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笑って、 笑われて。

トップを飾ることになった尖角です。


内容はなんだろうか、コメディー的な恋愛・・・?


まぁ、そんなような感じです(笑)  では、どうぞ!!




 私はクリスマスの夜に高校の同窓会があると言われ、仕方がなく行くことにした。


 まぁ、仕方がなくと言ってもだ。 別に、予定などは入っていないのだけども。



 しかしながら、私にクリスマスデートの予定が入っていないからといって気遣うというのは、君達読者の余計なお世話であって、私にとても失礼なことである。



 だから、別に気にしなくていい。 っていうか、頼むから気にしないでくれ。



 もはや、私のメンタルが持ちそうにないのだ。 クリスマスにクラス同窓会とかw










 しかし、そこで私は思うのである。


 「確か、同窓会の幹事って高橋君だったよな??」「このカップルがイチャイチャするためだけに存在するクリスマスという聖夜に、同窓会を無駄に開くということは、現在 高橋君には彼女がいないという計算になる・・・」「あぁ、可哀そうに・・・私が言えることじゃないけれど、可愛そうに・・・なんまいだーぶ」


 「ん?待てマテ?? だからと言って、私が高橋君を狙っているとかじゃないからな?」「断じて違うからな??」「わかっていると思うけれど、何度でも言わせてもらうぞ? 本当に 違 う(・・) からな??」



 「待てって・・・待って、って・・・」「君のその目は、私を疑っている目だけれど、本当に違うってば・・・やめてよ、もう・・・」「いや、私は嘘ついたことないから・・・生きてきて今まで、嘘なんか一度も・・・??」「・・・あー、その顔!! それ自体が嘘でしょ?とかいう顔やめて君ないかな?」「少し傷つ君ですけど?!」「読者様ってばっ!!」











 ・・・ふぅ、、、 疲れるので、そんな一人突っ込みもこの辺にしておきましょうか。




 さて、そういうわけで、恋人の一人もいない私は、恋人がいない人が参加するためだけの同窓会へと向かった。 そして、その同窓会が行われるお店の中に入る。



 そして、「高橋で予約している者なのですが、、、」と店員さんに話しかける。



 すると、まずは一人目。軽くスルー。  おいおい、大丈夫か?この店は・・・?


 次に、二人目。またまたスルー。  忙しいのか? それとも、単に嫌がらせか?


 そして、三人目は、「あっ、少々お待ちくださいませ!」  ・・・どういうことだ?


 次に四人目、「あ、今はちょっと、お待ちくだっしゃい!」  ・・・ん? 噛んだぞ?


 最後に五人目、「高橋様ですね? では、こちらにどうぞ」  ・・・普通だね。。。



















































 そんな風に案内された先には、すでに何人かの元クラスメート達が集まっていた。


 そして、その元クラスメート達の姿を見て、私はついつい思ってしまうわけである。


 「あぁ、これが彼氏彼女のいないメンツか・・・」「可哀そうに・・・」っと。




 しかし、だからと言って読者様? 私のことは気にしないでくれて構わないからな?




 何度だっていうぞ?  ここは重要で、絶対に、絶対に譲れないところであるから。






 だから、私は席について速攻、言ってやった。


 「明日は忙しくって、 今日は長居出来ないからヨロシク!!」っと。




 すると、みんなは「了解です!」っと元気よく言った。




 しかし、こいつらは、本当にその意味を理解しているのか?


 だって、今日は24日だぞ? 明日は、25日だぞ?  その25日である明日が忙しいということは、私には恋人がいる・・・っていうハッタリではあるが、そのハッタリをかまされているということを、こいつらは果たして理解しているのか?  この非リア充どもめ!!  ――まぁ、そうは言っても、かく言う私もその非リア充の仲間だから、恥ずかしいことこの上ないが。








 さてはて、そんな一人突っ込みを適当に頭の中でしていると、昔 仲のよかった友達が、私に「お酒って飲めるよね?」と訊いてくる。 だから、私は「うん、飲めるよ」と答えた。 すると、またその子は私に言ってきた。「生でいいかな?」っと。 だから、私は答える。 「それでいいよ、ありがとね」っと。




 すると、少しして、「はい、生一丁!」と店員がジョッキを持ってきた。


 そして、私達はそれを乾杯し、昔の話に(ふけ)った。 「昔、あんなことがあったよね?」だとか、「こんなことをした」だとか、つまらない話から無性に笑えるようなそんな会話を適当にしていた。



 すると、そんな感じでそれなりにワイワイ盛り上がっていると、ある子が言った。



 「そいえば、飯田君とやなっちが結婚するらしいよ?」「なんか、あの子達、付き合ってたじゃん?」「それが、むっちゃ長く続いたみたいで、結婚までするんだってさw」「すごくなーい??」




 ―――――――――――――――


 ――――――――――


 ―――――




 『あぁ!そりゃあ、すごいですね! すごいですとも!!』


 『どうせ、あたしには彼氏とか愛せる人なんていませんよぉーだっ!!』


 『ふんっ、別にいいもん!』 『今はいないけど、将来的には幸せになるから!』




 ―――――


 ――――――――――


 ―――――――――――――――




 だから、私は軽く言ってやった。


 「確かに、すごいけどさ! だからと言って、幸せになるとは限らないけどね!」と。




 ・・・はいはい、どうせ私は、嫌味な奴ですよ。  わかってますよ、 そのくらい。



 だけど、私にだって、言う権利はある! だって、幸せな奴見ると、羨ましいもん!  だから、私にも少しくらい嫌味なことを言わせてよ!!  あんた達は、私に言われたところで、その幸せを失うわけではないでしょ?だけど、私はそれを言っても、何を言っても、幸せにはなれないのよ? だから、私にだって、言う権利はあるはずだっ!!






