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通りすがりのネズミ、月に打ち上げられる

作者: 九重ネズ
掲載日:2026/10/05

第28回書き出し祭りの作者当て当選者へのご褒美小説です。

何も考えずにお読みください。

 わたしは、通りすがりのネズミ。

 ありとあらゆる動物のワイワイを、陰で見守るネズミである。

 今日は月に誰かが打ち上げられるらしい。

 一体誰が打ち上げられるんだろうか。

「お前にゃ、ネズミ。今から月に行ってもらうにゃ」

「へ?し、白猫さん!?えええええええ!?」

 突然目の前が真っ暗になり、気が付いたら、白猫によって宇宙船ロケットの中に押し込まれていた。

「どうして!?どうしてわたしが、月に行かないといけないの!?」

「いつもコソコソしてるお前を見つけて、月探索させるためにゃ。ちゃんと観客もいるにゃ」

「え?」

 ロケットの窓から覗くと、そこにはマッチョな動物?が、ポテりこを食べながらこっちを見ていた。

「もぐもぐ。ポテりこ美味いな、黒ヒトデマッチョ殿」

「そうであるな、パンダマッチョ殿。それにしてもこのBIGポテりこは腹にたまる美味さだ」

「あぁ、水が欲しくなるな。ポテチュロもいるか?」

「そうだな。頂こう」

 外は寒いはずなの、マッチョ組はピチピチのTシャツを着て、のんびりポテトのお菓子を食べている。

 それが羨ましくて、段々と口の中に涎が溜まって行く。

 あぁ、わたしもポテりこ食べたい。特にチーズのやつが……。

「んじゃあ、いくにゃ。3、2、1…ロケット発射ボタン、ポチー!」

「あぁ、ポテりこ……へ?えっ、えっ!?ロケットが動いて……いやああああああ!!」

 ポテりこを惜しむ暇もなく、わたしは白猫の合図と共に月に向かって飛んで行く。

 そして、ロケットが飛んで数日後。わたしは月に到着していた。

 そこには、たれみみのうさぎが、巫女の格好をして何かを茹でていた。

「あら?お客さん?いらっしゃいませ。ウサウサキッチン、ムーン支店へ。今、ポテトもち作ってるんだけど、食べませんか?」

「あ……あ……食べますぅ!」

 こうして、わたしは巫女さんのご好意にあずかり、一緒に月でポテトもちを食べたのだった。


<おまけ>


「な……なんで月でポテトもち食ってるのにゃ!羨ましいにゃ!んにゃああああ!」

「まぁまぁ、揚げたてポテチでも食いな。笹の葉もいるか?」

「パンダマッチョ殿。猫は笹を食べませぬぞ」

「そうであったな、黒ヒトデマッチョ殿」

「「ハハハハハハハ!」」

「んにゃぁ!こうなったらポテチ全制覇するにゃあああああ!」

ここまでお読み頂き、ありがとうございました!


ちなみに、皆が食べてるポテト料理は、ポテトもち以外、全てカルビー+の商品です。

無性に食べたくなったので、三連休中に東京駅に行こうかなと思います。


よろしければ、感想や「☆☆☆☆☆」の評価、いいね等つけて下されば幸いです!(^^)

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― 新着の感想 ―
ポテチ全制覇だ! ポテトもち美味しそうw
逃げ切ったら猫を月送りにするとは聞いてたけど、捕まったらネズミが月に打ち上げられるんだ…!?(笑) 面白かったのです♪ 投稿お疲れ様でした(*´ω`*)
なんで正解したのにマッチョにされてるの……?www
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