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プレイヤーキルは現実より軽い3
「あ、そうだ。自害したら、街に行けるんじゃ……」
復帰地点が───────いや、ダメだ。
その復帰地点どころか、ゲーム初めて最初にいた場所が、草原だったし、最低でも、また30分歩かないといけない。
「スキルとか、移動アイテムとかないのー?」
ステータス画面を表示。
マキナ Lv.X 種族名:妖狐
今知った事実。
レベルが数値化されてない。
X?未数値ってことか?
だとすれば、強欲な怪異の経験値アップの能力要らなくないかな?
マキナはとりあえず、無視し、スクロールした。
「あ」
一言、零した。
その理由は、スキル欄に新しいスキルが表示されていたからだった。
スキル詳細のボタンを押すと、新たにウィンドが表示された。
<式神・黒狐>
一度発動すれば、一定のダメージを受けるか30分間の活動限界を迎えるまで使用可能。
騎乗可能。
愛玩可。
触るも愛でるもあなた次第。
「……騎乗可能!」
マキナは小さくガッツポーズする。
そして、手を前に掲げ唱える。
「スキル───────<式神・黒狐>」
すると、巨大な魔法陣が出現し、巨大な黒い狐が飛び出す。
「でっか」
最低でも、2メートルはある。