 っというわけで、言ってやった。 いや・・・むしろ、言ってしまった。




 えと・・・どういうわけかというと、周りの空気が凍り付いているのである。


 「えっ?マジで?? そんなこと言ってもイイワケ??」みたいな感じで。。。








 ねぇ!? なんで!?  なんか、私イケないこと言ったかな? ごめん!



 でもね?私・・・。 何が駄目だったのかわかんないよ、 テヘペロ☆彡




 っといった感じで、 言動を心の中で嘆いたところ、ふいに高橋君が笑った。


 そして、高橋君は自分の席を立ちあがり 私に近づいて、私を椅子から立たせて、それから何故か両手で私の肩を掴んで話し始めた。


 「確かにそうだな! お前の言う通り、だからと言って、幸せになるとは限らないよな?」「だけどな、俺は思うんだよ・・・あいつらは幸せになるって・・・」「それが、なんでかお前にはわかるか?」「それはな、それはだな、あいつらの長年の想いっていうのが、失敗なんて許さないからだよ・・・」「要するに、俺が言いたいのは、今まで愛し続けたっていう<<深い愛情>>っていうのは、切り離せないってこと・・・」「要するに、俺がお前を高校の時から愛し続けてきた時間は無駄じゃないってことだ・・・ 例え、この気持ちが片想いで終わったとしても、俺はこの気持ちをお前に伝えたい・・・」「この気持ちを抑えることは、もう出来ないんだよ・・・」「あのな? よく聞いてくれ!」


 「俺はお前が大好きなんだ(・・・・・・・・・)よ!!」







































































 ―――――――――――――――――――――――――



 ――――――――――――――――――――



 ―――――――――――――――



 ――――――――――



 ―――――






 ん? はい?  え?  はいっ!?   んんん!? え~~~!!!



 ありえないでしょ!? えっ!ありえないっしょ!?  あの、イケメンで格好良くて、頭もよくて、みんなに慕われて、優しくて、そしてカッコよくて・・・それでいて頼りがいもあって、頭もよくて優しくって、それでそれで私が高校の時から少し・・・ほんの少しだけだけれども気になっている高橋君が私のこと好きだったなんて嘘でしょ? ありえないでしょ!?



 ありえるわけないでしょ(((震)))  やめて、冗談はやめて(((((震)))))  怖いww











 しかし、彼の目を見ても、周りの私達二人を見つめる眼差しを見ても、それが本気だということが何となくだけれど 伝わってきた。 だから 私は、そんな状況に対して 冗談で、中途半端な気持ちで答えるのは失礼だと思い、真剣な気持ちになって答えた。



 「それは本気で言ってるんだよね?」「冗談じゃないんだよね??」っと。



 そしたら、彼はこう答えた。


 「あぁ、もちろんだとも」「お前のことはずっと前から好きだった」っと。



 そして、その告白の現場を『そうだ、その調子』と心配そうに耳を傾けながらコクコクと頷く元クラスメートの女子達が数人いた。  ホント、極めて鬱陶しい。 なぜ、こんな“告白”という神聖な場に邪魔者がいるのだろうか?  もしこんな邪魔者(ギャラリー)達がいなかったら、私は彼に飛びついてキスをし、「私も大好き!!」っと叫んだだろうに。



 だが、こんなギャラリーの多いところでは そんな恥ずかしいことは出来るはずもなく、仕方がないから私は「ありがとう、私も好きだった」と答えた。 出来るだけ、声に震えが出ないように。。。







































































 そうして、私達二人は仲良く手を繋いで帰ることになった。


 もちろん、明るいイルミネーションのように弾んだ気持ちになる。



 嬉しくって、嬉しくって、「同窓会に来てよかったぁ!!」っと叫びたいほどに。




 しかし、そんな私の隣には高橋君がいる。  だから、叫び声をあげることはできない。




 だから、私は必死にその気持ちを堪え、 月明かりの下 迫る彼に優しくキスをした―――







































































 ちなみに、結婚式が終わった後で聞いた話であるが、 あの同窓会は仕組まれていたらしい。



 要するに、高橋君自身の手によって、自分が告白する舞台を設置されていたということ。


 あぁ、完全に騙された;;   まぁ、結果 幸せになることができたからいいんだけどねっ♪♪






























~END~






お読みいただきありがとうございました。


次話は狂風師となっております。 どうぞよろしくお願いします。

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