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妻と異世界・愛深め  作者: 姫池夏
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住まいの新たな一歩

光が消えると私と恵は草原の中央に倒れていた。

重い体を起き上がらせて恵を起こそうとした。

「恵、起きろ、」

「うぅ、なんで私は、、」

「あぁ、死んだ筈だ、しかし神様は機会をくれたらしい、」

「機会?」

「あぁ、また共に生きる機会を貰えたらしい、」

さっきあった神様もといルルテとの話をした、

「嘘、そんなことが、」

「あぁ、まぁ考えても仕方ない、また共に生きてくれるか?」

「はいっ、陸と共に生きていけるなら恵は幸せです。」

「ありがとう、」

「でもここどこです?」

そう言われて辺りを見回した、

「なんだ?あの月二つあるぞ、どうやら本当に地球じゃないらしいな、」

そう辺りを見回していると

「陸、なんか建物があります、こっち来てください。」

そう言われて恵の方へ向かうと、確かにそれは家のような建物がたっていた、

そこには張り紙があった、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これは私からのささやかなプレゼントだ、

これ以降はこちらからは手を出すことは出来ない

必要な物は中へ入れといた、好きに使え、

ルルテより


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「つくづくありがとうございます、ルルテ様、」

「もう感謝しかないですね、」

「そうだな、」

中へ入ると、農機具や剣、地図、他にも種、この世界で使われているらしい金貨や銀貨のような物などこれから住むのには必要な物が入っていた、

「これ、近くに村があるな、」

地図を手に取り眺めると、家と書いたマークがあった、

これが今いる家なのだろう、すると近くに村らしき家の集まりがあった、

「本当ですね、これから住むのに農業を行うにしても最低1年はかかりますし食べ物など買えたりしないか訪ねて見見ないとですね、」

「確かに、ではこの家の片付けをしたら行って見よう。」

家の中を見渡すと、少し埃を被っている、長い間使われていなかったのだろう、まずはその掃除から始めよう、

そう思い、体を動かした時だった、急に体が重くなる気がして近くにあったソファのような物に横たわった、

「すまない、今日は色々と変わりすぎて疲れてしまったようだ、」

「ではこの家の片付けは明日からにしましょう、」

そう言って私達は、ソファで共に眠りについた、


外からの朝日で目が覚めた、外へ出ると恵が草原を見渡していた、

「あっ、目覚めたのですね。」

少し元気がないように見える、急にここまで変わったのだ、疲れてしまうのもしょうが無い、

「疲れているのか、」

「いえ、疲れているのではなく、私は幸せなのです。」

「幸せ?」

思いもよらない返事がきて咄嗟に返してしまった、

「はい、幸せなのです、もう会えないと思っていた人にもう一度会えて幸せすぎてもうどうしたらいいのか、」

あぁ、それは私も一緒だ、もう会えないと思っていた恵に会えるなんて幸せ過ぎる、

「たしかにな、それは私も一緒だ、」

「何度でも言えます、好きです、陸っ、」

「そっ、そうだな、、あぁ、そんなことよりかっ、片付けを始めよう、」

「ふふっ、耳が赤いですよ、」

「っ、!」

「すいません、片付けを始めましょうか。」


「では、私は雑巾を持って来よう。」

「布は神様が用意して頂いた物に入っていましたけど、水はどうするのでさか?」

「それに関しては大丈夫だ、昨日近くに川らしき物を見つけた、」

「そうだったんですね。」

「では行ってくる。」

そう言い残し私は川らしき物へ向かった、

「おぉ。」

透き通る様な美しい川があった、今度恵と共ににきてみよう、そんなことを考えながら水を汲んでいると、

『ぽよんっ』

そんなような効果音が着きそうな感触が足首に当たった、


「どうでした、水汲んで来れましたって、ええ、なんですそれ、」

「なんかスライムらしい、」

そうスライムだ、水を汲んでいると何故かスライムがよってきた、

でもなんかとてもいい感触だった、例えれば妻の、、、

おっと、それはいいとして、

「無害なんですか、」

「今の感じだと襲っては来ないな、少し触ってみるか」

「おっ、これもしかして、」

触ってみると、表すなら以前恵と共に行った水族館で体験したドクターフィッシュに近い感触だった、

そう思い私は靴を脱ぎスライムに足を当てた、

すると予想通り足に吸い付いた、そして少し時間が経つと離れて震えていた、

喜んでいるように見えた、もしかして感情があるのか、

「これは、ドクターフィッシュと同じで垢などを食べて過ごしているそうだ、使えるぞ、これ、そうお風呂に!」

「お風呂ですかっ、」

「そうさすがに川で体を洗うのは少し流れが早くて危ないとさっき見て思った、しかしこれなら、垢を取ってくれるのである程度水で体を流すだけですむ」

「でもなんかこれ、嫌です、」

「そうか?ちょっと今使って見てくれ」

「いっ、いまですか、分かりました。」

スライムを恵に渡す


「あっでも、いいですね」

「そうだろ」

「ひゃっ、」

急にスライムが恵の胸にくっ付いた

「ひっ、///ちょ、、やめ、、だめ..」

急いでスライムを恵から剥がした、

「陸さん、、狙いましたよねぇ、これ絶対狙ってましたよねっ、」

うん、こうなることは予想していないと言えば嘘になる、

「しかし川で洗うのは少し危ない、それに私以外いないから少し我慢して欲しい、それに悶えている恵も可愛かった、」

「っ、///分かりましたぁ、飼いましょう」

私は天へ拳を挙げそうになるのを必死に抑えた、

「では、掃除を始めよう」

「そうですね」

そんな感じで家の中の掃除を開始し、終わる頃には日がくれていた

「あぁ、久しぶりにここまで疲れたな、」

「そうですね、私も疲れました」

「じゃあさっきのベットで寝るか、」

そう、掃除している間にベットを見つけた、古びていたが全然使うことのできる物だった、大きさもだいたいダブルベット位の大きさなので恵と共に寝れる大きさだから今夜からはこれで寝れる、、、



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