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死後の世界は、ブラック企業でした  作者: 未光


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飲み物オーダー如何ですか?4

皆の場所に戻った。

飲み物を抱えて滝本がドアを開けながら言った。

真田は開いたドアに寄りかかりながら言った

俺は後ろから続きながら言った


「ただいま戻りました」

「帰ったぞ~」

「戻ったよ」


北条が滝本に近づき滝本が持っている紅茶を指さしながら訪ねた。


「紅茶貰って行っていい?」


滝本は抱えていた飲み物から器用に紅茶を手に取り北条に渡した


「どうぞ、例の物です」


北条はポカンとしてから


「ありがとう」


と言いながら紅茶を受け取った

それを見ていた真田が


「滝本盛大にすべったなこれは」

「うるせぇ」


真田に暴言言いながら朝倉、榊原の元に行った。


「お届け物です」

「ありがと」


榊原は感謝を言って受け取った

朝倉は少し置いてから言った


「ハンコは必要かい?」


滝本はぱっと目を開けて元気に答える


「ハンコは大丈夫です。いつもご利用ありがとうございます」


朝倉は軽く会釈をして受け取った


「自分もそうゆう感じにすればよかったのか」


榊原がボソッと独り言のように言った

そこで今度は俺が割って入る


「朝倉に気を使わせてるじゃんか。榊原も困惑しとるじゃないか」

真田が続けていう

「朝倉は空気を結構読むタイプなんだからさ」

2人で滝本をからかう

そこで塩谷が口を開く

「俺の注文した品が届かないんだが?」



俺ら三人は一気に口を閉じ見つめあって

滝本のアイデアはこのようなものだった

「塩谷さんに暖かいのと冷たいのどっちかそれとな~く聞いてそれを渡す

で、もう片方は真田さんが飲む

真田さんはもう飲み終わっちゃいましたし

バレない」

(今こそこの作戦を)

滝本は恐る恐る塩谷の方に行き片方ずつにコーヒーを持って見せながら訪ねた



「お客様が頼んだのはこの暖かいコーヒーですか?

それともこちらの冷たいコーヒーですか?」


塩谷は想定外の出来事だったのか少し驚いたがすぐに答えた


「俺が頼んだのはだたのコーヒーだけだからな」

少し考え

「…では暖かい方で頼む」

滝本は慌ててから言う

「正直者のお客様にはこの温度違いのコーヒーをあげましょう」

「いやいらないが」

塩谷は即答した

それを見ていた真田は口を開く

「じゃあ冷たいのは俺が貰っちゃいますね」

滝本の手から冷たいコーヒーを取る

「てか暖かい方選ぶんだな、いつも冷たいし冷たいのかと」

「はぁ?暖かいだろ」

塩谷がコーヒーを飲もうと缶を開ける

会話をBGMとして仕事をしていた黒沢がもしかしてと言わんばかりに来ては塩谷のコーヒーに近づく


塩谷は不満げに言う

「なんだよ」

黒沢はハッと驚いたような顔をし、やっぱりと小声で言った

それが聞こえた塩谷は

「何がやっぱりなんだ」

「塩谷さんそれ飲まずにちょっと待っててください」

黒沢はそう言うと塩谷の返事を待たずにどこに走っていった

塩谷は不満げに不服を言っているが律儀に飲まずに待っている

少し経って黒沢が戻ってきた

その手にはコーヒーがあった

黒沢は塩谷の元に行きコーヒーを突き出した


「塩谷さんこっちのコーヒーどうぞ」


走ってきたのかはぁはぁと息を荒らしながら言った

真田が意味が分からないと言いたげに言った


「俺らが持ってきたのがあるじゃないかよ、なんでわざわざ新しいの持ってきて」


俺も意味が分からないので俺らがあげたコーヒーを指さしながら黒沢に尋ねた


「これだとなんかダメなんか」


黒沢はええと困惑しながら言うべきかどうか迷っていた

塩谷の顔を見る

塩谷は視線に気づき黒沢が持ってきたコーヒーを見つめる

そして何かに気づいたにか

先ほど貰ったコーヒーを見た

そして納得したように、呆れたように口を開いた


「別に隠してるわけじゃないし、逆に言わなあかんやろ」


俺らが困惑する中塩谷は俺らがあげたコーヒーと黒沢があげたコーヒーを机に並べて置いて続けた


「この二つの違いはなんだ」

「なんだ間違い探しか」

「片方蓋が空いてることしか」

「それはさっき塩谷が開けたからな」

俺ら三人が話していると榊原が口を開く

「…これ自分が答えてもいいやつ」

「あぁこの三人には分からなそうだし答え言ってくれ」

塩谷の返事で榊原が答える

「甘さだよ」


「「「甘さ?」」」


俺ら三人は綺麗ハモリを響かせながら言った

榊原が続ける

「そう、君たちが塩谷さんに渡したのはブラックコーヒーだよね」

コーヒーを持って講義の先生みたいに説明する

「で、黒沢さんが持ってきたのはミルクコーヒーなんだよ

てことはどうゆう事か分かるかな?」

俺が手をあげた

しかしいつの間にか仕事を終わらせた伏見が先に”はいはい”と元気よく手を挙げた

なので榊原は伏見を差した

伏見は元気よく答える

「はい、塩谷は甘いコーヒーを好むってことですか」

「伏見君正解」

「塩谷さん苦いの無理なんですか?以外」

「無理なんじゃない。ただ疲れた時には糖分が必要だからミルクコーヒーを好むようになったんだ。そこ勘違いするなよ」

授業中に居眠りした生徒を叱るように言った

「はいはい」


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