2章 登場人物
◆登場人物
◇魔人一行
名前:ラグナ LV7
種族:魔人
主なスキル『災厄魔法』
200年前戦争と災厄を起こした魔人の体に転生した青年。人が良くてポジティブ。
覚える魔法が災厄を引き起こすものばかりで頭を抱えていたが開き直って災厄を有効利用している。
あとそろそろいい加減に下着はきたいなって思っている。
名前:ゲッカ LV31
種族:荒野の若狼
主なスキル『炎魔術』『悪食』
ラグナがこの世界で目覚めて間もないころ迷宮で出会った狼。
出会った頃は小さかったが進化してたくましくなった。
言葉は喋れないもののラグナ達の言葉を理解しており、逆にゲッカの言いたいこともみんな察してくれる。
名前:クローバー LV26
種族:ケットシー
主なスキル『収納魔法』『改竄』
ラグナの荷物を盗んだネコ。お尋ね者な上に持ってるだけで処刑まっしぐらなタブースキル持ち。
荷物持ちと豊富な知識でラグナの旅を支えている。
最近はなでられるのがお気に入り。
◇出会った人たち
名前:ゲイン LV17
種族:人間
主なスキル:『安心感』
赤い服が特徴の商人。高身長でグラマラス。レギス商会主の姪でもある。
魔人であるラグナ達を対等な商売相手と認め、希少な伝映鏡を貸し出した。ラグナとの取引で大儲けを出して出世中。
出世のためにラグナ早く村を作ってくれないかなぁと思っている。
名前:キピテル LV49
種族:バードマン
主なスキル『風魔法』
ターバンがトレードマークの商人。ゲインの相棒であり武装商人のリーダー。
亜人だが人間の冒険者兼商人として活動しておりゲインの安全を何よりも優先する。
普段は人間の姿をしているが危険が迫ると背中から翼を生やす。
名前:ユーリス LV65
種族:人間
主なスキル『光魔術』『不屈の闘志』
インクナブラ出身の女勇者。正義感の強い少女。
勇者という大衆が抱く理想の姿と現実の上辺だけの綺麗ごとの乖離に理不尽を抱いており、事情次第では独断で悪事を見逃すなど勇者らしくない面もある。
◇出会った種族
ノーム
生息地:シエル山脈
主な人物:エアリス・マジョリ・ゲルニカ・サレ
身長15~20cmの小さな妖精の種族。爆弾を作ることに長けており岩穴の中で暮らす。
ラグナ達との一件以降リザードマンに従属し、友好的な関係を築いている。
平均戦闘力はF。爆弾を使用すればC以上。
リザードマン
生息地:シエル山脈
主な人物:ウィトル・サイプレア
3mほどの大柄な爬虫類型の亜人。水辺で生息しているため比較的水に強い。
平均戦闘力はCの下位。魔片を入手したウィトルはBの中位。
ハルピュイア
生息地:ロス・ガザトニア
翼を持つ亜人の一族。
飛行能力を生かし人間の間の伝達の仕事をしているため人間からも重宝されており場所を問わず攻撃は禁止されている種族。ただし給料は薄給。
平均戦闘力はEの上位。
メロウ
生息地:ノーラン領北の海
主な人物:カロン
海に棲む人魚。争いは好まず入り江の洞窟で暮らしている。
平均戦闘力D。カロンは肉体の傷を操る能力を持つヴェパルに進化した。
◇出会った敵
名前:ガソッド LV41
種族:人間
主なスキル『ソニックウェーブ』
クローバーを追っていた賞金稼ぎのリーダー。別名"衝撃のガソッド"と呼ばれ冒険者としても活動している。
魔片を得ようと調子に乗ってラグナを殺そうとするも返り討ち。土石流に巻き込まれ命乞いするも無視され絶命。
名前:迷夢の悪魔ラバルトゥ LV147
種族:魔族
主なスキル『影使い』『転移魔法』
シエル山脈でリザードマンに化けてリザードマンとノームの全滅を狙っていた魔族の女。
ネコ好きでクローバーの正体を見破っており眷属にしたがっている。影を操れる。
名前:冒涜の悪魔バフォメット LV135
種族:魔族
主なスキル『雷魔法』『改竄』
メロウ達をさらっていた黒幕の青年。魔将軍の1人。
本人曰く研究者だが、策略込みとはいえ勇者ユーリスを圧倒するなど実力は高い。
ユーリスを改竄で貶めるがラグナに敗れ、改竄を条件に命乞いをするもクローバーも改竄を所持していたため倒された。
名前:ギルティネ LV15
種族:人間
主なスキル:?
