言葉を立たせる、言葉の輪郭をつくる
「声の“輪郭”を作る」
― 聞き取りやすく、プロっぽくなる技術 ―
■ この回でやること
アニメで声が聞き取りやすい理由を
声の“輪郭”という視点で身につける。
テレビの声がクリアなのは
音の形がハッキリしているから
というのがある。
~まず体で知る~
次の言葉を2回言う。
「ここで止まれ」
① いつも通り
② 口を少しだけはっきり動かして
聞き比べる。
②のほうが
言葉の形が
はっきり浮かぶはず。
これが
輪郭のある声。
~なぜ輪郭がないと“素人っぽく”なるか~
声は
・息
・振動
・口の形
で作られる。
息と振動が良くても口が動かないと音が溶ける。
アニメの声は音の一つ一つにエッジ(角)があるものごおい。
それが聞き取りやすさと存在感になる。
実践①:母音を止める
次を言う。
「か・と・ま」
ポイント:
最後の「a」「o」「a」を少しだけ止める。
→ 口を閉じすぎない
→ でも流しっぱなしにしない
これが輪郭の土台。
実践②:短い言葉で輪郭を作る
「待て」
「来い」
「行く」
全部最後の母音を1ミリだけ止める。
「まてぇぇ」じゃなく
「ま・て」
これでアニメの“キレ”が出る。
実践③:なめらかと輪郭を同時に作る
「んーー」は声の入り口をなめらかにするスイッチ。
母音を止めるのは言葉の出口をハッキリさせる技術。
この2つを同時に使う。
やることはこれ。
「んーー」
→ 「ここだ」
ポイント:
「んーー」で
声の入り口をなだらかに
「だ」の「a」を
少しだけ止める
つまり
入りは ふわっ
終わりは ピタッ
この形になる。
これが
アニメの声の基本形。
チェック
次の言葉を使う。
「ここだ」
これを2回言う。
① ただ
「ここだ」
②
「んーー」
→ 「ここだ」
②のほうが
「こ」の入りがやさしい
でも「だ」がハッキリ止まる
この2つを同時に感じられたら成功。
~うまくいっているサイン~
イヤホンで聞いても言葉が立つ
小さくても聞き取れる
BGMの中で埋もれない
まとめ
・音に混ざる
・言葉が立つ
この2つが合わさると
プロの質感になる。




