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第8章 七海の恋愛事情

この8章と次の9章では七海目線で描かれています。


彼女の恋愛模様が主な内容です。


彼氏の立本正哉との出会いも描かれてます(^^)




「ただいまーって、誰も居ないか…」


誰も居るはずのない空間に呼び掛けている1人の女。



私、片瀬七海は母親との2人暮らし。

共働きで生計を立てている。

母は朝と夜と2つの仕事を掛け持ちして毎日疲れが半端ないらしい。


私はと言うと、自分自身が心臓疾患の持病を持ってるのが切っ掛けで医療事務関係の仕事に就けたらと思い、病院の受付事務に採用され、今は正社員で働いている。


私の恋愛と言うと……今まで付き合った回数は3回。

大概、告白は男から。


だけど、いつも上手く行かず別れ話になっていた私が唯一、2年交際が続いてる今の彼氏、立本正哉(たてもとまさや)だけは例外だって。



彼との出会いは今から2年前……。


私は終電の電車を乗り過ごしその場に立ち往生してる時、同じく電車を乗り過ごした彼(立本正哉)が私の隣に来たのが私達の最初の出会いだった……。



「あの、貴方も乗り過ごしたんですか?」

「そうです。貴方もですか?」

「はい。実は、彼氏に振られて、意気消沈しててぼんやりしてたせいで電車乗り過ごしたみたいです。ほんと馬鹿ですよね…」


私は見知らぬ男性に弱音を吐いていた。


「…そうですか。辛いですよね。実は僕も昨日彼女と別れたばかりでね。今も友人とやけ酒飲んでたせいで電車乗り過ごしたんです」

「そうなんですね」


何故か同じの境遇の私達は意気投合、気を紛らせてくれる人だ。


終電もなくなった為、仕方なく駅チカのホテルに泊まる事になった私達はお互いにワイングラスを手に取り、1口、口に注ぐ。

次第に軽く酔いが回り出した私と彼。


その後、お酒の勢いで私達は一線を超えてしまった…。



私と彼は一時の関係のつもりだった。

しかし、その2ヶ月後、私達は街中で再会した。

これはもう必然的な出会いだと認め私達は交際をスタート。


それから2年、私達の関係は今の現在まで続いている。

別れ話すら出た事がない。



それは相思相愛という言葉が似合うとも言えるかな。




久々の休日。

私は今日1日、家で寛ぐ予定だったが急遽、正哉のアパートに訪れていた。

私がインターホンを鳴らすと、正哉がそっと扉を開けた。


「いっらっしゃい。七海」

「こんにちは、急にごめんね」

「いや、来てくれて嬉しいよ」


正哉は今にも緩みそうな頬を必死に堪えながら、私を部屋に招き入れた。


「急に会いたいって言うから、驚いた。どうかした?」

「あっ、うん。話があって」

「うん、何?」

「あっ、えっと…」


取り敢えず、瑞希と会った事は聞こうかな……。

あっ、まだ別に良いかな……と、私は言葉に詰まっていた…。



「…言いにくいならもう少し後で聞くよ、それより…」



はっと気付くと、正哉はそっと私の頬に手を触れた。


そして唇を塞がれた。


彼とのキスは何度目だろう。

いつも優しく情熱的なキスを繰り返す。


そのまま誘われる様に私達はベッドの上で甘い一時を過ごした……。















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