの間だけでもいいですから!
ご迷惑はかけませんから!」
「ったく、だから、いくら弓の腕が良くても、一撃食らえば死に戻り、回避力もほぼ皆無で、満足に走ることすらままならないんじゃ連れてくわけには行かないって。
だから、他を当たってくれ。
お前ら、行くぞ」
「おう。すまんな、嬢ちゃん。
またいずれ、嬢ちゃんが人並みに動いたり耐えたり出来るようになれば、よろしくな」
「…はい。すいませんでした」
これは、あれかな?
PTに入りたかったけど、ぶっちゃけ邪魔だから要らない、と。
しかも、
弓の腕がいい→dexが高い
一撃食らえばアウト→HP(str.vit)が低い
この情報を見ると、同族にしか思えないな。
と、なると…
「こんにちは、どうかしましたか?」
「あ、はい、こんにちは。
私は弓使いなので、ソロでの狩りは厳しいかと思い、PTに入れてください、と頼んでいたのですが、皆さん私のステータスを聞くと断ってしまうんです」
「…ふむ。失礼ですが、あなたのステータスを聞いても?」
「はい。
str10、vit1、int1、mid1、agi40、dex80
です」
「ブフォ!…
す、すいません(まさか、俺よりも偏ってるとは…)」
「そんなに可笑しかったですか?」
「え、えっと…自覚無いんですか?
まさか、こういうゲームをするの、初めてですか?」
「自覚?まあ、いいです。その通りです。
確かに初めてですよ」
これで、同族なのは確定か。
ならば、
「なるほど、それなら仕方ないかもしれませんね。簡単に言うと、あなたのステータスは偏り過ぎなんです。
詳しくは後々説明しますので、俺とPT組みませんか?」
「え?良いんですか!?
こちらこそ、宜しくお願いします!」
「ありがとう。俺はハンゾー、です」
「あ、私は由美です」
「宜しく、ユミ。
では、行こうか
ステータスについても説明するよ」
★☆★☆説明後
「へぇ〜。キャラメイクって、そんな風にするんですか。
|必要だと思うの(dex)にほとんど入れて、他はランダムのにちょっと入れただけでしたよ」
「ははは、まあ、俺もそんな感じなんだけどね」
「え?そうなんですか?
なんか親近感湧きますね。
それにしても、今時半蔵なんて、珍しい名前ですね」
「はい?そりゃキャラネームだから…ま、まさか、由美、というのは実名なのか?」
「?当然そうですよ?」
「はぁ…普通、ゲームの名前に本名はつけないんだよ、俺のも偽名だよ」
「えっ?そうなんですか?
これからは気をつけます」
「…まあ、気をつけてな。
あ、狼だ。
作戦としては、俺が突っ込んで撹乱するからユミは隙を見て矢を放ってくれ」
「はい、了解です」
「では、いくか。
自分のタイミングでいいから、矢を撃ち込んでくれ。それに合わせてつっこむ」
「はい。……いきます」
ヒュ!………ドス!
よし、突っ込むzどさ!
はい?
「…倒れました、よね」
「…倒れた、な」
「勝ったんですかね?」
「…勝った、な」
「こんなに簡単に倒せるとは思いませんでした」
「ああ、びっくりだ…」
dexが高いから大ダメージは想像してたけど、一撃で、とはな…
これは、そういうチート持ってるな。
マナー違反だし、聞かないけど。
「えっと、次からも敵見つけたらどんどんうっていってな」
その後、ユミの独壇場だったのは、言うまでもないだろう。
俺がしたのは狼が群れていた時に少し時間稼ぎするだけで、それもすぐにユミが仕留めてしまった。
経験値的には美味いんだけど…
男として、ゲーマーとして
初心者の女の子に負けるのは、とても悲しい事で…
だから、ラビをもふもふしてしまうのは、仕方のないことなんだよ…
「ハンゾーさん、またレベル上がりました!
でも、ここら一帯の狼は居なくなってしまいましたね。せめて、もっと近くに狼がでればいいんですけ「あ!」どうしました?」
「俺にできること、合った!
俺が狼連れてくるよ!沢山!」
そう、俺の持ち味は速さ。
それを活かす仕事…それは、釣りだ!
恐らくユミの射撃と俺の撹乱があれば2.30体はいけるはず!
そうと決まれば…レッツ!トレイン!
「ユミはここで待っててな!
いってくる!」
「……どうしたんでしょうか?」
あ、そうそう。
結局、依存してるじゃんとか思った奴、出てこい。切り刻んでやるよ。
ステータスは半端なのでなしで
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