バフォメットと協力関係にあった商人の女。
ノーラン領主からメロウの肉の納品依頼を受け、バフォメットにステータスを魔族と書き換えてもらい魔族としてメロウ達を攫った。
ユーリスやラグナには見逃されたもののメロウ達に滅多刺しにされる最期を迎える。
◇ラグナがまだ出会ってない人
名前:ステラ LV?
種族:人間
インクナブラに住むユーリスの幼なじみの司祭の女性。
魔人ラグナが復活したことで恩師が処刑されたために魔人に憤りを覚えている。
名前:アンデス LV?
種族:人間
インクナブラの神官。黒い衣服のため「黒の神官」とも呼ばれている。
ステラの恩師の処刑を決定した人物でもある。
◆ラグナの魔法
災厄魔法
文字通り一度発動すれば災厄となる広範囲かつ高威力な謎多き魔法の総称。
嘘つきの炎 MP330
世界を終末へと導く炎の剣を創り上げた道化師の炎を放つ。
終わりをもたらす業火を放つ。
効果範囲は術者の視界に入る範囲全て。
伏ろわぬ神の雨 MP345
何物にも従わぬ黄金の凶星を雨のように降らす。
黄金の光を見た者に精神干渉し、ランダムで混乱、恐怖、高揚状態にする。
効果範囲は対象及び、対象の上空数十万kmとされる。
世界樹の繁栄 植物属性 MP350
発動に植物と養分が必要。
養分の栄養が尽きるまで対象の植物を爆発的に成長させる。
その際、植物の成長に巻き込まれた生命を追加の栄養にしてさらに成長する。
人間の街で使用すれば全ての命を養分に街1つを植物で埋め尽くし壊滅させる危険な魔法だがラグナはお手軽に野菜や果物を増やせる魔法としてよく利用している。
六夜の洪水 水属性 MP325
水の球を召喚し、球を起点に7日続く洪水を引き起こす。
MPを追加で使用することで水の流れを操作できる。
水不足の解消に使用したが、「7日は長い」とラグナ本人も思っている。
鍛冶神の三振り 創属性 MP350
近くにある素材を使用して武器を大量の生成する。
スキルポイントに余裕があるラグナが気になるから覚えてみた魔法。
メロウ達が商人たちを殺害するための武器として使用される。皮肉なことに、武器の素材は商人達がメロウ達を捕らえるために使っていたガラスや金属だった。
◆出てくる言語
・災厄の化身、終末の王
200年前ラグナが呼ばれていた肩書き。現在のラグナにとっては迷惑極まりない称号。
・魔片
魔人の欠片の略。200年前の魔人ラグナの力の塊が割れたもの。手に入れた者に莫大な力を与え、10個集めれば一般人でも街を滅ぼせるほど強くなると言われている。
・神々の遺産
現代の技術で作れないもの。大昔、神々がいた時代に作られたもので今なお稼働する。ラグナの持つタブレットも神々の遺産。
・世界の裂け目
偶発的にできる空間の歪みで中は簡易なダンジョンになっている。最奥に迷宮核があり、迷宮核に辿り着き迷宮の主となる者が現れると主の願望が反映されたダンジョンに姿を変える。
・レギス商会
ラグナの取引先。元は大陸東側を中心に活動する商会で、近年大陸中央に進出し販路拡大を狙うものの他商会から妨害に遭っている。ゲインは中央区の経営幹部。手腕さえあれば亜人の登用にも積極的で待遇も悪くない。
・タブースキル
禁忌のスキルとも。『人体錬成』や『親殺し』など特定の禁忌に触れた者が得ることが多い。スキルを持っていることが判明次第処刑される。
・週末の王
ラグナが考えた肩書き。終末ではなく週末。みんな働き過ぎだから週休2日あってしかるべき。むしろ3日でもいい。類義語に怠惰の王がある。
・ぱんつ
下着。ラグナが常にほしいもの。