表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

5話 テイム

9/26

改稿

「というわけで、草原の奥地にやって来ましたー」


うん。周りに人がいないから出来たけど、案外恥ずかしいな、これ。もうやめよう。

さて、今の俺の目的のテイムだが、まずはテイムについて説明しておこう。


①テイムは一応何体でも出来る。

②ボスはテイムできない。

③テイムの成功確率は基本的に

{スキルレベル×10+称号や装備等+与ダメージ%+状態異常(毒5% 麻痺10%等)}-{敵の抵抗力(強さに応じて変動)+所持テイムモンスター×5}%である。但し下限1%

④一体のモンスターに使えるテイムスキルの回数は無限だが1度失敗する毎に成功確率がー10%される。下限無し

⑤テイムモンスターには隠しパラメータとして好感度がありその数値によって…

⑥デスペナルテイはプレイヤーと同じレベルに応じて一時的にステータス減少に加え、好感度の大幅な減少。

⑦その他様々な隠し要素がある、らしい。


こんな感じだ。実際使用する場合の手順は


①テイムしたいモンスターの体力を削る

②テイムを使う。

③テイムに成功するか、成功確率が0になるか、諦めるまで繰り返し

〜テイム成功後〜

④死なせる等好感度に気をつけて下さい。


こんな感じ。

因みに俺は、短剣スキルを取った時に自動で貰った初期装備の短剣、投擲スキルを取った時に自動で貰った投げナイフに、固定ダメージ、状態異常を付与して敵の体力を削るつもりだ。

いきなりだが、このゲームには、変異種とでも言うべきレアモンスターが存在する。その出現確率は種類にもよるが、高くても0.1%らしい。こう聞くと大変に聞こえるかもしれないが、ようは千匹に1匹はいるのだ。

今回、俺は角兎(仮名)のユニークモンスターをテイムするつもりだ。この東の草原は、難易度が一番低く初期はプレイヤーが集中するため、敵はノンアクティブながらも数は多いので、敵を全て無視して走り回れば10分くらいで運が良ければ出会えると思う。

そうして、俺は角兎のユニークモンスターを探して走り出した。



★☆★☆ 15分後



「あれかな?思ってたより時間がかかってしまったな」


遂に見つけた角兎のユニークモンスターは、角兎と違って角が二本あった。


「何気にこれが初の戦闘か…なんか別の敵と戦っておくべきだったかな?ま、何とかなるか」


俺は投げナイフと短剣に固定ダメージと麻痺を付与し、投げナイフを投げつけた。


「ピイイィィ!」


あくまでノンアクティブのモンスターだから初撃は命中し、兎がこちらに気づいて飛びかかってきた。それを少し左に動くことで避けつつ、すれ違いざまに腰につけていた短剣を右手で逆手で抜きつつ撫でるように切りつけた。


「アジリティが高いのと視力強化のせいかな?敵の動きがあんまり早く見えないな。これなら普通に勝てそうだ」


そして兎の次の突進に備え、短剣を構えた。



あれから10回以上切りつけただろうか。このゲームは、ボスやレア、ユニークモンスターは残存HPが半分、1割になった時にそれぞれなにかしらの変化があるらしいのだが、何の変化もない。最初の方の敵にしては強過ぎるのではないかと考えていると、ついに変化が現れた。

兎が突進するのをやめ、横に並んだ角の間にオレンジ色の光、火?の玉ができ始めた。


「なんだありゃ?」

「ピィ!」

「んなっ!」


なんとあの兎、その火?の玉をこっちに撃ってきやがったのだ。うん。そりゃあそうだよね。まさかそのまま突っ込んできてもどうせ当たらないし。

しかもこの玉、今までの奴の突進の倍近い速度が出ていたのだ。あと10agiが低かったら当たってた気がする。あれ?以外と余裕あるのか?

