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27 近侍 東重胤

 東重胤は坂東八平氏(平安中期に坂東=関東に土着して領主となった、桓武天皇を祖とし、臣として皇族を離れて平姓を名乗った、桓武平氏を祖とする諸氏。秩父氏、上総氏、千葉氏、中村氏、三浦氏、鎌倉氏、その流れの土肥氏、梶原氏、大庭氏、長尾氏などをいう。各氏はもとは皇族として地方赴任の重席官吏として任地に住んだ人々であるが、地元で勢力を伸ばして土着した)のひとつである千葉氏の一族だ。 父の東胤頼とうのたねよりは千葉常胤の六男で分家して下総東荘(とうのしょう)に所領を得たので東氏を名乗った。歌の名手として名高いが、頼朝旗揚げ以前、大番役(地方有力領主に命ずる三年間の朝廷警備役)を務めたあと、同じく大番役を務めた三浦義澄みうらよしずみと共に流人であった頼朝の下に参上し、そこで頼朝に平家追討の旗揚げをすすめ、相談した。また、石橋山で破れて安房国へ逃れてきた頼朝に加勢するよう、父の千葉常胤ちばつねたねに勧めて、受け入れられ、後日の頼朝勝利の元となった。

 東重胤は、父の胤頼に歌を習うと共に教養も知性も優れた人であったから、実朝の気に入る所となり実朝の近侍として頭角を現した。



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