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死後の世界は、ブラック企業でした  作者: 未光


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6/6

ルームメイト

皆、自分の仕事を終えくつろいでいる

ここは職場でもあり、家でもある

つまり皆とはルームメイトなのだ

各々自分の部屋はもちろんあるし、

基本的に何不自由なく暮らしている

何か変えて欲しいものがあれば神に言って直してもらうことも出来る

欲しいものも出来る限りは取りよしてくれる

共有のリビングにはみんながくつろいで座れるソファ。

皆が一緒に食事を取れるダイニングテーブル。

広々としたキッチン。

エアコンはもちろんテレビもある。

この人数にあったよくあるリビングと言ったところだろう

テレビと言っても流れるのはここには関係のない天気の話だったりと現世のテレビと同じものが流れる

しかし違う所もあって異世界に言ったやつの行方など仕事に関わる物が見れたりする。

ここでちゃんとしてるのが異世界転生する時に書く契約書にテレビに乗ります。

監視出来る状態である事を承知した上でと書かれている。

しかしながら契約書は長いため真剣に読まれてる方を見たことがない。短くても読む者は少なそうだが。

だって皆さん買ったものの説明書とかあんま読まないだろ。

読む人が居たら大変申し訳ないが。まぁそうゆう事なんでちゃんとその人たちには許可をとってるわけなんで問題は特にない。だが俺らは別にそいつらに興味等ない。暇つぶしで見る時はあるが…

羨ましさの方が勝つってことなんでテレビはあまりつけない。

だったら皆何をするかって言うと本を読んだり、

キッチンで何か作ったり、遊んだりしている。

自分の部屋で引きこもってたりして何をしているか分からない者もいる。

皆各自でくつろいでいるとムードメーカの伏見がトランプを見せながら皆に向かって言った


「みんなでトランプしようぜ」

「いいね、何する?」


最初に参加の意を示したのは滝本だ。

この二人は仲が良く悪ふざけをを考えてたりする。

暇を持て合わせていた俺も参加の意を示した。続いて真田が口を開く。


「賭け事でもするのか?」


そう真田はコーヒーも好きだが賭け事も好きなのだ。すかさずキッチンで皆の夜ご飯を作っていた黒沢が言う。


「なに?賭け事しようとしてるの?何でも間でも賭け事にしようとするんじゃないよ。賭け事するんなら今日の晩御飯は無いと思いな」


伏見が慌てて誤解を解く


「違うよ、真田が勝手に言っただけだよ。ただ単に遊ぶだけなの。だから晩御飯無はやめてくれ」

「冗談じゃん。晩御飯なかったら明日の仕事に手が入らんからさ。な、母さん」


真田は冗談ぽく言う。それに黒沢は”誰が母さんだ”と反論した。

それはまさしく母が息子を叱る姿だった。

真田は逃げるようにしてソファで難しそうな本を読んでいる榊原にちょっかいをかけていく。


「榊原も一緒にトランプしようぜ」

「え、自分!!別にいいけど」


榊原は二言で了解した。隣でソワソワと朝倉がこちらを見つめている。それに気づいた。真田が口を開く。


「朝倉も一緒にやるか?」

「あぁやる。やろ」


その姿は大型犬のようだった。嬉しそうに尻尾を振るってるのが見えた。

キッチンの様子を見ていた滝本。


「晩御飯の準備結構かかる?」

「ん?もう少しで終わるよ」

「そんなにお腹空いてるの?でももう少しだからお菓子も我慢してね」


黒沢と北条が答えた。北条は黒沢のお手伝いをしている。二人はもうこの家の料理担当になっている。一応コンビニ弁当があったりするがやっぱり手料理が一番。なので二人で作った料理を皆で一緒に食べるのが此処の日課になっている。


「じゃあ食べ終わったらトランプしよ。ね、二人も」


2人は目を合わせてから一緒に


「「いいよ」」


と笑顔で了承してくれた。

それを聞いた滝本は皆に食べ終わったらトランプをすること。黒沢、北条も参加することを伝えに行った。そうしている間に晩御飯の準備ができた。


「皆晩御飯の時間だよ。ほら、食べる準備手伝って」

「此処に居ないのは塩谷と稲葉の二人かな?誰か呼びに行ってくれる?」

「じゃあ俺呼びに行ってくるよ。和希一緒に行こうぜ」


伏見の呼びかけに滝本は頷き”自分も行ってくる”と言って二人で呼びに行った。


「いってらっしゃい。とりあえず誰か机拭いといて」


料理番長黒沢が皆を仕切って準備を始める。

朝倉が机を拭き始めた。

黒沢は味噌汁をみんな分注いでいる。

北条はみんな分の白米を注いでいる。

残った柏木、真田、榊原は注がれたものから机へ運んだ。

準備が終わろうとしている時みんなの部屋がある方から伏見が笑いながらやってきた。

少し経ってから滝本、塩谷、稲葉が一緒にやってきた。

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