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デュエル3
「ま、スキルも武器も使えないけどね」
「じゃあ、なんでこの氷消えないのー!」
一度発動したスキルは、効果が終わるまでは継続。
あくまでタイラント使用後が使えないだけの話だろう。
「さて」
肩を回しながら、ユアの前に立つ。
マキナの圧力に顔が引つるユア。
「痛くしないで」
マキナは氷目掛けて打ち込む。
爆ぜる。
氷の粒が弾丸のようにユアに襲いかかる。
ユアの体を氷の粒が貫通し、体に複数の穴ができる。
「いや、マジ無理」
「そう?まだいけるよね」
「あばばばば……」
ユアは怯えたような素振りをしているが、どうでもいい。
拳を再び振りかざす。
「スキル───────影分身」
ユアがそう唱えると、ユアの影からもう一人のユアが飛び出し、ハルヴァードを振り下ろす。
マキナは瞬時に反応し、バックステップで回避する。
「そんなのもあるのか」
ユアは立ち上がり、再び構える。
「ウチこれでも、ギルドリーダーだから」
「なるほど」
ギルドリーダーは伊達では無いということか。
マキナは脱力し、腰を落とす。
ユアも、力む。
そして、互いに距離を詰め、ぶつかり合う。
槍とハルヴァードの連携で上手く、間合いに入りきれない。
虚無!




