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妻と異世界・愛深め  作者: 姫池夏
6/11

情報収集

私達は今この間聞いた図書館に来ている。

「凄いなここ」

「そうですね私もここまで大きいとは思っていませんでした。」

「これ大学の研究棟より大きいんじゃ、もうこれあれだな、あの地図間違ってるな。」

「あの地図にはこんな大きな建物もこんなに大きい街ありませんでしたし、多分そうでしょう。」

あの神様どれくらい前の地図を置いていたんだか、いや、もしかしてあの家元々あった家を改造したのか?

確かに結構古かったしな、そうなのかもしれない。


「何でしょうあれ。」

「水晶か?」

そこにはこの街に入った時と同じように検問が張られていた、しかし入る時に水晶に触れさせている。

「なんだろう、検問だし何かの探知機だろうか?」

そう話をしていると自分達の番が回ってきた、

「この水晶に触れ。」

言われるがまま触る

「入って良し。」

やはり何かの探知機だたのか?これもついでに調べてみよう、恵の方も問題なく入れそうだった。

「私はこれからマナについて調べてみようと思う、恵は何を調べるんだ?」

「私ですか?私はこの世界の食べ物について調べようと思います」

「食べ物か、いいな私も食べてみたい。」

「はい、頑張って調べます。」

そうして館内で別行動することになった、

その後探していると少し遠目から視線を感じその方向へと目をやると、隠れようとしているが頭だけ本の積んであるワゴンから頭だけ少し出ている恵がいた。

「恥ずかしいからやめろ恵。」

「ひどいですよ、恥ずかしいなんてストレートに言わないでください、そうわれると恥ずかしくなってきました。」

ゆっくり近づくと恥ずかしからか少し頬を赤く染めて恵が屈んでいた。

「おまえが悪いんだろ、でそっちのこの世界の食べ物については調べたのか?」

「はい、調べました、でもこの世界の食べ物火を通すものが多いので今の家の状態だと作るのが難しそうです。」

恵が照れ隠しをしながら申し訳なさそうに陸の見つめた。

確かに今の家では料理をするためには再度火を付けなければならない、それだと効率が悪すぎる。

「わかった、確かにこの世界の水準だと生で食べるのは危ないのだろう、そんなに気を病むな恵。ではマナの事を調べるのを手伝ってくれ、もしかしたら火についても何か解決策があるかもしれないからな。」

そういうと落ち込む恵の手を取り、そう恋人繋ぎのように、

「ちょ、待ってください流石にこんな所で手は、」

「さっきのお返しだ、少し我慢しろ。」

そういうと真っ赤に顔を染めている恵を引っ張りながらマナの本がありそうな本棚へ向かった。


本棚に着きマナの本を見つけ陸は手に取った。

「ありましたね陸さん、しかしそろそろ手を解いてもいいですか?」

そう恵が言い顔を見ると最大まで頬を赤く染めて頬を膨らませている恵がいた、可愛いので続けていたいがそろそろ怒られそうなので名残惜しいが手を解くことにした。

本にはこの世界の物体の構造とマナについて書かれていた。

「恵、もしかしたら楽に火を付けることも出来るかもしれない。」

私がそういうと恵の顔が一気に恥ずかしい感情が嬉しそうな表情に変わったのが見えた。

「本当ですか、嬉しいですそうしたら色々と料理の幅が広がりますね、しかしどうやって火を付けるのですか?」

「この本によるとマナは神様の力を借りてできているんだそうだ。」

不思議そうに恵は首を傾げた。

「しかし、これはあまり重要じゃない本命はそのあとで、この世界の物体は作ることができるらしい、しかし大規模なものは精霊種エルフの専売特許らしいが、コンロを作るのはできるらしい」

「すいません、コンロが作れるのはわかったのですが、この世界にきてこの世界に来れた経緯を聞いたときも気になったのですがそのエルフ?ってなんです?ほかにもドワーフ?とかも言ってましたがそれ何のことです?」

「っいやすまない自分で自己完結していた、これは前の世界で自分がプレイしていたゲームなんかや小説とかに出ていたりしていた造語だ、私の知識通りだったら精霊種だったら耳が長く、土精種なら背が低いなんかが特徴として出やすいなんかがある、しかし自分の世界ではの話だし元々フィクションだったからこの世界でもそうとは言い切れない。」

自分としていたことが不覚だったな、勝手に判断しすぎていた、これからは恵が知らない程で話そう。

「それでマナの話に戻るんだが、大丈夫か?」

「あっ大丈夫です。」

「まずマナはこの世界中の大体どこにでもあるらしい、マナには5つの種類があって火、水、土、風そして雷の5つがありそしてそのマナを一点に集めることができてそれが魔石と言われるものになるんだとか。」

「ということはその魔石を使って火を付けることができるようになるということですか?」

「お、いきなり確信をついてくるな、その通りで魔石を使って火を付けるらしい。しかもこの魔石混ぜることができる、たとえば火と風を混ぜて爆発する魔石を作ることなんかができるそうだ。」

そう魔石を溶かして比率を変えたりして魔石を作ることができる、水と火でポットみたいな沸騰した水を作り出せる魔石が作れたり土の魔石の濃度を高くすると結晶が作れて濃度をさらに上げると作れるものが増えるなんかがあったりしたここのところは前の世界の化学が活かせそうだった。

「そうしたら沸騰した水が作れるならそれを冷やしてお風呂を作れますよね。」

「確かにそうだな。」

「空どうします?」

忘れていた、スライムもとい空のことを、、、

「いやでも欲しいな、色々と使い道はあるし。」

「ど、ん、な、使い道なんでしょうかね。」

「いやぁでも可愛いし捨てるものなんだか申し訳ないじゃないか。」

「確かに捨てるのは申し訳ないですね、ここでは、こ、こ、で、は、周りの目もあるので使い道には聞かないでおいてあげます。ではある程度調べたいものを調べられたと思いますしそろそろ帰りませんか?」

そう言われ今図書館にいることを思い出し、今日は帰ることにした。








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