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プロローグ2
ありえない。
このゲーム、下調べはしていた。
その中で種族セレクトなんてものは一切ない。
現にさっきのプロフィールの記入以外何もなかった。
職業に関しては、ゲームを進めていく中で選べるようになっている。
だが、これは無い。
こんな、こんなことはあり得ない。
そもそも、人間じゃない。
人の形はしてるけど、人間じゃない!
マキナは、すぐにステータスを確認した。
だが、マキナという名前の隣に職業、種族名の枠があるのだが、種族名には「妖狐」と記されていた。
「ゲーム、間違えたかな」
マキナは呆れながら、スキルを確認する。
通常なら、ファイアボールとか、サンダーショットとかが、初期スキルとしてあるはずだが、そこにはそれらのスキルは何もなかった。
あったのは、《氷華》と《強欲の怪異》だった。
それらのスキルの詳細ボタンを押す。
《氷華》
氷の蓮を自身の半径1メートルに生成させ、1分間維持される。
その氷に触れると、固定ダメージ500が3秒ごとに入る。
《強欲の怪異》
プレイヤーを倒すことで得られる経験値が1.5倍。
そして、プレイヤーのアイテムストレージから一つ選んで獲得できる。




