最終章 永遠の愛
無事に最終章を迎えました!
2人の恋も遂に結末!
幸せいっぱいの2人の愛情は本当に本物か?
少し最終章は短めですが読んで頂けたら幸いですm(__)m
亮平さんの胸に私は思い切り飛び込んだ。
久し振りに感じる亮平さんの温もり、胸の鼓動、匂い。
もう彼と離れたくない、その思いが一層強くなる…。
今はただただ彼の温もりから抜け出せなかった…。
「……瑞希、そろそろ帰ってきてくれないか?もう二度と不安にさせないから」
私達に出来ていた心の溝を彼は埋める様に優しく微笑んでいる。
「…亮平さん」
「…瑞希」
今までの不安が嘘の様に綺麗に流されていくのを感じた。
「……帰って良いですか?」
今にも溢れ出しそうな涙を堪え、私は顔を上げた。
「……何で泣いてるの?」
「……泣いてないよ!」
私の目から流れ落ちる涙を彼は指で拭うと、そのまま私の唇を塞いだ…。今までで一番優しくて甘いキス…。
「…ありがとう。僕の元に戻ってきてくれて」
「…こちらこそありがとう」
と、不意に思った。いつまでさん付けなんだろう…と。
そろそろ卒業しなきゃね。
私は緊張感の中、躊躇いながらも彼の名前を口にする…。
「……りょ、亮平」
呼び捨てなんて恥ずかしい、俯いたまま顔を上げられない…。
その時だった!
ひょいと私の身体は彼の両腕で持ち上げられた。
「……りょ、亮平、重たいよ!」
「……大丈夫だよ。ずっとこうしてみたかった!」
「……本当?実は私もこうしてみたかった!」
私は彼の両肩に手を回し、しがみついた時、ふと悪戯心が芽生えて私はそっと彼の耳元に息を吹きかけてみた。
ふー!
「…わっ?!」
彼の顔は真っ赤に染まり、首筋は少し鳥肌が立っていた。
「びっくりした?」
「全く、悪戯っ子だな。まぁでも、泣いてるかと思って心配してたけど、もう必要なさそうだ」
ひんやりと涼しい風が私達に纏わりつきながら吹き抜ける…。
「…寒くないかい?」
「…大丈夫、温かいよ。それより腕疲れるでしょ?そろそろ降ろして?」
「…嫌だよ。暫くこのままで」
「…もう!」
そして、私達は再び長く、深いキスを交わした…。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
9年後……
「ママー!パパー!」
元気で人懐っこい声が部屋中に響き渡る…。
7歳の一人娘、佐川光里。
どっちかと言うと、顔は私似。
性格はパパ似かな?
正真正銘、私と亮平との間に出来た大事な命。
毎日、光里の成長を傍で見守っている。
私達の同棲期間は1年。そして結婚。
左手の薬指にはキラリと光る婚約指輪。
性も佐川になり亮平とは夫婦になれた。
そう、あの日見た夢を思い出した。
同棲を一旦止めた日に見た夢を…。
あの日の夢は今現実となって私の目の前にある…。
そう、私の愛する旦那さんと光里という大事な宝物と共に……。
無事にハッピーエンドを迎えられました。
ここまで続くとは思ってなかった作品ですね。
何とか終える事が出来て、ホッと安心です。