そんな事を考えていると今度は兎の角の間に青い、恐らく水の玉ができていた。出来始めていたでなく、できていたのだから当然撃ってくるわけで…


「やっば!」


危なかった。さっきより余裕がなかった。

でも困ったな。あいつがあの位置で魔法撃ち続ける限りさっきまでみたいにカウンター狙いの攻撃は出来ないし…。取り敢えず、暫く避けつつあの技の隙を探すか。



「っと。よし、大体分かったぞ」


まずはあの技、火と水だけでなく、六属性全ての玉があった。

んで、肝心の隙だが、あの玉を一度撃ったら次撃つまで3秒程ためがあることだ。恐らく俺以外の人には隙でもなんでもないだと思うが、この3秒の間に近づいて切りつけて即離脱する、かつかつだと思うが、なんとか出来ると思う。

…来る!


「ピィ!」


何度目かも分からぬ魔法の玉を真横ではなく斜め前に避けることで時間を節約する。この時点で奴との距離は十数メートルある。

後2秒、兎との距離は半分以下に。

1.5秒、兎にきりつける。

1秒、何とか距離をとらなければ。

…0、後ろから魔法の玉が飛んで…来ない?

後ろを振り返ってみると、兎が痺れている。

あ、麻痺か。全然かからないからてっきり無効だと思っていた。抵抗は高いんだろうけども、一応かかりはするんだな。で、この隙を逃すわけにはいかないから急いで走りより切りつける。


「はあぁぁぁ!…!?」


何度も何度も切りつけると、兎からオーラが溢れ出した。

残存HPが1割をきったのか。


「頼む、成功してくれよ…《テイム》!」

「ピイィィ」

『ユニークモンスター、二角兎ツインホーンラビットのテイムに成功しました』

「よっしゃぁぁー!」


やったぞ、ユニーク兎をテイムしたんだ。これで、より強くなれたはず。


『条件を満たしたので、称号、優しき者、欲深き者やを取得しました』


なんか知らんけど称号ゲットしてもうた。

んじゃ、二角兎共々確認しますか。


二角兎ツインホーンラビット

LV3

スキル 跳躍 LV5 隠密 LV2 索敵 LV2

チートスキル

•魔玉

全属性の魔法の玉を放てる

•弱者の意地

自身の周囲にレベル×10cmのオーラを出す

オーラに触れている間 LV分のダメージ/秒

を与える。

オーラ発現時与ダメージ×1.5倍

str 66(22)

vit 66(22)

agi 90(30)

dex 66(22)

int 66(22)

mid 66(22)



称号 優しき者

誰にも危害を与えること無く、仲間を手に入れた者に送られる称号


テイムモンスターの好感度が下がらなくなる

テイム確率+10%



称号 欲深き者

最初にレア、ユニークモンスターをテイムした者に送られる称号。


テイムモンスターを何体持っていてもテイム確率が落ちない。

レア、ユニークモンスターのテイム確率が上昇する。



ふぅ。順番に行こうか。

モンスターってチートスキル使えるんだな!?チートはプレイヤーだけだと思ってたよ!しかも何これ!?性能が素晴らしいよ!いや、味方だしいっか。

次、ステータス。幾らレベルが上とはいえ、全てが俺より上って酷くね?よく勝てたな〜俺。突進避けれたのはスキルのおかげだったんだな。とっておいてよかったよ、走りと視力強化。兎についてはこんなもんかな。

称号は…どんどんチート化してってるね。もう称号=チートスキルって考えた方がいいかもしれんな。


「よし、行くか。うさ…いや、名前いるか?そうだな…お前の名前はー」

名前 ハンゾー

LV1

性別 男

職業 無職


種族 馬鹿 ( 竜人)


スキル

短剣 Lv2

投擲 LV1

走り LV6

索敵 LV4

視力強化 LV4

テイム LV3

•二角兎 LV3


チートスキル

付与術

こんなことじゃあ死ねない

速くなりたい


ステータス

str 1

vit 1

agi 71

dex 55

int 10

mid 1

※スキルによる補正は除く


称号

闘わぬ者

優しき者

欲深き者



★☆★☆



何故名前を出さずに終わったか?そんなの決まってないからに決まっているじゃ無いですか!

というわけで、テイムした兎の名前を緊急募集です。どうか作者を助けると思ってお願いします。因みに♀です。可愛いのでお願いします。

その他、ご感想ご意見お待ちしています。


9/26

改稿

テイムスキル説明の所に

下限1%、下限無し、をつけたし。

誤字、日本語おかしい所の修正

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