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プレイヤーキルは現実より軽い4
思った以上にデカい。
正直、狐というよりは馬みたい。
首には、白いしめ縄。
そして体には所々、白のライン。
「ヴヴ……」
黒狐は唸りながら、首元に顔を近づけてくる。
黒狐は、マキナの矢が刺さった顔を優しく舐める。
「暖かい……。そういえば、まだ刺さったままだった」
マキナは、肉が引き裂かれる感覚を味わいながら、矢を引き抜く。
黒狐は流れる血を丁寧に舐めとる。
首元を軽く、掻いてあげると、黒狐は仰向けで横たわる。
まるで、狐というより犬だ。
そういえば、狐はイヌ科だった。
マキナは、ひざを折り黒狐の腹をわしゃわしゃ撫で回す。
「ありがとねー」
マキナは、黒狐の腹に顔を埋める。
もふもふだけど、なんとも言えない匂い。
埋めた顔をあげ、立ち上がる。
「それじゃあ、乗りたいから、よろしく」
黒狐は、体を仰向けからうつ伏せに変える。
「乗りやすいようにわざわざありがとね」
マキナが、黒狐に股がるとムクリと、起き上がる。
「おぉ、高い高い! よし、動いていいよ」
途端に走り出した。
「速い!速い!速い!」
飼い犬の散歩で犬にリードを引っ張られる感じだった。
振り落とされはしないけど、振動が激しい。
焼肉食べてたわ
続きは1月19日の8時に出す




